沢山のファイルの名前を変更したり、拡張子を変更する際には、シェル上での操作が便利なことがあります。この場合、ファイル名や拡張子、ファイル名から拡張子を取り除いたものを取得できると便利です。 basenameとdirnameの利用 MacOSやLinuxではbasenameコマンドやdirnameコマンドを利用すると、パス名からのファイル名の取り出しやパス名からのディレクトリ部分の取り出しが出来ます。この2つのコマンドの動作は
Shell Script Advent Calendar 2015 4日目 の投稿です。 以前から自分用にメモしていたものを文字起こししました。 はじめに 仕事でシェルを使い始めて3年くらい経ちました。 途中、python や ruby でスクリプト作ったり、ちょっと zsh に浮気したりしましたが、なんだかんだで今も Bash を使うことが多いです。 この3年間、スーパーシェル芸人(@ebanさん)にご教授頂いたり、Golfしたり(@ebanの影響)、シェル芸勉強会に参加したり(@ebanの影響)してきました。 そんな3年間のまとめとして、シェルスクリプト初めましてだった3年前の私に向けたTips集を書いてみました。 趣旨 各項目ごとに、まず初心者(過去の私がやってた)あるある実装を例示して、その次に、より良さげな実装を例示する構成としています。 実行環境 OS Mac OS X Yos
パスの末尾に/があるかないかを気にしたくない 文字列を結合してパスを生成したりするときに、パスを格納した複数の変数を文字列結合するときがあります。 dirHome="/var/lib/hoge/" workDirName="work" echo "${dirHome}${workDirName}" # /var/lib/hoge/workと表示される しかし、dirHomeやworkDirNameのような変数をコンフィグファイルで設定していたり、実際に参照するところと定義箇所が遠いときがあると厄介なことが起こりえます。 例えば、下記のようにdirHomeの末尾に/がなかったらどうなりますでしょうか?
目的 "getopt"は、Cライブラリもコマンド版も、どちらも使い方を覚えにくい。 ここでは、コマンド版 "getopt" と、sh/bash built-in の "getopts" の使い方をまとめる。 結果 sh/bash built-inのgetoptsが使える場合は、そちらを使った方が良い。 外部コマンド getopt 使用時は、クォート処理に気をつける。 速度的には、getoptとgetoptsどっちでも大して差はない。 getopts.sh https://sssvn.jp/svn/spikelet/sh/getopts.sh getopt-o.sh https://sssvn.jp/svn/spikelet/sh/getopt-o.sh 以下、詳細。 getopt を使う(クォート考慮なし) getopt(1)を参考にしつつ、素直に作成。 getopt.sh https:/
ASCII Booksのサイトをご利用いただき、ありがとうございます。 2016年12月6日をもちまして、サイトを閉鎖させていただくことになりました。 今までサイトをご利用いただき、ありがとうございました。 アスキー・メディアワークスを引き続き、よろしくお願いいたします。
最新の類似投稿としてシェルスクリプトのコーディングルール2014も併せてどうぞ。 2014/10/09追記 ぼくがシェルスクリプトを書くときに気にしていること、過去の失敗で書き留めたことを忘れないために。 1. グローバル変数は大文字 PATH や HOME など、環境変数が大文字なので、エクスポートする変数を大文字で書くという習慣は一般的であるような気がしますが、エクスポートする変数を抱えるシェルスクリプトを作成する機会が稀なので。 グローバル変数は大文字 ローカル変数は小文字 エクスポートする変数も大文字 関数内からグローバル変数にアクセスする場合がありますが、やはり区別していると、可読性が増すような気がするのでお勧めです。 2. awk を知る Unix 上にて文書処理をするときに、数多くのフィルタコマンド(grep、cut、tr、head、sort、uniq、sed、awk、wc、
Section: User Commands (1) Updated: 2010 December 28 Index JM Home Page roff page 名前 bash - GNU Bourne-Again SHell 書式 bash [options] [file] 著作権 Bash is Copyright (C) 1989-2011 by the Free Software Foundation, Inc. 説明 bash は、標準入力やファイルから読み込んだコマンドを実行する、 sh 互換のコマンド言語インタプリタです。 bash には、Korn シェルや C シェル (ksh や csh) の便利な機能も採り入れられています。 bash は IEEE POSIX specification (IEEE Standard 1003.1) の Shell and Utili
shell script は普段さけて通りたいと願ってやまないわけですが、たまには書かないといけないことがあるので、そういうときは覚えておくと便利な tips を2つ。 autodie っぽくするset -eとすると、コマンドの実行に失敗したときにそこで実行がとまるので便利。 #!/bin/sh set -e perl -e 'die' echo SHOULD NOT REACH HEREとすると % ./hoge.sh Died at -e line 1. % echo $? 255となって、最後までいかずに死にます。 複数のコマンドを順番に実行するときに便利。 なお、以下のような挙動をするんだそうです。 ただし失敗したコマンドが until または while ループの一部である、 if 文の一部である、 && または || リストの一部である、 コマンドの返り値が ! で反転されてい
はじめに これから書く内容は、シェルスクリプトをばりばり書いている現場(サーバエンジニア・インフラエンジニア)向けのものではありません。 年に数回crontabをいじるような現場(サーバに詳しくないアプリケーションプログラマが多数を占めるような現場とか、Webデザイナや非プログラマがcrontabをおそるおそるいじったりするような現場)を想定しています。 >/dev/null 2>&1 の問題点 この記法の問題点は、「覚えにくい、間違えやすい、間違ってても気づかない」ということです。 初心者を迷わせる要素がこんなにあります。 >/dev/nullは先か後か 1と2はどちらが先か &はどこに書くのか よって下記のように多種多様なミスが起こり得ます。 2>&1 >/dev/null >/dev/null 1>&2 >/dev/null 2>1& >/dev/null &2>1 これをぱっと見て
/bin/shの実体としてはash(dash)、bash、kshの採用例が多い。どのシェルもBourne shellの機能に加えて、拡張機能を提供する。 FreeBSDなどの*BSD系のOSは、ashを/bin/shとして使っている。ashはPOSIX.1(POSIX:2008)にいくらかのBSD拡張機能を取り込んだシェルだ。メモリをあまり消費せず、高速に動作し、ほかのライブラリに依存することが少ない。従って、rootやレスキューシステムのインタラクティブシェル、システムのシェルスクリプトといった場面で採用されている。 Mac OS Xはbashを/bin/shに採用している。FedoraやopenSUSEなどのLinuxディストリビューションもbashを/bin/shに採用している。LinuxディストリビューションでもUbuntuやDebian、Linux Mintなどは、高速に動作する
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