12月20日に発売予定の秋田書店のホラー漫画『殺戮モルフ』第2巻の一部シーンが自主規制で黒塗りになった。原作者の外薗昌也(ほかぞの・まさや)さんがTwitter上で問題提起し、大きな話題を呼んだ。
![黒塗りにされた漫画『殺戮モルフ』の原作者を直撃。“真の姿”をネット公開へ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d7eab3047f8f0019c9a95eda20c4abf3ed86b249/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.huffingtonpost.com%2Fasset%2F5c631928260000d401fd1ecc.jpeg%3Fops%3D1200_630)
この物語は非常に美しい。 嫌味や皮肉でそう言っているのではなく、無残絵の残酷美にも通底する美しさが全編に渡り緻密に練り込まれていると、そう感じた。 ジャック・ケッチャムやフランク・ヘネンロッターのような、偏差値貧乏な残酷さを「不謹慎」と断じるならば、本作『ブラッドハーレーの馬車』はその「不謹慎」の一歩先を行っている。過剰では決してないが、計算され尽くした暗黒がそこにぽっかりと口を開けている。 本作は第一話から最終話まで、徹底して救いのない残酷劇として一貫させている。肉体的に、精神的に、或いは常識を、壊せるものはどんどん壊そうという勢いで、文字通りに肉体が破壊されたり精神が破壊されたりと、グラン・ギニョールさながらに描写される。 そして、それら残酷劇の主人公たるは孤児院で育った少女たちなのだ。壊され、犯され、滅されてゆくのは年端もいかぬ少女たち。ここに作者の強大な恣意性を感じる。恣意
●共依存シンドローム● あなたが好き。 あなたのためにならなんでもできるよ。 あなたが望むことが私の生き甲斐だよ。 だから電話をかけてきて。 私にだけ、ゆだねて。 私が、守るから。 俺を守って。 一人じゃ生きていけない。 あいつがいてくれないと俺は生きていけない。 離れないで、見捨てないで。 電話をかけたらすぐにきて。 俺のことを守って。 ●すごいヤンデレ入りました。● 「ヤンデレ」という言葉がオタ業界で浸透して結構たちました。 ヤンデレの代名詞とも言える「SCHOOL DAYS」の最終回は、今でも強烈な印象とトラウマチックななにかを多くの人に、現在進行形で残し続けています。 ある意味昼ドラチックな楽しみ方を、ある意味耽溺する楽しみ方を、そして拒絶する人には心の底から拒絶したくなるようなオーラを持ったヤンデレ。 記号化して軽い萌え要素になった部分もありますが、いかんせん「恋に狂っていく心理
今もっともマイブームな漫画家の一人が吉富昭仁先生です。 「EAT-MAN」や「RAY」の作者と言うとご存知の方はかなり多いでしょうね。 その中でも個人的に最も心ひかれていたのが「BLUE DROP」という作品集。 過去の恐怖が具現化したものを、少女を使って浄化するというSF作品。百合要素も満載ですが、とにかく特殊な少女哲学に彩られている内容の濃さと、空間の魔術師吉富先生の腕がうなる狂った背景が、自分の心をわしづかみにしました。 参考・「BLUE DROP」に見る、特別化されゆく「少女」の姿 ●…は!?● はて、その「BLUE DROP」の続きが出るってんだから大喜びでチャンピオンREDを開きましたとも。ええ。それが「BLUE DROP〜天使の僕ら〜」。…ん?なんだろうこの丸めの題名は。ハードなSFじゃなかったけ。生と死を見つめ、人間のイメージの回帰などを深く描いた作品じゃなかったっけ。百合
はてなでの質問「トラウマンガを教えてください」[参照]をした1週間前までは、「はてな村」の連中はヌルいと思ってたわたしが間違っていた。甘ちゃんなのはこのわたしだッ!この場を借りてお詫び&感謝&喝采を挙げる。…というのも、わたし自身が封印していたトラウマンガの記憶を呼び起こしてしまったから。キツい悔恨とともに記憶の海溝へ沈めた凶作品を思い出してしまい、質問するんじゃなかった…と、いま、二重に後悔している。 そんな、心を陵辱されるマンガがある。こんなの喜んで読んでいる奴の気が知れぬと思う一方で、そのパワーはとてつもない。わたしをつかまえて離さない強い魅力(というか念)が込められている。 くり返すが、ふつーの人は目を背けるマンガがある。オトナが読んでもトラウマになる可能性が充分にある。そういう作品は分かるように明記しておくので、興味本位で手を出さないように警告する。また、★は劇薬度を表し、5段階
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