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ブックマーク / shinichiroinaba.hatenablog.com (6)

  • 「殺すことはない」 - shinichiroinaba's blog

    大昔に河出の『文藝』のアンケートに答えたことが触れられていた 「もっと明瞭な殺人否定論はないのですか?」 「たしか、いなば先生 @shinichiroinaba が大昔に少年向けに書いたものがあって、まず君には、殺されたくない大事な人たちがいる。ところで他の人たちも、同様の人たちを抱えている。だから人を殺してはいけない。記憶が朧げですが、かなり簡明です」 — 遠藤 with another view (@endoucom) 2023年2月15日 ので少し追記する。 「殺してはいけない」というルールは見ればわかる通りネガティヴな禁止の形をとっている。強い道徳的義務、いわゆる完全義務の多くはこのように「なになにしてはいけない」という形をとり、「なになにすべきだ(しなければならない)」というポジティヴな形をとらない。ポジティヴな義務は多くの場合「なになにしたほうがよい」という推奨の形をとる。そう

    「殺すことはない」 - shinichiroinaba's blog
    Imamu
    Imamu 2023/02/17
    「「殺してはいけない」というネガティヴな禁止よりも「生かす方がよい」というポジティヴな推奨がルールとしてより上位に置かれるべき」
  • お買いもの - shinichiroinaba's blog

    ゴーストの条件 クラウドを巡礼する想像力 (講談社BOX) 作者: 村上裕一,村崎久都出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/09/02メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 601回この商品を含むブログ (28件) を見る ああん……。著者の村上さんってこれの人だよね? その節は適切なご指摘ありがとうございました。 さて、このはなんだか拙著『モダンのクールダウン』とも共通する問題意識の上で仕事をされているようだが、第二部まではともかく、葉鍵系のギャルゲーとか『うみねこ』とかいった当方が現物を見ていない素材を扱った第三部になると急に難解になるような気がする……それは著者の責任なのか、それとも対象の問題なのか? ――このからうかがう限りでは、『うみねこ』は『ひぐらし』と比較すると、凝りすぎて独りよがりになった作品であるような印象を受けますが如何。あと余計なことで

    お買いもの - shinichiroinaba's blog
    Imamu
    Imamu 2011/10/04
    「虚構作品とかキャラクターの分析をするなら、20年前ならともかく現代であれば「フランス現代思想」系の道具立てを使うよりも分析哲学系のそれを用いた方が」「それこそ「アイドル」で十分では?」
  • 広江礼威『Black Lagoon(9)』(小学館) - shinichiroinaba's blog

    BLACK LAGOON 9 (サンデーGXコミックス) 作者: 広江礼威出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/10/19メディア: コミック購入: 17人 クリック: 905回この商品を含むブログ (195件) を見る 「ロベルタ逆襲編」、かなりの悪戦苦闘だったが、新章へと伏線を引きつつ、そこそこきれいに終わらせた。もうこれでこのマンガ最高の人気キャラを再登場させられなくなったわけだが、「折り返し点」としてはちょうどいいところだろう。 以下に8巻が出たときの、いまはなき『Invitation』に寄稿したまんが評を再録する。 - 国際マフィアが割拠する現代の「リバタリア」(伝説の海賊自治国)たる架空都市ロアナプラを根城に、海賊まがいの運び屋の一員となった日人元商社マンの主人公「ロック」の冒険を描いて、血と硝煙と美少女の好きなオタクの絶大な支持を得ている作も、いよいよ佳境である。

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    Imamu
    Imamu 2009/10/25
    『「誠実な悪」に抗して自らの偽善を押し通す、ひとつの方法論~自らの善意を「正義」にではなく個人的な「趣味」に基づけること』「力の裏付けなしには、弱き者を守るというロビンフッドの「趣味」は成り立たない」
  • 稲葉振一郎『理論社会学入門講義(仮)』6月刊行を目指して作業中につき - shinichiroinaba's blog

    さわりを公開します。 前回、19世紀末から20世紀初頭において成熟した「社会学」という学問は、一言でいえば「社会的に共有される形式と、その変容可能性についての学問」である、とまとめました。こういう発想による理論社会学のプロジェクトの頂点が、20世紀中葉のアメリカ合衆国の社会学者、タルコット・パーソンズです。社会を一定の価値観、規範を共有し、それを内面化した人々の集まりとして、そうした人々の行為のネットワーク――システムとして捉え、更にその変動メカニズムまでをモデル化した理論を作ろう――パーソンズはそのように考えて、壮大な理論モデルを試行錯誤して作り上げていきます。今日でもぼくたちはしばしば「社会システム」という言葉づかいに出会いますが、それはパーソンズによって広まったものである、と考えても構いません。 成熟期のパーソンズの理論は「構造機能主義」と形容されます。「機能主義」という言葉は今日で

    稲葉振一郎『理論社会学入門講義(仮)』6月刊行を目指して作業中につき - shinichiroinaba's blog
    Imamu
    Imamu 2009/02/06
  • 最近気になったものを抜書き - shinichiroinaba's blog

    不可能性の時代 (岩波新書) 作者: 大澤真幸出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/04/22メディア: 新書購入: 14人 クリック: 191回この商品を含むブログ (169件) を見る 『ゲーム的リアリズムの誕生』の中で、分析・解釈されているいくつものゲーム小説を通覧することから直観できることは、まずは次のことである。すなわち、オタクたちは、あるいはより広く(オタクたちを生み出した)現代社会は、終わることの困難に直面し、もがいているのではないかということ、これだ。ゲームや、ライトノベル、アニメの中で、「反復」という主題がやたらと反復されているのである。反復する時間の中に閉じ込められ、そこから抜け出すことができない、という主題が、作品横断的に、あまりにも頻繁に登場するのだ。ゲームにおいては、この反復を何とか切り抜け、真の終わりをもたらすことが、目標となる。(196頁) たぶん

    Imamu
    Imamu 2009/01/23
    「RPG:敗北=ゲームオーバーbutポルノADV:ゲームオーバー=バッドエンド→すべてのエンドの制覇」『この国の近代的な男性作者は女性の自己実現の物語を好んで描く一方で、男性たちには成熟を留保させる印象が』
  • アイマスって何?  - shinichiroinaba's blog

    って俺が通りますよ、っと。 いや http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20071109/p1 http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20060629/p3 の続きなんですが、初音ミク否定派(というと乱暴ですが「単なるDTMの新機軸に過ぎん」というお立場?)の鈴木謙介君に、ミク台風の前提として「アイドルマスター」というものがある、というお話は聞いていたのだが、ちょいと調べるとたしかにこのアイドルマスターはミク同様、というかそれ以上に大変なことになっている。来この「アイドルマスター」とは育成系ギャルゲーにして音ゲーであるわけだが、そもそも現在のブームはゲーム体ではなく、ニコニコ動画を主戦場、Youtubeを副戦場として展開されている、ファンがつくるMADビデオの方が主体となっている(ゲームに触ったこともない「見る

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    Imamu
    Imamu 2007/12/20
    (アイマス)(初音ミク)大塚英志/伊藤剛::「不気味の谷」//アイマスMADに内面や肉体を読み込むの?見てないから解らないけど。//固有名と図像。
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