Google+ で Rob Pike 氏が語ったところによると、C 言語の開発者、K&R の R であるところの Dennis Ritchie 博士が亡くなられた。70 歳 (Rob Pike 氏による Google+ への投稿) 。 長らく闘病中だったとのことで、先週末に自宅で息を引き取ったそうだ。
OSS のビルドでは、多くの場合 make を利用することが多い。Wikipedia の make の項目でも「UNIX 系ソフトウェアは、ソースコードの形で配布されることが多いが、そのビルド作業にはほぼ必須のツールといえる」と述べられている make だが、近年ではこれに代わるツールも多く登場しており、たとえば Visual Studio では make をまったく使わずにビルドを行うことができる。 もちろん、make は柔軟であり有用なツールではあるのだが、問題は (C++ のように) 記述に自由度が高すぎて、Makefile を作成するユーザーの技量によっては読解が激しく難しいものができてしまう点だ。また、大規模なソフトウェアの場合サブディレクトリを作ってそれぞれに Makefile を作成する、というのが一般的だが、配置方法や内容によってはこれまた訳の分からない Makefile
quick sortの開発などで著名なアントニー・ホーア氏が、「null参照の考案は過ちであった」と考えているとの話が本家/.で取り上げられている。 3月11~13日にロンドンで開催されるQCon London 2009における、ホーア氏のプレゼンテーション概要には次のようにある。 1965年に考案したnull参照の概念は、10億ドル単位の過ちと呼ぶべきものであろう。当時自分は初のオブジェクト指向言語(ALGOL W)のリファレンスの包括的システムを設計していた。全てのリファレンスの使用が全く問題のないことを確認するため、コンパイラによってチェックを自動化することが目標であった。null参照をこれに含めるのは、非常に簡単であり、やらずにはいられなかった。 しかしこれこそがその後40年に渡り、数え切れないほどのエラーや脆弱性、システムクラッシュの原因となり、10億ドル単位の損害や苦労を引き起
人気のプログラミング言語を示す TIOBEプログラミングコミュニティ指数で、Cが 4年ぶりに 1位に返り咲いたそうだ(TIOBE Software、本家/.記事)。 TIOBEプログラミングコミュニティ指数は各言語のエンジニア数、扱うサードパーティベンダ数などから人気のプログラミング言語を毎月算定している。Cのシェアはここ 10年ほど 15~20%と安定していたとのことで、この度 1位に返り咲いたのは Cの人気が急上昇したからではなく、Javaのシェアが減少したためとのこと。Javaは長期に渡りシェアが減少傾向にあり、代わりに JVM上で動作する言語のシェアが伸びているとのこと。JavaFXなどは 20位以内突入も目前だそうだ(今回の算定では 22位)。
私はここ12年ほど、IT業界でコンサルタントやシステムエンジニアとして働いてきました。プログラミング、ネットワーク、SAN、Linux/AIX/UNIX、Windows、営業、サポートといった具合に、様々な業務を一通りこなす機会がありました。しかしここ数ヶ月、私はIT業界というものに少々幻滅を覚えています。今でもたまには新技術に心惹かれることもあるのですが、実際に手をつけるとどれも多くは非常に退屈で、ワンパターンで、つまらなく感じられてしまいます。もはや、私はこの商売において実地に手を動かして何かするということに、あまり興味が持てなくなっているのです。 今後のキャリアとして、管理職を目指すという方向がまずあります。しかしIT業界で管理職になったとしても、こうしたフラストレーションの溜まる技術的問題に直面しなければならないことにはしょせん変わりないでしょう。そこでもう一つの道として私が検討し
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