
現地時間9月19日からスペインのビルバオで開催されていた「Open Source Summit Europe」で、Linuxカーネル開発者であり、LWN.netの編集責任者を務めているJonathan Corbet氏が、Linuxカーネル関連の新しい点や今後の動きについて発表した。 なぜだろうか。Corbet氏は単純なことだと述べた上で、「実際のところそれほど長くメンテナンスする意味がないのだ。というのも使っている人がいないためだ」と続けた。筆者もその点に同意する。Linuxカーネル4.14をどこかの実稼働環境で使用しているのは確かだろうが、その数はさほど多くないはずだ。 しかし他にも理由がある。それは同氏によると、LTSを単にメンテナンスするよりもずっと大きな問題だという。それはLinuxのコードのメンテナーらがバーンアウト(燃え尽き症候群)に陥っているという問題だ。開発者不足が問題とい
LinuxにRustを導入するかどうかという議論は終わりを迎えた。Rustの実装は既に始まっている。Linuxの父であるLinus Torvalds氏は電子メールによる筆者との対話の中で「何かおかしなことが発生しない限り、それ(Rust)は6.1で導入される」と述べた。 Linuxカーネルの記述言語としてプログラミング言語Rustを導入するという議論は、かなり前から存在していた。Linuxカーネルの開発者らは、年次カンファレンス「Linux Plumbers Conference(LPC)2020」の場で、Linuxの新たなインラインコードでのRustの使用について検討を開始していた。また、「Android」(それ自体がLinuxのディストリビューションだ)の開発言語としてRustを支持しているGoogleは、2021年4月にLinuxカーネルへのRust導入の動きを後押しし始めていた。
DX(デジタルトランスフォーメーション)やIoT(Internet of Things)の進展により、ますますその存在感が増しているオープンソースソフトウェア(OSS)。ソフトウェアの高機能化、大規模化によるサプライチェーンの複雑化を背景に、SBOM(Software Bill of Materials)によるOSSサプライチェーンマネジメントに注目が集まっています。米国では既に必須化・標準化の動きが始まっており、日本企業も対応を迫られるようになってきました。本記事では、あらためてSBOMとは何か、そして日本におけるSBOM活用の普及促進にはどういった課題があるかについて、詳しく解説します。 SBOMとはいったい、どのようなものなのか Software Bill of Materials(SBOM、「エスボム」と読みます))とは、ソフトウェアを構成するOSSや商用ソフトウェアなどのライブラ
Linuxカーネルの機能を安全に拡張できるeBPFのコードはC言語で実装する必要があると知り、がっかりしているクラウドネイティブ 世代の皆様に朗報です。実は、Rustで、eBPFのコードを実装することができます。今更、C言語(クラウドネイティブ ではない感じ)を学ぶ必要はありません! eBPFとプログラミング言語eBPFを活用するソフトウェアは、カーネルスペースで動作するeBPFバイトコードと、eBPFバイトコードを制御するユーザスペースのアプリケーションから構成されます。後者は、Go、Python、Rustなど様々なプログラミング言語で実装することができますが、前者は、制限のあるC言語で実装する必要があります。 eBPFの構成Rust用eBPFライブラリRustでeBPFを扱う一般的な方法は、libbpf-rsライブラリです。これは、C言語でユーザスペースのアプリケーションを実装するため
Rust Playgroundではコンピュータに何もインストールすることなく、オンラインでRustを試すことができます。 インストールせずにRustを試す Rustup:Rustインストーラおよびバージョン管理ツール 一般によく採用されるRustのインストール方法は、Rustupというツールを介するものです。このツールはRustインストーラとバージョン管理ツールを兼ねたものです。 あなたはmacOSかLinuxまたはその他のUnix系OSを使用しているようです。RustupをダウンロードしてRustをインストールするには、ターミナルで以下のコマンドを実行してください。それから画面に表示される指示に従ってください。Windowsユーザである場合には、「その他のインストール方法」を参照してください。 curl --proto '=https' --tlsv1.2 -sSf https://sh
Linux kernel coding style¶ This is a short document describing the preferred coding style for the linux kernel. Coding style is very personal, and I won’t force my views on anybody, but this is what goes for anything that I have to be able to maintain, and I’d prefer it for most other things too. Please at least consider the points made here. First off, I’d suggest printing out a copy of the GNU c
The Open Group Base Specifications Issue 7, 2018 edition IEEE Std 1003.1-2017 (Revision of IEEE Std 1003.1-2008) Copyright © 2001-2018 IEEE and The Open Group
(訳注:2016/3/2、いただいた翻訳フィードバックをもとに記事を修正いたしました。) (訳注:著者のMattより、「本文中で明言はしていないが、この記事の内容はx86-64 Unix/Linux/POSIXでアプリケーションをプログラミングする場合にフォーカスしている。他のプログラミング領域では、対象とするシステムに応じた(例: 8-bitの組み込みシステム、10年前のコンパイラ、多くの異なるCPUアーキテクチャで動く必要のあるアプリケーション、Win/Linuxでのビルド互換性など)特有のアドバイスが必要」との補足を頂いております。) 以下の文章は2015年の始めに書いたドラフトで、今まで公開していませんでした。私のドラフト用フォルダの中で誰の目も引かなかったため、大部分が書いた時のままです。公開するにあたり、単純に2015年を2016年に変更しました。 必要な修正、改善、苦情があり
実行しているのは次のコードです.fld でメモリにある80ビットの浮動小数を スタックにつみます. (a) の fsub 命令でスタックの上部の2つの数値を取り出して 減算し, 結果をスタックに戻します. (b) の fsubp 命令では fsub の後にスタック をポップ(スタックトップを空にした後,ポインタをインクリメント)します. (c) の例では, fcompp で大きさを比較した結果を C0, C2, C3 の条件コードに設定 してスタックを2回ポップしています. 比較に使った数値が不用の場合です. Num16 dt 16.0 Num4 dt 4.0 fld tword[Num16] fld tword[Num4] fsub st1, st0 ; (a) ; または fsubp st1,st0 (b) ; または fcompp st1,st0 (c) 使いやすいのは (b) の方
Permission is granted to copy, distribute and/or modify this document under the terms of the GNU Free Documentation License, Version 1.1; with no Invariant Sections, with no Front-Cover Texts, and no Back-Cover texts. Abstract This document is intended to be a tutorial, showing how to write a simple assembly program in several UNIX operating systems on the IA-32 (i386) platform. Included material
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く