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QCに関するItisangoのブックマーク (4)

  • なぜなぜ分析は、危険だ | タイム・コンサルタントの日誌から

    「なぜなぜ分析」は、品質管理や労働安全管理などの分野で、よく用いられる手法だ。発生した問題事象の根原因を探るために、「なぜ?」「なぜ?」とくりかえして掘り下げていく。この問いかけを“5回はくりかえせ”と、よく指導しているため、別名「なぜなぜ5回」とも呼ばれる。元々、トヨタが発祥の地であり、トヨタ生産方式の普及とともに、他の業界や分野でも使われるようになった。 図は、トヨタ生産方式の生みの親である大野耐一氏の著書から一例をとって、図示したものだ。工場内のある生産機械が故障してとまったとき、「なぜ機械は止まったか?」の問いに、「オーバーロードがかかって、ヒューズが切れたからだ」と答えただけでは、じゃあヒューズを交換して再起動すればいい、という答えしか出てこない。 しかし、なぜオーバーロードがかかったのか?→ (2)軸受部の潤滑が十分でないからだ、とほりさげ、 さらに (3)潤滑ポンプが十分組

    なぜなぜ分析は、危険だ | タイム・コンサルタントの日誌から
    Itisango
    Itisango 2015/02/24
    “「品質は個人レベルの努力ではなくシステムで担保する」という前提がない組織で、ナイフを振り回したって、弱い個人が傷つくだけである。”
  • 製造現場の品質管理 “5M”カイゼンの心構え〔前編〕

    ⇒前回(第3回)はこちら ⇒連載「実践! IE:現場視点の品質管理」バックナンバー 品質管理要素“5M”とは? 製品を生産する過程で品質に影響を及ぼす要素は「5つの要素」から構成されています。これらの要素の品質のバラツキ具合が総合されて製品の品質が決定付けられるといわれています。 この生産の品質管理要素は、一般に次の「図1 生産要素の5M」のように表現されます。 これらの要素を生産の5Mといいます。“人(Men)、方法(Method)、機械(Machines)、材料(Materials)、計測(Measurement)”の5つのMは、製品を製造する際の品質管理の要素として絶対に欠けてはいけない項目です。この5Mの要素と、種々の管理手法とを合わせて初めて合理的な品質管理活動と生産活動が行えるわけです。 5Mは、質的にはそれぞれが異なった特徴を持つ要素です。これらを組み合わせて製品の生産を行

    製造現場の品質管理 “5M”カイゼンの心構え〔前編〕
  • なぜなぜ分析があぶり出すチェックリスト症候群

    ちょっと想像してみてほしい。あなたの勤務先に2つの職場があるとする。「業務を遂行する際に大量のチェックリストを渡されて、作業を終えるたび成果物をチェックするよう命令される職場」と「チェックリストが無くても作業ミスを防げるよう作業手順の改善が日々行われている職場」だ。どちらかを選びなさい、と言われたら、どちらへの配属を希望するだろうか。たぶんほとんどの人が、後者を望むのではないだろうか。 それにもかかわらず「ヒューマンエラーで起きた品質事故の再発防止策を考えろ」と言われると、原因は「担当者の注意不足」とし、対策は「チェックリストを作り確認を徹底」としてしまうマネジャーが、少なくないらしい。 筆者がこのことを意識するようになったきっかけは、旧所属部署(2010年12月まで日経情報ストラテジー編集部)で担当した「なぜなぜ分析」の連載記事だ。この連載は、独立コンサルタントであるマネジメント・ダイナ

    なぜなぜ分析があぶり出すチェックリスト症候群
  • 管理図とは

    管理図(シューハート管理図)とは、製造工程が統計的管理状態にあるかどうかを判断するためのグラフです。 製品の品質特性値はバラツクのが普通ですから、管理図は品質特性値のバラツキが異常原因(見逃せないバラツキ)か偶然原因(許しえるバラツキ)かを判定するためのツールになります。 新しいサイトへ移行しました。最新記事はこちら → 管理図とは 管理図は折れ線グラフに、2の管理限界線(UCL、LCL)と1の中心線を記入して作成します。品質特性値にくせがあったり、管理限界線の外に出たりすれば、異常原因があったことを示します。 計量値の管理図は、以下の種類があります(Xバーを単にXと表記しています)。 X-R管理図:平均値と範囲 X-s管理図:平均値と標準偏差 Me-R管理図:中央値と範囲 X-Rs管理図:個々の値と移動範囲 下図は、X-R管理図の例です。 管理図の視点は、 1.点がUCLとLCLの内

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