Pythonでは、ある一定の期間だけオブジェクトを使用したり、いろいろな設定を行って用事がすんだら元に戻したい、という処理を行うとき、with文を使用します。 たとえば、ファイルを読み込むときには、with 文を利用して、作成したファイルオブジェクトを自動的に開放するようにします。
今回は、文字列の中に記載されたメソッドや関数を Python から実行する方法です。 exec、eval、 literal_eval 、getattr あたりを使うことで実現可能なのですが、呼び出し側(文字列を関数として呼び出す側)と呼び出された側(文字列に記述した式)での値の受け渡しなどは、他のサイトではあまり触れられていないので、この記事ではその点を中心に解説したいと思います。 「文字列をプログラムとして実行する」とは そもそも「文字列をプログラムとして実行する」というのは、例えば文字列として "myfunc(100)" という文字列が与えられた場合、「 myfunc(100) を実行する」と解釈して、myfunc(100)を実行するという事になります。 プログラムと言っても実際には関数に限ったものではなく、文字列をPythonのプログラムと解釈させて実行することが可能です。 文字列を
本記事では、PythonのPySNMPライブラリを使用して、SNMPに対応したIP機器などに要求するSNMPコマンドの基本的な使い方について学んでいきます。 SNMPとは PySNMPのインストール Ciscoルータの設定 snmpwalkコマンド snmpgetコマンド snmpsetコマンド 最後に 参考書籍 SNMPとは SNMP(Simple Network Management Protocol)とは、IP機器(サーバやルータなど)を管理するために1988年に導入されたプロトコルです。 SNMPを用いることで、サーバなどのCPUの使用率や温度状態をポーリングしたり、またルータなどのインタフェースダウンなど異常が発生した際にトラップ(Trap)と呼ばれるものを管理者(Manager)に送信することで、障害検知を容易にすることができます。 SNMPはこれまでにSNMPv1、SNMPv
COLUMN 組み込みエンジニアの戸惑い PythonからC言語を呼び出してみる②(SWIGを使った場合) # Python # エンジニア # 組み込みエンジニアの戸惑いシリーズ Python編 # 言語 2019-11-07 FSI Embedded 組み込みソフトウェアエンジニアがPythonを始めてみました。そして、第6の戸惑い、前回に引き続き組み込みとは切っても切り離せない「C言語」に関しての話題です。Pythonを扱っていて課題となることもある処理速度の改善や、過去資産の流用など、そんなときに役立つかもしれない、PythonからC言語を呼び出す方法についてのご紹介です。 PythonからC言語、またはC++を呼び出す方法には様々なものがあり、前回の記事でご紹介したPython/C API (Python.h)や、今回ご紹介するSWIG、またboost.pythonなどがあります
プログラミングの学習を始めようとする人がする定番の質問がある。「どのプログラミング言語を選べばいいか」というものだ。 私はこのコラムで以前、JavaScriptからプログラミングを始めてはどうかと書いた。JavaScriptはWebブラウザーさえあれば動作するからだ。例えば「Chrome」であれば、F12キーを押して「Console」タブを選ぶだけで、JavaScriptの対話実行環境を利用できる。 関連記事: 保存していないクレジットカード情報が漏洩する謎、鍵はあのプログラミング言語 もっとも、JavaScriptは最初に学ぶ言語としては少し癖が強いとも感じている。どちらかというと、2番目か3番目に学ぶことで視野が広がるタイプの言語ではないだろうか。 私が初心者に勧めるとしたら候補は2つある。「Ruby」と「Python」だ。 私がRubyを勧める理由は、「プログラミングの楽しさ」を体験
PEP 20 – The Zen of Python Author: Tim Peters <tim.peters at gmail.com> Status: Active Type: Informational Created: 19-Aug-2004 Post-History: 22-Aug-2004 Table of Contents Abstract The Zen of Python Easter Egg References Copyright Abstract Long time Pythoneer Tim Peters succinctly channels the BDFL’s guiding principles for Python’s design into 20 aphorisms, only 19 of which have been written down.
Windowsは長年の間、Pythonインタプリタを含まない唯一の主流のOSであることが知られてきた。しかし、Windows 10 May 2019 Updateではその状況も変化する。MicrosoftはPythonを使った配布物をMicrosoftストア上でリリースしやすくなるように変更したほか、Windows 10 May 2019 Updateではデフォルトで「python.exe」がインストールされるという。ただしこのpython.exeは実行するとMicrosoftストアのPythonページが表示されるというもので、実際にPythonを利用するにはMicrosoftストアからのダウンロードとインストールが必要となる。 Microsoftストアで提供されるPythonのバージョンは3.7で、これによってWindows 10に簡単にPythonをインストールできるようになり、またp
Red Hatの森若です。 今回はRHEL8でのPythonがどのようにパッケージされているかを見ていきます。 Red Hat Enterprise Linux 8には"python"コマンドがない!? Red Hat Enterprise Linux 8 はインストール直後のデフォルト状態では "python" コマンドが存在しません。(ほとんどの場合"python3"コマンドはあります。) pythonコマンドがない……!? RHELは各種のシステムツールがPythonで実装されており、RHELであれば "python"コマンドが利用できるという状況が続いてきました。RHEL 8では少し様子が違うようです。詳しくみていきましょう。 3つのPython処理系 RHEL 8 Betaでは、Pythonの処理系は3種類存在します。 platform-python: RHELに同梱の各種システ
はじめに 開発部の tasaki です。 6 月の記事(「Pythonのパッケージングのベストプラクティスについて考える2018」)では setuptools, pip, venv を使ったパッケージングのフローについて考えました。 techblog.asahi-net.co.jp 今回はモダンな開発用ツールチェーンを持つ他の言語(具体的には JavaScript (Node.js), Go, Rust あたりを意識)と似たような開発フローを Python において構築するにはどうすればよいかということを考えていきます。 はじめに 対象バージョン 備考 TL;DR (結論) pip と virtualenv の統合 (Pipenv) 概要 使い方 インストール Pipenv プロジェクトの新規作成 setup.py との併用 静的な型の検査 (mypy) 概要 設定例 使い方 Lintin
Pythonで並列処理・並行処理を提供する標準モジュールは数多くあり、初めてだと違いを理解するのは困難です。この記事では、それぞれの違いについて調べました。 threadモジュール(Python 2), _threadモジュール(Python 3) かつてPython 2にはthreadモジュールという複数のスレッドを扱うためのモジュールが存在していましたが、Python 3でdeprecated扱いになりました。一応_threadモジュールという名前で残っています。公式でも述べられているように、一般には、thread/_threadモジュールではなく、より高レベルなthreadingモジュールの使用が推奨されるようです。 threadingモジュール threadingモジュールは、先述の通り、複数のスレッドを扱うためのモジュールです。thread/_threadモジュールより高レベルと
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