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ブックマーク / mamiamamiya.hateblo.jp (10)

  • ティム・ガンのファッションチェック第二回 - 雨宮まみの「弟よ!」

    今日のティム・ガンのファッションチェック(NHK教育の『スタイルアップ』という番組です)は、ミュージシャンのエライザ。彼女は34歳で夫もいるけれど、まるでティーンエイジャーの頃のような安っぽいロックスタイルから抜け出せず、年齢にも場にも合わない服しか持っていない。いつもならこのファッションチェックでは最初にクローゼットをチェックして、とても気に入ってる服を一度没収するのに、今回は持っている服が全部ひどすぎるということですべて没収。彼女が気に入っている帽子も全部没収され、当にクローゼットはからっぽになってしまった。 エライザは言う。「自分が裸になったみたいです」。自分なりにファッションセンスには自信があった、それを全部否定され、いちから服選びをやり直さなきゃいけない、そのことがとても不安だったと。 まず、ノーブラ上等! の彼女にきちんとしたブラを探しに撮影隊はランジェリーショップに行く。ブ

    ティム・ガンのファッションチェック第二回 - 雨宮まみの「弟よ!」
    Imamu
    Imamu 2010/10/06
    『ティムの服選びは「無難」を目指さない。「誰にでも好かれる」を目指さない』//もはやコーチングなんだな
  • ■ - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★ドラマ『モテキ』の先週のいつかちゃんとのキスシーンがエロすぎて人生が手につかなくなってましたが、ほんと毎週このドラマおそろしい濃度だなぁ。なんとなく流して撮ってるようなシーンが全然ないので集中せざるを得ないし、ほんっと細かいとこまで映像と音楽と細かいセリフとかもろもろの要素をガッチリ組み合わせてきてて驚く。特にすばらしいのは女が全員(まだ林田は登場してないけど)エロいことと、全員の服装や髪型がきっちり作り込んであること。女のキャラって、どういう人物なのかということが服や髪型と密接にかかわっていて、服や髪がその女がどういう世界に属しているかを語る要素になっているので、そこに手を抜いてる作品ってドラマだろうが映画だろうがマンガだろうが、信用できないよ(『モテキ』のキャラごとの服の描きわけは原作でも完璧だと思う……)。特に『モテキ』は、土井亜紀みたいに「一見リア充的なモテモテ世界にいるっぽいフ

    ■ - 雨宮まみの「弟よ!」
    Imamu
    Imamu 2010/08/03
    モテキ「女のキャラ~どういう人物なのかということが服や髪型と密接にかかわって~服や髪がその女がどういう世界に属しているかを語る要素に」「卑屈さを人に押し付けちゃいかんよね」「松本潤の唇も、ゆがんでる」
  • 暗黒舞踏の思い出 - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★たまにブックマーク見るのですが(コメントして下さっている皆さん、ありがとうございます)いつもキュートなコメントを寄せてくださっているyoneyaccoさんが「漢」というタグをつけてくださっていてびみょうな気持ちに……(うそです嬉しいです)。「漢」! かっこいー。 ★だいぶ前に、『エクス・ポ』の編集を担当されていた奔屋の小西さんが、舞踏家・大野一雄の写真がジャケットに使われているCDを買った、と書かれていて、大野一雄というひとのことを思い出した。 私は1976年生まれで、大学進学を機に18歳で上京した。寺山修司に憧れ、澁澤龍彦に憧れての上京。世間はルーズソックス全盛、ギャルの先駆けの世代だったのに、私はひと時代遅れてきた家出少女だった。 上京後間もなく、『ぴあ』で大野一雄の公演があるのを知り、当日券に並んだ。その後、多分一年生のときの夏休みだと思うが、同じく『ぴあ』の欄外のお知らせコーナー

