ポーランドに住む12歳の少年は、かわいがっていたペットを巡り、良からぬ事態に巻き込まれてしまった。今年5月、少年が飼っていた珍しい品種の猫が家から姿を消し、深い悲しみの中で必死の捜索活動を続けているときにかかってきた1本の電話。それは猫を誘拐したと告げる内容で、犯人は少年の愛情を踏みにじるかのように、法外な身代金を要求してきたという。 ポーランド紙ファクトなどによると、この事件が発生したのは5月23日のこと。ポーランド南部ミスウォヴィツェで暮らす12歳の少年は、メコンボブテイルという珍しい品種の飼い猫が家から姿を消し、大慌てしていた。“美しい青い目”を持った猫を少年は心から愛し、猫もまたよくなついていたそう。それだけにこの事態には、母親が「心配し過ぎて我を忘れていた」(オーストリアニュースサイトのオーストリアン・タイムスより)と話すほど少年は混乱。すぐに猫の捜索を始めた。 少年は街中にポス