“ウエアラブル機器はスマートフォン(スマホ)の付属品”というイメージが強いが、世界共通の形状であるメガネ型や時計型、イヤホン型などバリエーションが多く、市場の潜在性は大きいと考えられている。米国の調査会社IDCによると、2018年のウエアラブル機器の年間出荷数は1億7220万台、前年比27.5%増で、今後も成長が期待されている(プレスリリース)。 今回は、“ほぼ全部入り”と言えるスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT」を分解する。中国華為技術(ファーウェイ、Huawei Technologies)の製品で、2018年11月(日本では2018年12月)に発売され、2019年3月26日時点で出荷台数100万台を突破したという人気製品だ(関連記事「ファーウェイがスマートウォッチ『WATCH GT』の新モデル、新色や小型を追加」)。