    暗黒舞踏の思い出 - 雨宮まみの「弟よ!」
  • 『だれでも一度は、処女だった。』千木良悠子・辛酸なめ子 - 雨宮まみの「弟よ!」

    『よりみちパン!セ』(よく間違えて『よりぬきパン!セ』と言ってる人を見かけます)の新刊です。パン!セのシリーズはよく買うのですが、たまーにピンポイントで献いただきます。このは「読みたい。でも……」とためらっているところに届きました。 このは、まず著者の千木良さんが自分の母親に処女喪失についてインタビューするところから始まります。そして処女を失った人へのインタビュー、処女の人へのインタビュー、男性へのインタビューへと進んでいく。お母さんへの二度目のインタビューもあり、おばあちゃんへのインタビューもあって、千木良さん自身の処女喪失も語られていて、このへんのことはすごく面白い。 構成もいいし、千木良さんの文章はやさしく、偏見がなくて、デリケートな問題を扱うがゆえの思いやりや苦悩も垣間見えたりしてとてもいいと思うのですが、そういう問題じゃなくて、この、私にはとってもしんどくて、なかなか読み

    『だれでも一度は、処女だった。』千木良悠子・辛酸なめ子 - 雨宮まみの「弟よ!」
    Imamu
    Imamu 2009/03/08
  • 今田耕司に学ぶ優しさのレビュー術 - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★いや〜『an-an』の深田恭子、いい意味でヤバかったね〜! コンビニでエロよりもモワーンとしたオーラを発してました。深田恭子最高! ムチムチ具合も最高! 絶妙な肉感が最高! ★今さらながら年明けの『吉7時間生だよ! 笑いっぱなし伝説』の録画しといたやつを見ました。この番組、私3年ぐらい連続で観てるんですが(去年とおととしはリアルタイムでひとりぼっちの自宅で観てました……)、やっぱり吉の中で一番好きなのは今田耕司かもしれない、という気持ちを新たにしました。 M-1の司会でも「上戸彩がスゴイ!」とホメられることはあっても、今ちゃんの司会ぶりにはさほど注目が集まってないようですが、今ちゃんの司会ぶりには学ぶところが非常に多いです。M-1でもそうなんですけど、この7時間の生番組、すべってもそのまんま放送されちゃうシビアな状況の中で、すべった芸人を今ちゃんが優しくフォローすることによってその

    今田耕司に学ぶ優しさのレビュー術 - 雨宮まみの「弟よ!」
    Imamu
    Imamu 2009/01/21
    『「自分にとって寒い」ことよりも、「この場を温かくする」ということを優先させている』
  • 私は初音ミクになりたい - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★昨日NHKの『トップランナー』観ました。ゲストはperfumeで、惜しげもなく何曲か披露してくれたんですけど、会場にいたみなさん、特に女性のファンのみなさんはperfumeを好きになって気が狂いそうになりませんか? 自分より若くて(もしくは、同じくらいの年か年上でも)、かわいくて、顔がエロくて(のっち)、ものすごい踊りができて、あんな声で、そういう才能ときらめきを目の前で見せられて、気が狂いそうになりませんか。私はなる。あなただって(あなたなりに)いいよ、という言葉にまったく意味がないほど、彼女たちのほうがずっとずっとよくて、その彼女たちには自分は一生どんな形でももうなれないのだと、たとえ年齢を巻き戻せたとしても、自分があの年齢のときはとてもみにくくて、今までもそしてこれからも彼女たちのような光の中に立つことはないだろうことを思うと気が狂いそうになる。ああ、これはAVを観始めたときの理由

    私は初音ミクになりたい - 雨宮まみの「弟よ!」
    Imamu
    Imamu 2008/04/15
    (Perfume)(初音ミク)『perfumeに実体がなければよかったのに』アイドルおっかけの女の子で似たようなことを深夜のカラオケルームで語られたことがある。「not獲得」→「同一化志向」とも思ったが違うみたい。
  • 美人という職業 - 雨宮まみの「弟よ!」

    なにかと気になってしまい、やっているとついつい観てしまう番組に『ビューティーコロシアム』があります。最初はもちろんヒドすぎる(誉めてます)キャッチコピーのセンスや、変身のカタルシスに素直に酔いしれていたのですが、だんだんなんかいろんなことが謎に思えてきて、目が離せなくなってしまいました。 ところで、とつぜんですが、あなたはなぜ、女が整形をすると思いますか? 「キレイになりたいから」。そりゃそうです。じゃあ、「キレイになりたい」って、なんでそうなりたいんでしょう? 「ナルシシズムを満たすため」? 「モテたいから」? 『ビューティーコロシアム』の巧みなところは、この「キレイになりたい」という欲望を「ナルシシズムを満たすため」ではなく、「劣等感からの解放」という形に言い換えたことだと思います。「苦しんでいる人が救われた」という形にすれば、整形への抵抗感はぐっと減る。 では「モテたいから」の方はど

