父親に言われてうれしかった言葉、傷ついた言葉パパは平均「73点」 女子高生アンケート 【山根由起子】学校帰りの電車で父親を見かけた。声をかけるのが照れくさくて、別の車両に移った。記者(43)が思春期の女子高生だったころ、そんなことが何度かあった。育児に一生懸命な「イクメン」が増えたといっても、父と娘の関係はやっぱり難しい。「パパが理想」という娘さんの父親は一体どんな人? どんなコミュニケーションをしているのだろう? ■ピンチでそっと手紙 「一生懸命走っている姿が好きです」「失敗があっても克服したひとが最後はきっと幸せになる」「最後の最後まであきらめないこと!」 出版社に勤める都内在住の女性(25)と、会社員の父(52)を結ぶ絆は「陸上」と「手紙」だ。小学生のころから父と一緒にランニング。親子マラソンで優勝したことも。2人の妹たちも親子マラソンに出場した。 陸上の大会前、大学受験――