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ブックマーク / www.geekpage.jp (23)

  • IPv6がIPv4よりも速い理由:Geekなぺーじ

    北米、及びカリブと北大西洋地域のRIR(Reigional Internet Registry)であるARIN(American Registry for Internet Numbers)のブログで、「Why is IPv6 faster? (なぜIPv6の方が速いのか)」という記事が公開されています。この記事に関連する内容は、NANOG 76で「Prisoner of IPv4(IPv4の囚人)」というタイトルで発表されています(動画58分ごろからがPrisoner of IPv4です)。 ARINの記事では、計測によるとIPv6を利用した方がIPv4よりもRTT(Round Trip Time)が短くなる傾向があるとしています。さらに、それによってWebサイトなどの表示速度が上昇することでSEOとしての効果も期待できるので、Googleによる検索エンジンでの順位が上がると書かれていま

  • すごいIPv6本を無料配布!:Geekなぺーじ

    2021年12月20日追記:第2版できました! IPv6を解説した「プロフェッショナルIPv6」をラムダノート株式会社から出版しました。 初版は456ページになりました。紙版の厚さは23mmになる予定です。 現時点で、IPv6に関して世界で最もまとまっているIPv6であると個人的に考えています。 「プロフェッショナルIPv6」は、株式会社日レジストリサービス様、BBIX株式会社様、NTTコミュニケーションズ株式会社様、日ネットワークイネイブラー株式会社様、クラウドファンディング(「すごい技術書を一緒に作ろう。」という企画です)でのみなさまによるサポートにより実現しました。 IPv6に関する技術情報を広く公開するという趣旨に賛同いただき、書の執筆と制作、公開にあたって多大な協賛をいただきました。ありがとうございます!!! 「プロフェッショナルIPv6」は、通常の書籍として5000円で

    InoHiro
    InoHiro 2018/07/05
    これはすごい
  • フリーランスになって10年:Geekなぺーじ

    気がつくと、フリーランスになって10年目です。退職するまでは身元を明かさずにブログを書いていて、退職後に退職エントリを書いたのが2007年の12月でした。 これまでの仕事 これまで、いろいろなことをやりました。基的に、あまり自分で営業活動をせず、ご連絡をいただいた内容に応じてそのときどきで仕事をしているので、仕事の方向性はバラバラです。。。そういった要素もあり、会社員時代と比べて収入は半減以下になってしまっているのという悩みを抱え続けながら生きています。 書籍執筆 マスタリングTCP/IP RTP編(監訳) Linuxネットワークプログラミング インターネットのカタチ - もろさが織り成す粘り強い世界(共著) マスタリングTCP/IP OpenFlow編(共著) アカマイ - 知られざるインターネットの巨人 ポートとソケットがわかればインターネットがわかる 雑誌およびWeb媒体での執筆

    InoHiro
    InoHiro 2017/09/12
    良いお父さん
  • なぜソフトウェア論文を書くのは難しいのか?:Geekなぺーじ

    権藤克彦, 明石修, 伊地知宏, 岩崎英哉, 河野健二, 豊田正史, 上田和紀, "なぜソフトウェア論文を書くのは難しい(と感じる)のか", コンピュータソフトウェア, Vol.26, No.4, pp.17~29, 2009年11月 この論文は、情報系の大学生や研究者にお勧めです。 「車輪の再発明」というのは、既存のものを作り直すことを示していますが、ソフトウェアという分野で車輪の再発明を完全に「駄目なもの」として扱うことの危うさもあるのではないかと感じました。 「今あるソフトウェアが駄目だから自分で作り直した」ということが、もっと「論文」へと結びつけば、今よりも大学からのイノベーションも増えるのではないかと思います。 新しいアイデアは運用の中から生まれたり、ソフトウェアの周縁にコミュニティが形成されることで次の種が発生することもあります。 たとえば、「ウェブサービスを作って多くのユーザ

    InoHiro
    InoHiro 2013/10/25
  • スノーデン事件の裏で起きていたSSL秘密鍵を巡る戦い:Geekなぺーじ

    今月7日から9日にアリゾナ州で開催されたNANOG 59で、Ladar Levison氏がFBIにサービス全体のSSL秘密鍵を要求された話が公開されていました。 Ladar Levison氏が運営していた、Lavabitという電子メールサービスはスノーデン事件に関連して突如8月8日に閉鎖されています。 閉鎖時には詳細が書かれておらず、様々な憶測が語られていましたが、世界中から多数のネットワークエンジニアが集まるNANOGで、その一部始終が語られました。 この発表は、NANOG 59が開始される前の週に、裁判所が調査対象の氏名以外を機密解除したことによって実現しています。 インターネット上で提供されているサービス事業者にSSL秘密鍵を提出させ、かつ、その事実の公表が違法行為となるようにされてしまっている一方で、こういった内容を公的に語れるように裁判所で戦って、実際にそれを勝ち取るというのは凄