    美人という職業 - 雨宮まみの「弟よ!」
    Imamu
    Imamu 2008/03/28
    (ビューティーコロシアム)(おネエ★MANS)ナルシシズム→劣等感/『美人という勝ち組』/キレイ→タフへ/「ビューティーコロシアム」はつい見ちゃうときがあるなぁ。おネエ★MANSは切迫してないから楽しめるというのに同意
  • エヴァ観てきました - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★季節の変化についていけず、頭がくらくらして長い文章が書けないのでまた近況箇条書きを。 ・「Numero」の最新号の米原康正の連載に「街からゴスロリ少女が姿を消していったのはなぜか?」という考察が書かれていてむちゃくちゃ面白い。ファッション誌だから注目している人は少ないかもしれないけど、この連載最高に面白いです。特に「ゴスロリ少女が『小悪魔ageha』に移動していった」という話、男がヴィジュアル系→ホストに移行していったのに対応して、女もゴスロリ→キャバ嬢ファッションに移行していったという考察は目が覚める思いでした。 ・その『小悪魔ageha』の表紙キャッチが「生まれつきエビちゃんじゃなくたって 私たちは努力とともに生きていくんだ」みたいなやつ(うろ覚え)で引いた。私はわりとファッションで自分を変えるとか、モトのありものの素材をうまいことファッション料理してかわいく見せるみたいなの好きな

    エヴァ観てきました - 雨宮まみの「弟よ!」
    Imamu
    Imamu 2007/09/04
    ヴィジュアル系→ホスト/ゴスロリ→キャバ嬢ファッション(『小悪魔ageha』)/
  • 「NANA」 - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★「NANA」をついに読破しました。いやー、めっきりへこんだね! あんなに絶望的な現実を突きつけてくるマンガだとは……。もう年内は立ち直れないほど姉ちゃん打ちひしがれました。ちょっとこれから先はネタバレを含むので、未読の方、先を知りたくない方は読むのを控えて、パッと目を閉じてコマンドQ(マックユーザーの方のみ)してください。 ・ ・ ・ はい、いいですか? ちょっともう、すごいね、これは。こんなマンガだとは全然思ってなかったよ。ってか仲間内(基的に二つのバンド、プラス素人数名)だけでグルグル恋愛とかセックスとかが巡り巡ってドロドロしてんのって、AV業界内だけのことじゃなかったんだね……。みんなが集まるとこに行ったら元カレとか元カノとか浮気相手とかはけ口とか出来心とか、ホントは純愛なんだけど関係はセフレとかそういうのがザクザクいて心が痛んでトイレに駆け込んで泣いたりとか(誰の話だ)、そうい

    「NANA」 - 雨宮まみの「弟よ!」
    Imamu
    Imamu 2006/12/23
    「傷ついた時のために安全ネットのようなもう一人の異性の存在が必要」同じようなセリフよく聞くわ
  • 女の敵は - 雨宮まみの「弟よ!」

    なんか姉ちゃん微妙に心配とかしていただいてアレなんですが、イタ電ひとつ、呪いのメールひとつ、そしてついでに仕事の電話ひとつ来ない(……干されてる? っていうかもともと一夜干し程度には干されてるんですけどね、いい具合に香ばしい匂いがします)平和すぎる毎日を送っております。エロ業界にはびこるひとつの定説に「名前が売れると仕事がなくなる」という説があって、名前がそこそこ売れてくると『あいつはもう無記名原稿とか書かないだろ』『細かいエロ記事とかもうやんないだろ』とみなされて仕事が来なくなるっていう現象で、私はこっそりこの現象のことを『著書ショック』と呼んでいたのですが、まさかそれ? 共著のおまけの方なのに? 実際全然売れっ子になってないのがまた泣けます、弟よ……。故郷への手紙のインクが涙でにじみます。 さてさて『エロの敵』関連でこういう話題が。 http://d.hatena.ne.jp/amiy

    女の敵は - 雨宮まみの「弟よ!」
    Imamu
    Imamu 2006/10/22
    『「陵辱される側」に自分を重ねることはできませんでした』『「女だから」という言葉は、私には呪いのようなもの』
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