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ブックマーク / lets-skeptic.hateblo.jp (7)

  • 『検証 予言はどこまで当たるのか』震災への言及もあるよ - 僕と懐疑の関係

    『検証 予言はどこまで当たるのか』は、文芸社から出版されたASIOS新刊です。発売日は10/3。古今東西の予言を検証するという内容のです。安定のASIOSなので基は分かりやすく【伝説】パートと【真相】パートを持つ構成となっています。 震災関係のデマや新たな震災が起こるという予言に触れた箇所もちょこちょこあります。 帯コピー 2012年地球滅亡説から、マクモニーグル、ノストラダムス、聖書の暗号やファティマ、聖徳太子や出口王仁三郎等、日海外を舞台とした古代から現代までの主要な予言をすべて取り上げ、予言は当に当たるのかを徹底検証。さらに「予言を信じてしまう」心理にも迫る! 目次 まえがき――予言はどこまで当たるのか(城達也) 第1章 2012年に人類は滅亡するのか?(城達也) 「みずがめ座の時代」には世界は大きな変革を迎える?(山弘) ピラミッドには過去の重要な歴史が記録され、

    Itisango
    Itisango 2012/10/02
    暇なら読んでみるか、という感じ。
  • 僕たちはなぜ水伝なんかに悩まされるのか - 僕と懐疑の関係

    水もごはんも桃も梨も答えを知っているとか 最近、TwitterやFacebookで、僕らにとっては懐かしい「ありがとう」「バカヤロウ」実験が話題になっているそうです*1。詳しくはこちらのエントリなどを参照のこと→『桃は答えを知っている - 男の魂に火をつけろ!』。数年前はごはんを使った似たような実験もどきが話題になりましたが同じようなものですね*2。 「水からの伝言」として知られる江勝氏の一連の主張は、当に突拍子もないものです。ホメオパシーなんかよりさらにどうしようもない主張なので、あえて話の種として使わせてもらおうかと思います。 帰属の話 前回*3、スキーマの話を出したときに、蛇足として自分の言動の理由すら推測するしかないということを書きました。つまり、僕らは誰の言動であっても、その真意を直接理解することはできず、推測するしかない存在です。さて、そういった言動の理由を見つけることを、

    僕たちはなぜ水伝なんかに悩まされるのか - 僕と懐疑の関係
  • トンデモさんは自分に当てはまる言葉で他人を批判する - 僕と懐疑の関係

    スキーマ 認知心理学では、物事を理解するために利用される知識の枠組みのことをスキーマ(schema)と呼ぶ。人は様々な経験の中で様々なスキーマを形成する。そして、話題によってさまざまなスキーマを切り替えてもいる。特に難しい話ではなく、誰もが無意識にやっていることだ。そして、何かを理解するためには必ず必要なことですらある。 なぜならば、理解に必要な情報が十分そろっている物事など、まずないからである。親しい家族との日常会話でも、僕らは家族の持つ前提知識やこれまでの言動を元に意味を推測する(つまり、スキーマを利用する)。そういったものが全くない他人の場合、真意を理解するのは難しい。 新しい分野のを読むときにスキーマの存在を感じる人もいるかもしれない。その分野の1冊目に読むはゆっくりとした速度でしか読めないが、5冊や10冊ぐらい読むと、非常に早く読むことができる。これはその分野についてのスキー

    トンデモさんは自分に当てはまる言葉で他人を批判する - 僕と懐疑の関係
    Itisango
    Itisango 2012/08/16
  • 『もうダマされないための「科学」講義』にダマされるな - 僕と懐疑の関係

