フランス・ボルドーにあるシナゴーグ(ユダヤ教の礼拝所)に集まる人々(2015年9月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/JEAN PIERRE MULLER 【3月26日 AFP】イスラム過激派に仮装し模造銃を持ったユダヤ人の男性(40)がフランス・パリ(Paris)にあるシナゴーグ(ユダヤ教の礼拝所)に現れ、「アラーアクバル(Allahu Akbar、アラビア語で神は偉大なりの意)」と叫ぶ出来事があった。警察筋が25日、明らかにした。 出来事があったのは24日で現場は、パリ南東部バンセンヌ(Vincennes)にあるハバド・ルバビッチ(Habad Loubavitch)礼拝所。警備に当たっていた兵士たちにとっては「驚き」だったであろうとした上で、警察筋はさりげない態度を示した。 当時、礼拝所には、ペルシャ帝国時代に滅亡から救われたユダヤ人解放を祝う祭り「プリム(Purim)」で、仮装した