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ブックマーク / ohtake.cocolog-nifty.com (3)

  • 行動経済学 読書案内: 大竹文雄のブログ

    行動経済学を勉強するための読書案内をこのブログで書いたことがある。その後、多くのが出版されたので、新しいものを含めて紹介し直そう。抜けているものがあると思うので随時追加していく予定。 ・最初の一歩 マッテオ・モッテルリーニ著『経済は感情で動く―― はじめての行動経済学』 ダン・ アリエリー著『予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』 ダン・アリエリー著『不合理だからすべてがうまくいく』 ダン・アリエリー著『ずる』 筒井義郎・山根承子『図解雑学 行動経済学』 池田新介 「自滅する選択」 ・もう少し体系的に 川西諭『よくわかる行動経済学』 このブログでの紹介 依田高典著『行動経済学』 このブログでの紹介 友野 典男著『行動経済学 経済は「感情」で動いている』 (光文社新書) このブログでの紹介 リチャード・セイラー著 『セイラー教授の行動経済学入門』 ・応用力をつけ

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    Itisango
    Itisango 2012/09/04
  • 中流社会を捨てた国: 大竹文雄のブログ

    「ハードワーク」で自ら体験することでイギリスのワーキングプアの実態を描いたポリー・トインビーが、低所得者だけではなく、高所得者へのインタビューを加えて、政策提言にまとめている。特に、就学前を含んだ教育改革や失業者への支援制度がイギリスでどのように機能してきたかを説得的に示している。イギリスの労働党への政策提言だが、日の民主党にも参考になるはずだ。このでは、格差の連鎖を防ぐために、教育が有効だが、それにはお金がかかることをしっかり指摘している。無駄の削減というのは必要だけれども、日の所得税の負担率は国際的にみても低いことを理解する必要がある。国民所得に対する所得税の比率は、7.7%にすぎない。アメリカやイギリスでも10%以上である。所得税収は、2009年度でも15兆5千億円しかない。

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    Itisango
    Itisango 2009/09/20
  • 最低賃金制度の余剰分析: 大竹文雄のブログ

    労働市場が完全競争のときであっても、最低賃金を市場賃金以上に引き上げによる失業増加が少なく、最低賃金の上昇が大きければ、賃金の期待値が上がるので、労働者にとって望ましい、と考えている人もいるようだ。少しくらい失業が出ても、雇われたときの賃金が上がれば得ではないか、ということだろう。 合理的な労働者を前提とした場合、この考え方には、三つの問題がある。第一に、最低賃金が引き上げられた場合に、そこで雇われる人は、低い賃金でもいいから最も働きたいと思っている人(消費者余剰の大きい人)から雇われるわけではなく、どの程度働きたいという気持ちが強いかとは無関係にランダムに雇われる。そうすると、賃金上昇による消費者余剰の増加は、その分小さくなる。 第二に、仮に、労働者としての消費者余剰が最低賃金上昇によって増加しても、生産者余剰は確実に減少し、その効果が上回るので社会的な総余剰は確実に減少する。 第三に、

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    Itisango
    Itisango 2009/08/04
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