露モスクワの赤の広場で、バスクレセンスキー門を閉める警察官(2013年9月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/VASILY MAXIMOV 【3月3日 AFP】ロシアで2日、「神などいない」とインターネット上に書き込んだ男性が、ロシア正教信者の心情を害したとして起訴された。有罪判決が下れば最大で禁錮1年が言い渡される可能性がある。 露南部スタブロポリ(Stavropol)在住のビクトル・クラスノフ(Viktor Krasnov)被告(38)は、2014年に地元のユーモア系ウェブサイトで展開された聖書に関する議論をめぐって起訴された。被告の弁護士がAFPに語った。 クラスノフ被告はこのネット議論の中で、「ユダヤ人のおとぎ話を寄せ集めて聖書と名付けただけで、まったくのたわごとだ。少なくとも僕にとっては」などと主張。さらに「神なんていないんだよ!」と書き込んだ。これに対し、議論に参加していた若