日商簿記検定1級に見事合格した奈良県立商高簿記部の6人。前列左から3年の榊原励佳さん、伊藤愛紗さん、澤井彩果さん、後列左から2年の吉田穣央さん、池之上みなみさん、山本光さん=桜井市の同県立商高で2024年1月18日、望月靖祥撮影 簿記検定の最高峰と評される日本商工会議所(日商)簿記検定1級の昨秋の試験に、奈良県立商高(桜井市河西)の簿記部員6人が合格した。大学卒業程度の専門知識が必要とされる難関試験での大量合格に、6人は「諦めないで勉強し続けてよかった」と喜んでいる。【望月靖祥】 放課後4時間、日曜は10時間机に 昨秋の試験には簿記部の12人が挑み、伊藤愛紗(あいしゃ)さん(18)、榊原励佳(さかきはられいか)さん(17)、澤井彩果(あやか)さん(17)の3年生3人と、池之上みなみさん(17)、山本光(こう)さん(17)、吉田穣央(じょう)さん(17)の2年生3人が合格を果たした。これで部