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ブックマーク / www.hiroshima-u.ac.jp (3)

  • 大学院先進理工系科学研究科の片山春菜助教が「アジアの科学者100人」に選出されました

    シンガポールの科学誌Asian Scientist Magazineが発表した2023年度版「アジアの科学者100人」に大学院先進理工系科学研究科の片山春菜助教が選出されました。 Asian Scientist Magazineでは2016年から毎年、アジアで最も優れた研究者を掲載しており、国内外の各賞の受賞者や、各研究分野で顕著な業績をあげた研究者が選出されます。広島大学に在籍する研究者の受賞は今回が初めてです。 片山助教は、電気回路に作った擬似的なブラックホールから放出される特異な量子相関を持った「ホーキング輻射」を観測する方法を提案し、2022年度には「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日奨励賞」を受賞しました。 片山助教の研究が量子コンピューターに応用されれば、次世代の情報処理や通信の実現がさらに進むことが期待されます。

    大学院先進理工系科学研究科の片山春菜助教が「アジアの科学者100人」に選出されました
  • 【研究成果】体外で作製されるヒト脳組織(ヒト脳オルガノイド)が法律的に「人」と見なされうることを指摘

    近年、ヒトの多能性幹細胞(ES細胞※1、iPS細胞※2)から三次元の脳組織(ヒト脳オルガノイド)を作製する研究が進んでいます。この研究について様々な倫理的問題の検討が進んでいますが、法的問題の検討はこれまで十分に行われてきませんでした。 研究ではヒト脳オルガノイドが、法律的な「人」に相当するのかどうかを検討しました。法律上の「人」は通常、私たちのような人間(「自然人」)と「法人」とに分けられます。現状、ヒト脳オルガノイドは自然人、法人のいずれにも分類されませんが、将来的には両者どちらの意味でも法的に「人」と見なされうることを指摘しました。 ヒト脳オルガノイドが自然人という意味で法的に人と見なされる場合、それを作製することはクローン個体を作製することを意味するため、法的な観点からも重大な問題を提起する可能性があります。その意味でも、ヒト脳オルガノイド研究に関しては、倫理的な観点だけでなく、

    【研究成果】体外で作製されるヒト脳組織(ヒト脳オルガノイド)が法律的に「人」と見なされうることを指摘
  • ツァイリンガー教授のノーベル物理学賞受賞に、本学関係者からも喜びの声が上がりました

    2022年のノーベル物理学賞が、複数光子の量子もつれの生成、それを用いたベルの不等式の破れの検証、そして量子情報科学を開拓し基礎づけた業績により、オーストリアのアントン・ツァイリンガー(Anton Zeilinger)教授ら3人に決定しました。ツァイリンガー教授には、2003年、広島大学に量子情報生命科学国際プロジェクタセンター(時限)を設置する際、アドバイザーの就任をお願いしたことが縁で、学大学院先進理工系科学研究科の飯沼昌隆助教、畠中憲之教授等との研究交流が始まり、今回の受賞を受けて喜びの声が上がりました。 飯沼助教は、ウィーン大学で今回の受賞に関係する「光子の量子もつれ」生成の研究に2カ月ほど従事しました。当時、世界の最先端技術を有するウィーン大学で実験技術を学んだ後、学で光を用いた量子力学の基礎に関する研究や関連する量子情報科学の実験的研究を立ち上げました。このときの最初の成果

    ツァイリンガー教授のノーベル物理学賞受賞に、本学関係者からも喜びの声が上がりました
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