主なものから順番に説明しましょう。 JDBC 2.0オプション・パッケージは,データベースとJavaプログラムを接続するAPIです(注4)。J2SEに含まれているJDBCコアAPIでは,データベース・ドライバ,データベースのメタ情報(注5),接続,SQL(注6)文,処理結果,SQL型のJavaオブジェクト・マッピングが提供されていますが,大規模システムでは力不足です。そこでオプション・パッケージとして,大量のクライアントに効率よくデータベース接続するための機能などが追加されているわけです。 EJB(Enterprise JavaBeans)は,ビジネス・ロジックのコンポーネント化を目的とした仕様です。トランザクション制御をサポートし,ビジネス・ロジックそのものを実装するオブジェクトとなるため,多層構造アプリケーションの中心となります。J2EEの中でも特に複雑な仕様と言っていいでしょう。EJ
前回書いた、JPA Cache Storeの副産物です。これを書いた時、JPAにJTAとリソースのルックアップもできるように頑張ろうと思ったのですが、面倒過ぎてやめました…。 ただ、DataSourceくらいはJNDIルックアップできるようになったので、今度はJavaでちゃんと書きたいと思います。 参考にしたのは、このあたりです。 How can I bind a DataSource to an InitialContext for JUnit testing? http://stackoverflow.com/questions/3461310/how-can-i-bind-a-datasource-to-an-initialcontext-for-junit-testing Implementing standalone JPA JTA Hibernate application o
Context Service lookup and creation involves complex interfaces and network operations. Problem J2EE clients interact with service components, such as Enterprise JavaBeans (EJB) and Java Message Service (JMS) components, which provide business services and persistence capabilities. To interact with these components, clients must either locate the service component (referred to as a lookup operatio
Servlet/JSP+MySQLでアプリケーションサーバ その3:快速MySQLでデータベースアプリ!(10)(1/3 ページ) 今回は、前回作成したServletをJSPに書き直してみよう。しかし、HTML+JSPだけでは十分な柔軟性が得られない。JavaBeansを組み合わせれば、コンテンツの変更や運用にも柔軟に対応できるシステムになる。 ServletソースのJSP化 Javaコードがそのまま使えて豊富なAPI群を利用でき、CGIよりも高速で動作するServletは確かに利点も多く、大規模なサイトにも適用可能です。しかし、その一方でコンパイルの手間を考慮しなくてはいけません。また、Servletが出力するHTMLはServletの中に埋め込まれています。そのため、少々の変更でもコンパイルし直す必要があります。 第5、6回で取り上げたPHPやPerlを使ったCGIならコンパイルの手間
「DIする」,「インジェクション(注入)する」──新しい技術に敏感なソフトウエア開発者たちの間で使われている言葉である。DIとは,「軽量コンテナ」を実現する新しい設計思想Dependency Injection(依存性注入)の略称である。同じ概念をIoC(Inversion of Control,制御の反転)と呼ぶ場合もある(詳細は後述)。「DIする」と言えば開発者の間では通用するぐらいに,この設計思想は注目されているのだ。 DIが注目される理由は簡単だ。ソフトウエア開発者の開発サイクルを大幅に改善するからだ。筆者が司会を担当した「軽量コンテナ」に関するパネル・ディスカッション(注1)では,DIを適用した軽量コンテナ「Spring Framework」のおかげで「睡眠時間が確保できるようになりました」と複数のパネリストが真顔でコメントしたほどである。DIは,それだけ有効な技術なのだ。 注1
MySQL 編5 - JDBC + JAVA Servlet、JSP、レコード更新、レコード参照 MySQL の JDBC ドライバは、 mysql-connector-java-3.0.8-stable.zip のパッケージから、mysql-connector-java-3.0.8-stable-bin.jar を lib に 配置した。2.0.14 の JDBC ドライバでは日本語が扱えなかった。 3.0.8 の JDBC ドライバは日本語が正常に扱える。 ■J2SDK1.4.1 でのシフトJIS の扱い変更に伴う問題 ・JDBC で Oracle9i の文字データをアクセスすると記号文字「〜」、「−」 関係が ? になる。次のコード回避した。 MySQL では時間がなく検証していないので注意のこと。 s = rs.getString(fld); s = new String(s.ge
みたいに、再利用しやすくしたものがカスタムタグです。 JSPのコードが見やすくなり、Javaプログラマ以外にもJSPの作成が容易になります。 「カスタムタグ」はユーザーが独自に記述できるものですが、共通の処理はたくさんあります。 そこで、Javaの標準に近い位置付けでカスタムタグを利用できるようにしたのが、JSTLです。 JavaServer Pages Standard Tag Libraryの略です。 Standardとついていますね。 JSTLの使い方 以下の2つのJARファイルをダウンロードします。 ・jstl-impl-1.2.jar http://sourceforge.jp/projects/sfnet_hpclc/downloads/trunk/WebContent/WEB-INF/lib/jstl-impl-1.2.jar/ jstl-api-1.2.jar http:/
