政府は23日の閣議で、AI=人工知能の学習のため大量の画像を読み込ませるなど、技術革新に伴う著作物の新たな利用に対応するため、権利者の利益を害さないと判断される場合は、許諾がなくても利用を認めるなどとした著作権法の改正案を決定しました。 改正案では、鑑賞などを目的とせず、許諾なしに利用しても権利者の利益を害さない、または不利益が軽微だと判断される場合は、自由に著作物を利用できるとしていて、AIの学習のため大量の著作物を読み込ませたり、解析したりすることが可能になります。 政府は著作権法の改正案を今の国会で成立させたいとしています。