今回は、「/var/run」ディレクトリについて。 「/var/run」ディレクトリは、システムを起動した後の情報が格納されるディレクトリです。このディレクトリには、主に実行中のプロセスに関する情報が格納された「pidファイル」が存在します。/var/runディレクトリは一般ユーザでも参照できますので、lsコマンドで参照してみてください。 -- $ ls /var/run autofs.pid crond.pid messagebus.pid -- 「.pid」で終わっているファイルがpidファイルです。このファイルには、該当するプロセスのプロセスIDなどの情報が記述されています。たとえば、/var/run/crond.pidファイルには、crondのプロセスIDが記述されています。 このファイルは、スクリプトやほかのプロセスで利用されます。プロセスIDが記述されているので、このファイルは
![「/var/run」ディレクトリ - Linux技術者認定 LinuC | LPI-Japan](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/92f5c4d516cdcdb18289fc6e9bfccbb5ff8e6c29/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flinuc.org%2Fcommon%2Fassets%2Fstudy_knowledge02.png)