4月の統一地方選は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)側と地方議員、とりわけ自民党議員の蜜月関係にスポットが当たる形で実施された。「接点」があるのは大半が自民党議員だったからだ。だが4月9日に投開票された41道府県議選では、自民党議員を含め接点を認めた立候補者の9割超が当選した。国民の強い批判があっただけに、やや意外な結果だった。旧統一教会問題は、選挙に本当に影響しなかったのだろうか。得票や当選者に関するデータなどを検証すると、批判票に苦しめられていたものの、落選せずになんとか持ちこたえていた実態が分かった。(共同通信統一地方選取材班) ※この記事は、記者が音声でも解説しています。共同通信Podcast「きくリポ」をお聞きください。https://omny.fm/shows/news-2/25 ▽旧統一教会問題を選挙で「考慮する」は81%もいたが… まず、共同通信が昨年12月に報じた、47
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