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ブックマーク / chikawatanabe.com (7)

  • CIAのスパイマニュアルに学ぶ「会社をダメにする11の行動様式」

    第二次世界大戦時のCIAの秘密資料。題してSimple Sabotage Field Manual。要は、敵国内のスパイが、組織の生産性を落とすためにどのような「サボり」ができるか、という「サボり方ガイド」である。2008年に公開された。(なお、正確に言うと、CIAの前身組織、Office of Strategic Servicesの作成文書である。) 以下、一部を抜粋した意訳です。文は意訳の後に。 「注意深さ」を促す。スピーディーに物事を進めると先々問題が発生するので賢明な判断をすべき、と「道理をわきまえた人」の振りをする 可能な限り案件は委員会で検討。委員会はなるべく大きくすることとする。最低でも5人以上 何事も指揮命令系統を厳格に守る。意思決定を早めるための「抜け道」を決して許さない 会社内での組織的位置付けにこだわる。これからしようとすることが、当にその組織の権限内なのか、より

    CIAのスパイマニュアルに学ぶ「会社をダメにする11の行動様式」
  • 日本企業の社内公用語の英語化でコミュニケーションの圧縮率は高まる(かも)

    公用語の英語化、いいことだと思います。グローバルな会社になりたいなら、まぁ必然的に必要だ、ということはさはさりながら、あと「コミュニケーションが簡潔化する」のではないか、と。 (以下、書く英語ではなく、話す英語について語ります。) 母国語から、それほど精通していない言葉に訳すときは、どうしても語彙が足りないので、いかに骨子だけを伝えていくか、が鍵。枝葉末節はいさぎよく切り捨てて、当に大事なことだけを簡単な文章で伝えていかなければならない。 たとえば 「最近似たようなところにも行ってまして、それとは別に風邪気味で体調も悪いので、できれば今日は行きたくないんですよ」 てな、だらだらした内容を 「I don't want to go」 とピシッと骨子だけ。これで十分意思は通じる。 これ、実際やると、結構脳がフル回転するですよ。 人間、 「自分が何を言いたいのか」 を理解するのは大変なことなのだ

    日本企業の社内公用語の英語化でコミュニケーションの圧縮率は高まる(かも)
    Itisango
    Itisango 2010/07/17
  • キャリア構築における自分のMVP化の重要性

    ここでのMVPとはminimum viable product。「市場のフィードバックを受けるために必要な最低限の機能を持った製品」のこと。「最近のウェブ系のスタートアップではMVPを市場に出すのが大事」、というような文脈で使われる。 「MVP」は、スーパーなスポーツ選手のためのmost valuable playerという方が一般的。でも、そうじゃなくて、「最低限取り敢えずバージョン製品」のこと。 で、人間もキャリア形成においてMVPで世に出ることが大事だよなぁ、とそういう話。 さて、minimum viable productとはなにか。 Venture Hacksというサイトがある。アントレプレナーであり、投資家であり、ベンチャー企業のアドバイザーでもある二人がやっている。起業に関する対談ビデオ(音声のみもある)と、その全文テキストが連載されているので英語の勉強にもなります。で、その

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    Itisango
    Itisango 2010/01/10
  • 「エデンの東」と「寄生獣」が似てるという話

    くだらない話だよ。ちょっとネタバレでもあるが、どちらも古典だからまぁ許して。 「エデンの東」はかなーり面白い。最初の3分の1くらいは、物語は二転三転、息を呑む展開。 そして登場する女性は、虫も殺さぬ顔で、残忍極まりないサイコパス。言語道断な犯罪を犯しまくって自分の欲しいものを手に入れる。絶対お友達にはなりたくないが、物語の登場人物としては非常に魅力的。 ・・・・なのだが、彼女が悪の限りを尽くして最後に手に入れるのは、Salinasという、サンノゼのちょっと南にある田舎町の売春宿の女将の座なの。寂しいぞ。(田舎育ちのスタインベックにはそれ以上想像できなかったんだろうなぁ・・。) 一方、「寄生獣」は、宇宙からやってきて人間に乗っ取って地球制覇をたくらむ宇宙人が出て来るのだが、作中で「きわめて優れた知性を持った人間」として登場するのが高校の数学教師。政治をかく乱しようとして乗り込むのが市庁舎。

    「エデンの東」と「寄生獣」が似てるという話
    Itisango
    Itisango 2009/09/07
  • 顔見分け能力ゼロサム法則

    ああ、今日もまた、まともなことを書く時間も気力もアリマセン。なのでつまらない話ですが「顔見分け能力」について。 そもそも、私、人の顔を見分ける能力がございませぬ。同じ場所で同じシチュエーションで同じような服装しててくれないと見分けられない。 そんな私が留学して困ったのは「白人がみんな同じ顔に見える」ということ。特にビジネススクールにわんさかいるアイビーリーグ系おぼっちゃま・おじょうさま系がヤバい。基的にこの手の人たちは美男美女なのだが、これが全員同じに見えるのであるよ。 当時、ダンナ(その時点ではボーイフレンド)には白人男性のルームメートがいた。ダンナのうちによく遊びに行くようになると、ルームメートとも知り合いになる。で、それ以降、学校でもルームメート君を見かけるたびに 「Hi」 なんて挨拶してたのだが、時々なんだか妙に怪訝な顔をされる。が、そのうちいつもにこやかに「Hi」と挨拶仕返して

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    Itisango
    Itisango 2009/08/05
  • 国や組織はどういう時に良くなるか

    海外で勉強して働こうのちょっとだけフォローアップ。何とかポジティブにスピンをかけて書いてみるのにトライ。 まず、海外で働こう、というのは別に「永住して二度と日に帰るな」と言っているわけではなくて、たくさんの人が海外に出れば、その中のある割合の人たちは日に帰るだろうし、ある割合の人は、行った国と日をつなぐ仕事をする。全然日と関係ない仕事をする人でも、何らかの形で日とその国とのコミュニケーションの助けになるかもしれないもしれない。ということで、「数の勝負」で、そういう人がたくさん出ることで、日の将来の担い手になったり、日の国際社会からの孤立を救うことになるでしょう、と。(ちなみに、海外アメリカ、留学=アメリカ、ではありません。もっと広く「自分にあった場所」を探すのがよろしいかと。)いずれにせよどこの国も飛行機でひとっとび、Skypeでただで話せる昨今、「永住」とか「移住」という

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    Itisango
    Itisango 2009/05/01
  • On Off and Beyond: Y Combinatorの出資を受けてシリコンバレーのインサイダー的ベンチャーになろう

    応募締め切りは3月18日。Y Combinatorはインキュベータ的ベンチャーキャピタル。主にインターネット系のアイデアに対し、小額の投資起業指南+A級の人的ネットワーク紹介をしてくれる。Hackers and PaintersのPaul Grahamが創設者の一人で、2005年から80社のアイデアをバックアップしてきた。 Y Combinator出身のベンチャーの中には、ちょくちょくメディアにも登場するjustin.tv、Scribd、xobniや一流VCのSequoiaから投資を受けたLooptやDropbox、すでに買収されたAnywhere.FM(by iMeem)、Reddit(by Conde Nast)、Omnisio(YouTubeに1500万ドルで買収)などもある。LooptはSequoiaから見放され売りに出されているようだが、Sequoiaからの投資を受けるところま

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    Itisango 2009/02/18
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