どうにも腑に落ちないので覚え書きを残しておきたい。Mozilla Japanブログ『Do Not Track - 重要なのはユーザ本人の意思を伝えること』によれば、Do Not Track(以下DNT)について、「そのシグナルが、ソフトウェアメーカーではなく、実際に画面に向かっている人間によって行われた選択を表すことが重要」だという。そして、Mozillaは「ユーザの意思は分かりませんので、初期設定ではサーバに対して何もシグナルを送信しません」という立場を採用している。しかし、何もしないという不作為もまた一つの選択だ。ユーザーに積極的な選択をするよう求めるならば、平均的なユーザーにその選択ができるだけのリテラシーがあり、かつ判断材料となる情報が提供されていることが必要だろう。DNTに関して、そうした条件が満たされているとは思えない。 DNTは、ユーザーがオンライン上で行動追跡されるのを拒否
Firefox 3.5の「Geo-locating」が、プライバシーの侵害のようで気になるという人に朗報です。簡単な方法で、位置情報検出を無効にすることができるんですよ。 Mozillaは無効にするボタンを、オプションパネルに入れなかったのですが、もともと、Firefoxでは、位置情報が自動で検出されてしまうわけではありません。サイトが位置を聞いてきたときだけ、検出を促されるようになっています。だから、一部の人にとっては煩わしいと感じてしまうのですよね。ブログ「How-To Geek」で、元米lifehackerのインターンだったAsian Angelが、位置情報検出を無効にするその方法を書いているので、紹介します。 まず、アドレスバーに「about:config」とタイプして「Enter」。 警告メッセージが出てきますが、「I'll be careful. I promise!」ボタンを
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