    著者の一人である片瀬さんから献頂きました*1。ありがとうございます。目次は以下。 『もうダマされないための「科学」講義』 1章 科学と科学ではないもの 菊池誠 2章 科学の拡大と科学哲学の使い道 伊勢田哲治 3章 報道はどのように科学をゆがめるのか 松永和紀 4章 3・11以降の科学技術コミュニケーションの課題  平川秀幸 付録 放射性物質をめぐるあやしい情報と不安に付け込む人たち 片瀬久美子 出版社の紹介にダマされるな この、出版社の宣伝を読む限りは、「科学とは何か」を今まであまり意識してこなかった人、「科学」をあまり知らない人(以下「一般人」と表記します)向けのなのですが、そこにダマされそうになりました。そういった方が読むと、話題についていけないか、曲解しそうな感じの部分が多いでしょう。 そんな優しいではないのです。ハードボイルドです。取扱注意です。むしろ伊勢田さんの2章ででて

    Itisango
    Itisango 2011/10/03
  • 感染パーティーは対岸の火事ではない - 僕と懐疑の関係

    ちょっと忙しいので、あまりちゃんと書けないのだが、簡単にエントリを上げておくことにする。 『ページが見つかりません - MSN産経ニュース』という記事がMSN産経ニュースで取り上げられた。 新型インフルエンザの感染が拡大している米国で、わざと感染して免疫をつけようという「感染パーティー」が話題になり、米保健当局が20日までに「人と周りの子供らを危険にさらす」と警告する事態になった。 で、これについたブックマークを見ると、「米国は酷い」という趣旨のコメントがいくつか見られる。ところが、これは何も米国に限った話ではなく、日でも行われていることである。 今回紹介するのは、事前企画されたパーティではないものの、全く同じ考え方であることがわかると思う。 昨日のホメオパシー勉強会を迎えました ちょうど水疱瘡の話をしているときにCさん登場!! きれいに水疱瘡にかかった子供も一緒にね! (私には水疱瘡

    感染パーティーは対岸の火事ではない - 僕と懐疑の関係
    Itisango
    Itisango 2009/05/11
  • 相対主義者?との付き合い方 - 僕と懐疑の関係

    というわけで、前回のエントリで相対主義を概観できたと思うから、次の段階に進むよ。相対主義的な話を持ち込んで、科学やニセ科学批判の話に待ったをかけられたとき、僕たちは何を考えればいいんだろうかということについて。あくまで、まともな相対主義について。中篇。 相対主義者と呼ばれている人は当に相対主義者か たぶん違う。もともと「相対主義者」というレッテルを貼ったのはこっちなんだから、一度レッテルをはがして、立場を確認するのがいいんじゃないかな?前回、相対主義についてまとめたから、それを基準として、相手の立ち位置をざっくり確認してもらい、細かい相違点について語ってもらうのが穏当な対処かもしれないね。 もっと身も蓋も無いことを言えば、科学の話やニセ科学の議論で相対主義的な視点を持ち込んだ人も、自分の主張がどのような意味をもつのか、科学的な方法に相対主義を適用するというのがどういうことなのか、きちんと

    相対主義者?との付き合い方 - 僕と懐疑の関係
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    Itisango 2009/01/06
  • 疑似科学って言いたいだけちゃうんかと - 僕と懐疑の関係

    疑似科学問題とはいかなる問題か - モジモジ君の日記。みたいな。というエントリを読んだ。用語を無視すれば全体的に書いてあることは至極もっともだと思う。もったいないので、用語に突っ込みを入れたい。 思うに、疑似科学問題とは、疑似科学と科学の区別問題ではない。 「疑似科学と科学の区別問題」に限定するのならば、それは「(科学と疑似科学の)線引き問題」と呼ぶのが適切。 「疑似科学問題」といったとき何を指すのかはかなり不明瞭だが、id:mojimojiさんが論じているのが疑似科学の問題じゃないということは言えそうだ。疑似科学は科学ではないが科学のような主張のことである。疑似科学を対象にしていなければ「疑似科学問題」とは呼べないだろう。 このエントリで論じられているのは「懐疑的思考」の問題だとか、「クリティカル・シンキング」の問題と呼ぶのが適切だと思われる。

    疑似科学って言いたいだけちゃうんかと - 僕と懐疑の関係
    Itisango
    Itisango 2008/05/17
    科学哲学
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