古田、矢野、阿部……バットで魅せたセ・リーグの捕手 今年3月に開催される「2017 WORLD BASEBALL CLASSIC」(WBC)。2大会ぶりに王者奪還を狙う侍ジャパンだが、多くの野球関係者が指摘するのが「正捕手不在」問題だ。日本球界では“捕手不足”が叫ばれて久しい。 過去3回のWBCでは、里崎智也(当時ロッテ)、城島健司(当時米マリナーズ)、阿部慎之助(巨人)という絶対的な正捕手が扇の要を務めた。リードやキャッチング、スローイングといった捕手としての能力は当然ながら、やはり欲しいのは打力だ。いわゆる“打てる捕手”がいるかどうかでチームの総合力は大きく変わってくる。彼ら3人はいずれも“打てる捕手”の代名詞であった。 昨年11月に行われたメキシコ代表、オランダ代表との強化試合では、嶋基宏(楽天)、大野奨太(日本ハム)、小林誠司(巨人)の3人が出場を果たしたが、過去の3人と比較すると
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