    InoHiro
    InoHiro 2013/10/18
    秘密鍵を印刷...
  • 努力の結果を「才能」や「センス」で片付けないで欲しい:Geekなぺーじ

    色々なところで「センス」とか「才能」があるかないかについて語られることがあります。個人的な感想として、「センス」とか「才能」というようなものは、恐らく存在すると思います。 たとえば、全くやったことがないことを初めて習うときに、それが身に付くのが早いかどうかには個人差があります。 しかし、どこまでが「センス」や「才能」であって、どこまでが努力の結果であるかを第三者がパッと見て判断するのは、実際は難しいのではないかという感想も最近持つようになりました。 センスで片付けて欲しくない! 「センスありますね」と言われて、「いやいやいや、それは違いますよ」と言いたくなるような事例として、たとえば、いかのようなものが考えられると思います(注:フィクションです)。 知人にチラシ作成を頼まれたときに、レイアウトやデザイン関連のをいくつか購入しつつ勉強して作った成果物に対しての褒め言葉が「センスありますね」

    InoHiro
    InoHiro 2013/10/18
  • Geekなぺーじ:MessagePackがIETF標準化に巻き込まれてる件について

    ここ数日、MessagePackがIETFにおける標準化に巻き込まれてザワザワしています。 何が起きているかというと、MessagePackプロジェクトとは関係が無い第三者がIETFで派生物の標準化を進めようとしています(binarypack、Informational RFCとして)。 binarypackは、自らをMessagePackの派生であるとしながらも、MessagePackとの後方互換性が無いものです。 MessagePack is in danger! binarypackのInternet-Draftを提出しているのは、coreと6lowpanのchairです。 Chairであるかどうかが議論そのものに与える影響はそこまで大きくないとも言えますが、少なくともIETFでの話の進め方に精通した人物であることは確かです。 ただ、今回のInternet-Draftは、その人物がC

  • 博士課程に進学する前に考えて欲しい事:Geekなぺーじ

    課程博士(コースドクター)に関して色々と話題が多い昨今ですが、個人的には「何となく行く人はやめるべきだし、得るものがある人は進むべき」と考えています。 なお、以下の文章は論文博士(社会人ドクターなど)は範疇外です。 また、基的に博士過程を念頭に書いていますが、一部は拡大して学部や修士も同様の考えかたをしても良い場合もあるかも知れません。 1.「けものみち」を進むつもりで 大学、大学院までであれば普通の就職もできる場合が多いです。 しかし、博士課程に進学すると、いわゆる「普通の」就職はしにくくなります。 そのため、博士課程に進学するのであれば、いわゆる「けものみち」に突き進むかも知れないという自覚を持ちましょう。 博士課程に進学した事で自分の名前を売ったり、様々な人脈が形成できるように努力しないと、後で苦労するかも知れません。 就職するにしても、学会やその他活動などで既に知人が居て半分コネ

  • 今年のInteropは凄く面白そう:Geekなぺーじ

    Interop Tokyo 2012は凄く面白そうです。 個人的には毎年Interopは新しい知識を得る場でもあり、楽しいは楽しいのですが、最近数年と比べると今年のInteropは事前のワクワク感が大きいです。 ここ数年はインターネットそのものが大きく変化しています。 インターネットそのものだけではなく、各国の対応などインターネットを取り巻く状況も大きく変わっています。 今は、2000年前後に起きた大きな変化以来の大変革の途上だと思えます。 Interopでの展示も、そういったインターネットそのものの変化の影響を反映しているのではないかという感想もあります。 データセンターが主役的扱いに 今年のInterop(というかShowNet)テーマは、従来のInteropと多少おもむきが違います。 その背景にあるのが、データセンターと仮想マシンの台頭です。 これまで、Interop Shownet

  • BloggerのURLが変わっちゃった話の背景:Geekなぺーじ

    ここ数日、GoogleBlogger(Blogspot)でのURL変更が話題になっています。 「Facebookの"いいね"数がリセットされた!!!」とか「リンク数カウントどうなる?SEOは?」というような話が色々なところで言われています。 先月はじめに、Google Bloggerで行われるネット規制の予定に関する話を書いたのですが、そういえば、恐らくその背景であると思われるインドの裁判所命令に関して書いてなかったので追記です。 2月6日に書いた記事:Google Bloggerがネット規制対応 インドでの裁判所命令 先月7日に、ロイターがインドにおいて21企業が「預言者モハメッド、キリスト、ヒンズー教の神々に対して宗教的に攻撃的であるコンテンツをブロックする仕組みを開発することを命令された」と報じています。 Google and Facebook pull content after

