ウズベキスタンのシャフカト・ミルジヨエフ大統領。独ベルリンにて(2019年1月21日撮影、資料写真)。(c)Tobias SCHWARZ / AFP 【7月4日 AFP】中央アジアのウズベキスタン西部カラカルパクスタン(Karakalpakstan)自治共和国で、憲法改正に反対する抗議デモが発生した。シャフカト・ミルジヨエフ(Shavkat Mirziyoyev)大統領は3日、市民と治安当局者の双方に複数人の死者が出たと明らかにした。 ミルジヨエフ氏はカラカルパクスタンで行った演説で「不幸にも市民と治安当局者が死亡した」と述べた。ただ具体的な人数には触れなかった。演説はテレグラム(Telegram)で中継された。 カラカルパクスタンでは1日、自治権を縮小する条項が盛り込まれた憲法改正案に反対する大規模な抗議デモが発生。政府は2日、カラカルパクスタンを対象に1か月間の緊急事態宣言を出した。