いげ太さんの記事に触発されて僕も書いてみた。 岩波国語辞典には、再帰→回帰 とあり、回帰の意味を見てみると、 (2) 〔名〕処理手続きや規則の定義に、それ自身を繰り返し使うような仕方。 とあります。 つまり、C#での再帰処理とは、ある処理をするのに、自分自身のメソッドを繰り返し呼び出す処理のことです。 なお、再帰は、処理だけではなく、構造においても使われます。コンピュータのフォルダ構造が その身近な例ですね。 さて、それでは、1 から n までの整数の合計(これを sum(n)と表す)を求める処理 について考えてみます。 sum(n) = 1 + 2 + 3 + 4 + ... + (n-2) + (n-1) + n と表せます。 1 から (n-1) までの合計は、というと、sum(n-1) であらわすことができます。 つまり、 sum(n) = sum(n-1) + n と定義できるわ