    InoHiro
    InoHiro 2012/03/22
    Web上のリソース(の同一性)がURIで識別できなくなってしまう[web]
  • ソーシャルメディアが急激に衰退する可能性:Geekなぺーじ

    ソーシャルメディアを急激に衰退させる可能性があると指摘されている法案SOPA(Stop Online Piracy Act)が、米国で通りそうな雰囲気になりつつあります(そもそもインターネット全体に影響を与えるという意見もありますが、今回はソーシャルメディアに絞って書いています)。 SOPAは、今年10月に米国下院で紹介されましたが、おおまかな特徴として以下のようなものがあります(上院では似たような内容であるPROTECT IP Actがあります)。 著作権侵害コンテンツを含むサイトへのアクセス遮断をISPに命令できる(DNSブロッキングなどによってISPが通信を遮断するようになる) 著作権侵害コンテンツへの資金提供を停止させる(GoogleなどのAdネットワークや、PayPalやVisaなどに対して、著作権侵害コンテンツを含むサイトとの取引停止命令を出せるようになる) 検索エンジンの検索

  • なぜ「DNSの浸透」は問題視されるのか:Geekなぺーじ

    DNSの浸透」という表現が結構よく使われています。 DNSに設定された情報を更新したけれど、その結果がなかなか反映されずに誰かに相談すると「DNSの浸透には時間がかかります」と説明されて納得してしまうという事例が多いようです。 しかし、うまく準備を行えば、実際の切り替え処理は、いつ完了するのかが不明な「DNSの浸透」を待つのではなく、事前に計画した時間通りに完了させることが可能です。 さらに、来であればDNS情報の設定者(ゾーン情報の設定者)は、いつまでに世界中のキャッシュが更新されるかを知ることができる環境にあり、それ以降も更新がされていなければ「何かがおかしい」とわかるはずです。 DNSにおける設定内容(DNSのリソースレコード)には、その情報をキャッシュとして保持し続けても良い期間であるTTL(Time To Live)という要素がありますが、TTLはDNS情報設定者が自分で設定

  • 「魔法の数字8.8.8.8」を検証する:Geekなぺーじ

    ここ数日、8.8.8.8や8.8.4.4というIPv4アドレスを持つGoogle Public DNSに関する話題が盛り上がっているのですが、多くの人が「よくわからないけど設定変更したら早い!」と言っているので、そこら辺の話を調査してみました。 昨日、Twitterとブログでtracerouteやdigによる調査協力のお願いを発信し、8.8.8.8へのtracerouteを37件、8.8.8.8とISP DNSへのtraceroute比較及びAkamaiキャッシュサーバへのtraceroute比較を21件、日各地及び海外のいくつかの地点からご協力頂けました(皆様ありがとうございました!)。 それらのデータをもとに、Google Public DNSを利用した場合の通信経路と、それによる遅延に関する検証を行いました。 Google Public DNSに対する私の感想 まず最初に。 調査前

  • プログラミング言語ヒエラルキー:Geekなぺーじ

    「Programmer Hierarchy」という面白いネタがありました。 結構笑えました。 一部日語化してみました。 図中の矢印は「相手よりも上であるとみなしている」事を示しているそうです。 もともとは「Geek Hierarchy」というオタク同士が「俺はこいつらよりオタクではない」と思いあっているというネタがあって、それのプログラマ版のようです。 ちょっとアメリカ文化ですが、元ネタのオタク版も面白いのでもしよろしければご覧下さい。 おまけ:プログラミング/技術関連お笑いネタ プログラマレベル 人生の全てはTCP/IPに学んだ いいから殺せ。後はこっちでなんとかするから 技術系シモネタ

    InoHiro
    InoHiro 2011/07/02
  • svn+TeXでcommitするとPDF - オーム社開発部の出版システムでの書籍執筆:Geekなぺーじ

    以前、オーム社開発部の出版体制を取材しましたが、今回、私自身がそのシステムを使ってを書きました。 Subversionでバージョン管理をしつつLaTeXを書く形式です。 複数人でを書く時にバージョン管理ツールを使わないと、誰がどこをどういじったのかがわからなくなったり編集箇所が競合する場合が多いのですが、Subversionを使うことでそれらが解決可能です。 さらに、筆者か編集者のうちの誰かがsvn commitを行って最新版を更新すると、それに連動して最終原稿として印刷所に入稿されるものと同じ形のPDFが自動的に生成され、DTP作業がゼロになるとともに、筆者がアウトプットを細かく確認ができるという特徴もあります。 しかも、Subversionのコミットメールを編集者側も見ていて、該当部分に対する編集やコメントがすぐに投入され、こちらが文章を書いた数分後に編集側意見が含まれるPDF

