Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Entertainment, and more. Stories that matter to you.
【書評】『宮本常一と 土佐源氏の真実』井出幸男・著/梟社/2500円+税 【評者】大塚英志(まんが原作者) 宮本常一の『忘れられた日本人』、中でも老博労の性の懺悔録である「土佐源氏」は、なにより、その語り口に圧倒される。宮本常一はこれをあくまでも「民俗誌」、記録として公表したが、他方で、創作説や事実との違いについても繰り返し指摘されてきた。柳田國男の『山の人生』や『遠野物語』もそうだが、「土佐源氏」も一読すれば「文学」だとわかる。「文体」としか言いようのないものがそこにあるのだ。 本書が興味深いのは、宮本自身が「秘密出版」の「性文学」として刊行したと著者が考える『土佐乞食のいろざんげ』を起点に、その性をめぐる「煩悶」の「文学」として「土佐源氏」を捉え直していることだ。 民俗学者の語りの中に意図的に、あるいは不用意に紛れ込んだ「文学」を資料の改変や捏造として批判する後の世代の研究者は少なくな
性的マイノリティー(少数者)への理解が国内でも進みつつある中、テレビのバラエティー番組での取り上げ方が当事者らを生きづらくさせているとの指摘が出ている。昨年、文筆家の能町みね子さん(37)が日本テレビの番組内で「オネエタレント」として紹介され、抗議した出来事があった。性的マイノリティーとテレビメディアの在り方について考えた。【藤沢美由紀】 能町さんは2015年8月、自身が出演していないバラエティー番組で「オネエタレント」の一人として紹介され、「オネエではない」とツイッター上で抗議した。日本テレビの担当者から「話をしたい」との連絡が一度来たものの、謝罪はないという。毎日新聞の取材に同局は「本人がツイッター上で不快の念を示されていることについて真摯(しんし)に受け止めている」とした。 能町さんは07年、性別適合手術を受け、男性から女性に戸籍を変更した。そうした体験をつづった著作もあるが、現在は
一体、サラリーマンとはなんなのか。元会社員である著名人たちが会社員時代を語る。"名刺を捨てた男たち" は当時何を考えながら働いていたのか。仕事へのモチベーション、プライベートとの比重、そして夢への挑戦……。 ひとつだけ言えるのは、全身全霊その職務に取り組み、中途半端な仕事はしなかった。そして、その経験が活きているからこそ、彼らの「今」がある。その核心にせまるべく、「For M」編集部は“名刺を捨てた男たち”に単独インタビューを敢行した。 ● ● ● M-1グランプリで「敗者復活戦」からの優勝という偉業を成し遂げ、一夜にしてお笑いのメインストリームにのし上がった「サンドウィッチマン」。ツッコミ・伊達みきおをお笑いの世界に導いたある人の「死」とは。 高校卒業後、介護に従事しやりがいのある仕事を手にして、将来安泰な職場を見つけたにもかかわらず、なぜ茨の道を進んだのか。人生の分岐点で“逆の選択”を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く