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2022年11月12日のブックマーク (6件)

  • ルネサス・ソニーから、日本電産の半導体トップへ 「日本はきっと負ける」

    車載モーターなどに使う半導体の安定調達や内製化に向けて、日電産が2022年5月に立ち上げた「半導体ソリューションセンター」。同センターの所長を務めるのが、同社常務執行役員の大村隆司氏だ。ルネサスエレクトロニクスやソニーグループなどで半導体事業を手掛けてきた同氏。2030年に売上高10兆円という目標の達成を左右する戦略の中身を聞いた。(聞き手=久米秀尚、木村雅秀) 2022年2月、ソニーグループから日電産に移籍した。 ただ永守重信会長からラブコールが来たから入社したわけではない。危機感、そして仮説を持って日電産に来ている。 私の心配は、日が世界から取り残されていることだ。このままでは日がどんどん弱っていく。(ソニーグループの前に所属していた)ルネサス時代は、家電や携帯電話機など民生機器の業界が中国をはじめとする海外勢に負ける姿を見てきた。次は自動車だ。真摯に向き合わないと、グローバ

    ルネサス・ソニーから、日本電産の半導体トップへ 「日本はきっと負ける」
  • 四則計算できない高校生がいる日本の厳しい現実

    この活動を通じて、OさんのF高校の生徒に対する印象は変わってきた。当初は、四捨五入もわからない、簡単な日語の文の意味も把握できない、勉強の仕方がわからない生徒たちの姿に驚いていた。しかし、指導員が丁寧に教えてわかると、彼らはとても嬉しそうな表情になる。 毎時間、プリントができるとそれぞれの生徒が支援員のところに持ってきて確認してもらうのだが、その時に良い点を見つけて褒めると、パッと表情が明るくなる。そうしている内に、生徒たちは早く褒めてもらいたくて、支援員の前に我先に並ぶようにもなった。 そのような姿を見て、「彼らはこれまで勉強に関わることが少なかったんだ。勉強に関心がない子たちと思っていたけれど、そうではなかったんだ」とOさんは実感する。 こう気づくと、教え方も一層工夫するようになる。単に正しい解答を導くだけでなく、考えるプロセスを一緒に辿ることを心掛けるようになった。「紙と鉛筆を持っ

    四則計算できない高校生がいる日本の厳しい現実
  • 東急不動産HDが“脱Excel”で年間1000時間の業務を削減 その具体的な手段とは?

    関連キーワード ビッグデータ | データ | データ分析 | ログ管理 | セキュリティ対策 セキュリティ対策やBCP(事業継続計画)など、さまざまな目的でデータ利活用を進める動きが組織の間で広がっている。稿は、全社横断的なデータ利活用を進める東急不動産ホールディングスの事例や、ログ分析による異常通信検出の効率化を図る九州工業大学の事例、企業における気象情報の活用を促進するウェザーニューズの新サービスなど、データ分析に関する主要なニュースを3紹介する。 “脱Excel”で年間1000時間の業務を削減 東急不動産HDは何をした? 東急グループの不動産事業を統括する東急不動産ホールディングスは従来、Microsoftの表計算ツール「Microsoft Excel」を使い、事業ユニットごとに経営データをまとめていた。そのためデータが散逸しがちで、経営状況の把握に時間がかかっていた。手作業によ

    東急不動産HDが“脱Excel”で年間1000時間の業務を削減 その具体的な手段とは?
  • ネットにあふれる情報の正しさを一瞬で判断できる、たった1つのポイント

    1978年埼玉県に生まれる。2008年東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術、2011年)。現在、関西大学総合情報学部教授。専門は科学哲学だが、理論的な考察だけでなく、それを応用した教育実践や著述活動にも積極的に取り組んでいる。 主な著書に『思考力改善ドリル』(勁草書房、2020年)、『自然主義入門』(勁草書房、2017年)、『実在論と知識の自然化』(勁草書房、2013年)、『生命倫理と医療倫理 第3版』(共著、金芳堂、2014年)、『道徳の神経哲学』(共著、新曜社、2012年)、『脳神経科学リテラシー』(共著、勁草書房、2010年)、『脳神経倫理学の展望』(共著、勁草書房、2008年)など。訳書にT・クレイン『心の哲学』(勁草書房、2010年)、P・S・チャーチランド『脳がつくる倫理』(共訳、化学同人、2013年)などがある。 遅考術 頭のいい人は、「遅く考える」。

    ネットにあふれる情報の正しさを一瞬で判断できる、たった1つのポイント
  • PCが世界中で売れなくなった“複雑過ぎる”理由

    関連キーワード ビジネスPC | HP(ヒューレットパッカード) | インフラ 調査会社Gartnerは2022年10月10日(米国時間)、2022年第3四半期(7月~9月期)の世界PC出荷台数が6800万台となり、前年同期比19.5%減少したと発表した。同社によると、世界PC出荷台数は4四半期連続の減少となり、下落幅は同社が1990年代半ばに世界PC市場の統計を始めて以来、最も大きかった。落ち込みの原因は何なのか。 PCが売れない“これだけの原因” 併せて読みたいお薦め記事 PC選びのポイント 「PCを買う」はもう古い サブスクPCPCaaS」の正体とは? ノートPCより「デスクトップPC」を買いたくなる人間工学、セキュリティ的理由 2022年第3四半期の世界PC市場について、Gartnerリサーチ部門ディレクターの北川 美佳子氏は「部品供給は改善したものの、法人向けとコンシューマー向

    PCが世界中で売れなくなった“複雑過ぎる”理由
  • アカウントにメールアドレスを使えるネットサービス、Gmailに統一したほうがよい理由

    ネットサービスの多くはメールアドレスをアカウントのIDとして登録するが、サービスごとに違うメルアドを登録していないだろうか(図1)。メルアドがバラバラだと混乱するし、サービスから届く大切な連絡を見落とす可能性もある。そこで、各種サービスに登録するメルアドをGmailに統一してはどうだろう。紛らわしさが解消するし、連絡もすべてGmailに届くので見落とすこともない。 図1 メールアドレスをIDとして登録するネットサービスは多いが、複数のメルアドを不用意に使い分けていると混乱する。IDに使うメルアドを普段使いのGmailで統一しておけば迷わずに済むし、連絡メールもすべてGmailで受け取れる。各サービスで登録したメルアドをGmailに変更すればよい

    アカウントにメールアドレスを使えるネットサービス、Gmailに統一したほうがよい理由