タグ

ブックマーク / yosyan.hatenablog.com (3)

  • 沖縄のホメパチ装置からの芋づる - 新小児科医のつぶやき

    しばらく避けたかったホメパチですが、9/2付朝日新聞がまた興味深いので勢いで触れます。 ■とりあえず事件の概略 事件は公立中学の養護教諭が5年以上も、体調の悪い生徒に砂糖粒しか治療として与えなかった事件です。生徒の反応が面白いのですが、 一部の生徒は、このレメディーについて「思いこみ薬」と呼んでいた。 こういう冷静な者もおれば、 新型インフルエンザが流行した昨年、「インフルエンザを予防できるレメディー」を渡され、予防接種を受けなかった生徒もいる。 こういう被害を受けて者もいます。「経験談」として予防接種を受けなかった生徒が、インフルエンザを予防できたかどうかも知りたいところですが、そこまでは取材できていないようです。それでもってこの養護教諭は、 普及団体「日ホメオパシー医学協会」が認定する療法家 それも沖縄の養護教諭では影響力の強い立場にもあるようで、 沖縄の全小中学校の養護教諭約440

    沖縄のホメパチ装置からの芋づる - 新小児科医のつぶやき
  • 水の記憶へのホメパチ理論 - 新小児科医のつぶやき

    ホメパチ医学協会が日学術会議会長談話に反論されています。言論の自由は保障されていますから、反論されてもなんら差し支えないのですが、反論を論評する自由もまた保障されています。ですからと言いたいのですが、やるには余りにも苦痛に満ちた作業です。正直なところやるだけの意味を見出すのが非常に困難です。 そこで日曜ですし手を抜いて1点だけ取り上げてみたいと思います。ホメパチの根理論と言うか、生命線理論である「水の記憶」の理論的説明です。これについてはホメパチ側と現代科学側は真っ向から対立しています。「対立している」は極度にホメパチ側に好意的な表現ですが、現代科学側にしてみれば、天動説を強硬に主張されるより1万倍困惑する主張です。 それだけに日学術会議に公式に否定された後にどんな理論根拠を持ち出すかは逆の意味で興味は出てくるのですが、 日学術会議は、原材料を希釈振盪した水が「ただの水」であると断

    水の記憶へのホメパチ理論 - 新小児科医のつぶやき
  • 日本学術会議のホメオパシー否定 - 新小児科医のつぶやき

    学術会議会長 金澤一郎氏による平成22年8月24日付「ホメオパシー」についての会長談話です。長くもないのでリンク先を確認してもらえれば嬉しいのですが、終わりの部分を引用します。 今のうちに医療・歯科医療・獣医療現場からこれを排除する努力が行われなければ「自然に近い安全で有効な治療」という誤解が広がり、欧米と同様の深刻な事態に陥ることが懸念されます。そしてすべての関係者はホメオパシーのような非科学を排除して正しい科学を広める役割を果たさなくてはなりません。 最後にもう一度申しますが、ホメオパシーの治療効果は科学的に明確に否定されています。それを「効果がある」と称して治療に使用することは厳に慎むべき行為です。このことを多くの方にぜひご理解いただきたいと思います。 この日学術会議と言うのが結構凄い団体で、wikipediaで十分ですから引用しておきますと、 科学者の内外に対する代表機関であ

    日本学術会議のホメオパシー否定 - 新小児科医のつぶやき
    Itisango
    Itisango 2010/08/26
  • 1