    InoHiro
    InoHiro 2011/06/30
  • Geekなぺーじ : 人生の全てはTCP/IPに学んだ

    1. ゆずり合うこと TCPはネットワーク帯域を他のTCPセッションと譲り合います。 TCPには、ネットワークが混雑(輻輳:ふくそう)してくると、送信されるパケット量を減らす仕組みがあります。 この譲り合いがあるからこそ、現在のインターネットは多数の人間が同時に使えています。 同様に、現実世界においても無理な競い合いを行うよりも譲り合いを行った方がスケーラビリティが上昇します。 2. 信頼はきめ細やかな確認応答で実現されること TCPでは、信頼性を確保するためにAck(Acknowledgement、確認応答)を送信してデータの到着を伝えます。 TCPのセッションが確立している間は、Ackが細かく送受信され続けます。 このきめ細かな確認応答が信頼の根幹であると言っても過言ではありません。 現実世界においても、きめ細かく応答を行う事が重要です。 メールなどを受け取っても、全く返事をしない相手

    InoHiro
    InoHiro 2011/03/08
  • Geekなぺーじ : インターネットインフラエンジニアであるか見分ける10の質問

    元ネタ「インフラエンジニアであるか見分ける10の質問」にインスパイアされて考えてみました。 最近は「インフラエンジニア」と言ったときにサーバ系のエンジニアを指すことが多く、インターネットそのものを運用するような通信事業者系のインフラエンジニアを何と呼ぶべきか良くわからないので、タイトルが被ってしまっていますが、TCP/IPを扱う通信系インフラエンジニアであれば普通に話題を知ってそうな簡単なものを考えてみました(タイトルを「ネットワークエンジニア」に変更しました)。 「インターネットインフラ系のエンジニアであれば何となくの概要は知ってそうだけど、他の分野の人にとってはとっさに答えが出て来なさそう」もしくは「他分野の人も回答はできるかも知れないけど回答の内容で何となくインフラエンジニアであるかどうかの予想可能」という思想なので、「簡単過ぎる」と「難しい」が別れるように考えたつもりですが、もしか

    InoHiro
    InoHiro 2011/03/08
  • オープンソースに貢献する日本人エンジニアが少ない理由:Geekなぺーじ

    Mozilla Japanの金井玄氏のブログで「Open source contributors in Asia」という記事が書かれていました。 アジア地域では、OSS(Open Source Software)を使う人が多いのに貢献が少ないのは文化的な要因が大きいのではないかと書かれています。 Linux FoundationのJim Zemlin氏とLinus Torvalds氏の対談の中でTorvalds氏が文化的側面が大きいのではないか、と述べている点に注目しています。 原文では、じゃあ文化的側面とは何だ?という事に関しては明確に書かれていない気がします。 原文は「アジア人」とひとくくりにされていますが、個人的には日とその他のアジア地域で「文化的側面」が同じとはあまり感じられなかったので、とりあえず、「日人」というカテゴリで思いつくだけ列挙してみる事にしてみました。 思いつきで

    InoHiro
    InoHiro 2011/02/14
  • Geekなぺーじ : Skype大規模障害が収束。その規模と原因は?

    24日午前7時頃(日時間)にSkypeから「9割回復した」という発表が行われました。 これによると、今回の障害は外部の攻撃によるものではなさそうであるとのことでした。 「Another update: Skype stabilized」 原因の詳細は述べられていませんが、各種有料サービス利用者に無料通話サービス券を提供することが述べられています。 Skype社CEOのTony Bates氏による発表の動画も掲載されています。 しかし、障害からの復旧は2007年に発生した大規模障害よりも2倍早かったとされています。 大規模障害の原因? まず、前回の大規模障害である2007年8月16日の事例を見てみます。 「INTERNET Watch: Skype、障害はスーパーノード関連のバグと一斉ログインの負荷が原因」 INTERNET Watchの記事では、2007年の障害はWindows Upda

    InoHiro
    InoHiro 2010/12/24
  • Geekなぺーじ : みんなが知らずに使ってるAkamai

    Akamaiさんでのセミナーに参加してきました。 個人的にはAkamaiさんと言えば「あまり一般的には知られていないけど使っていない人はほぼいない」企業というイメージがあります。 あまりに内容が楽しかったので、セミナーで色々質問しまくって聞いてしまいました。 想像以上に色々凄いと思いました。 ブロガーのyasuyukiさんが企画し、Akamaiさんにお願いして実現したプライベートセミナーでした。 元々はyasuyukiさんがAkamaiさんのセミナーを聞いて「面白い」とtwitter上で囁きまくっていて、その後「プライベートなセミナーやったら来ますか?」とのオファーを頂きました。 昔からAkamaiさんのCDN技術には非常に興味があったので「是非お願いします」とお願いしました。 セミナー参加者募集はyasuyukiさんのブログとtwitter上で行われ、16人の参加者がいました(アカマイさ

    InoHiro
    InoHiro 2010/09/05