プロ野球・北海道日本ハムファイターズの本拠地移転で「稼ぎ頭」を失った札幌ドーム(札幌市豊平区)。プロ野球以外の多様なイベント誘致で収入確保を目指しているが、実は意中の業界がある。一見すると両者は相思相愛のようだが、相手側からは不満の声も漏れる。聞けば、割に合わない高額な使用料が問題だという。 2001年開業の札幌ドームは札幌市が所有し、市の第三セクター「株式会社札幌ドーム」が経営している。長く日本ハムとサッカー・J1の北海道コンサドーレ札幌が本拠地とし、集客力のある優良コンテンツに恵まれて安定した経営を続けてきた。 関連記事・札幌ドームに急接近 意中の団体は? 写真特集・札幌ドームで、あの競技が熱戦 しかし、日本ハムが23年に本拠地を自前の球場「エスコンフィールド北海道」(北海道北広島市)に移転したことで、不振が目立つようになった。 22年度に124日だった年間イベント開催日数は、23年度
![「高すぎる」使用料は80倍 収入源確保の壁 札幌ドームに向くため息 | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7eb287e9e49473e335b716ccec302ced0bbec712/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2024%2F07%2F19%2F20240719mpj00m020118000p%2F0c10.jpg%3F1)