ServletとJSP、Beanを使用してWebアプリケーションを作成する場合、BeanをModel(モデル)、JSPをView(ビュー)、ServletをController(コントローラ)というようにMVCアーキテクチャにマッピングするとよいでしょう。 では、実際にどのようにServlet+JSP+BeanをMVCアーキテクチャにマッピングするのか、「電話番号検索アプリケーション」の作成を通して見ていきましょう。 ●電話番号検索アプリケーションの仕様 まず、作成するアプリケーションの仕様を決定します。「電話番号検索アプリケーション」は、クライアントから送信される氏名をキーとして電話番号を検索し、結果を表示する機能を持つことにします。実際の流れとしては以下のようになります。 氏名を入力送信 ↓ 番号の検索 ↓ 結果を表示 ●Bean(Model)の作成 一般的にModelとは、アプリケー
新トップページへ | Tip Apache + Tomcat + PostgreSQLでサーブレット実行環境構築(Linux) LastUpdate : 08/09/14 CentOS5.1(64Bit版)に、サーブレットのWebアプリを実行する環境をApache+Tomcat+PostgreSQLで構築を行ってみます。 今回使用するソフトウェアのバージョンは以下のとおり。 JDK → Version 6 Update 7 Apache → 2.2.3 Tomcat → 6.0.18 PostgreSQL → 8.1.11 もくじ 必要なソフトウェアを揃える とりあえずサーブレットが動くようにする サーブレットからPostgreSQLにコネクションプールを使いアクセスできるようにする 必要なソフトウェアを揃える JDK Tomcatのリリースノートに「 Tomcat 6.0 require
JDBC 6章 DataSourceからConnectionを取得する 6.1. server.xmlへの設定 6.2. web.xmlへの設定 6.3. DataSourceの利用 6.3. DataSourceの利用 DataSourceを利用するには、JNDIというAPIを使用します。JNDIはNaming ServiceやDirectory Serviceなど、ツリー構造の情報に統一的にアクセスするためのAPIです。DataSourceを利用する上において、詳細な知識は不要ですので詳しい説明は省略します。以下はDataSourceを使用し、Connectionを取得しているサーブレットの例です。 import javax.servlet.http.HttpServlet; import javax.servlet.http.HttpServletRequest; import ja
Servlet から JDBC を使う まずは、JDBCを使うServletを紹介しましょう。基本的には、これまで見てきたServletと同じスタイルです。 import java.io.*; import java.sql.*; import javax.servlet.*; import javax.servlet.http.*; public class JDBCTestServlet extends HttpServlet { public void doGet(HttpServletRequest request, HttpServletResponse response) throws ServletException, IOException { doIt(request, response); } public void doPost(HttpServletRequest
JDBC 6章 DataSourceからConnectionを取得する 6.1. server.xmlへの設定 6.2. web.xmlへの設定 6.3. DataSourceの利用 6.1. server.xmlへの設定 J2EEにおいてデータベースに接続する場合は、java.sql.DriverManagerではなく「javax.sql.DataSource」を用いてConnectionを取得する方法が推奨されています。この節ではTomcatでDataSourceを用いる方法について説明します。 TomcatでDataSourceを用いるためには、まずTomcatの設定ファイルserver.xmlでの設定が必要です。 ... <Context path="/sample" docBase="/home/tomcat/sample" debug="0" reloadable="true"
2013/05/08追記:このエントリに、SQLiteを使ったDBサンプルの例まで追加したものを、http://homepage1.nifty.com/y-osumi/works/code/eclipse/に加筆修正してまとめました Javaのサーブレット開発と言えばEclipse+Tomcatが定番だが、どちらもバージョンアップのたびに結構微妙な点が変わるので、Eclipse上でのTomcat設定構築のやり方が書籍やネット上の情報では既に古くなってしまっているものが多い。 というわけで、2013年4月現在の環境構築メモを作ってみた。いろいろ細かく書いているのでEclipse+Tomcat入門・初心者向け。 環境 Windows XP Professional (32bit) Eclipse IDE for Java EE Developers (Ver.4.2 Juno) Tomcat
実運用の障害対応時間比較に見る、ログ管理基盤の効果 (2017/5/9) ログ基盤の構築方法や利用方法、実際の案件で使ったときの事例などを紹介する連載。今回は、実案件を事例とし、ログ管理基盤の有用性を、障害対応時間比較も交えて紹介 Chatwork、LINE、Netflixが進めるリアクティブシステムとは何か (2017/4/27) 「リアクティブ」に関連する幾つかの用語について解説し、リアクティブシステムを実現するためのライブラリを紹介します Fluentd+Elasticsearch+Kibanaで作るログ基盤の概要と構築方法 (2017/4/6) ログ基盤を実現するFluentd+Elasticsearch+Kibanaについて、構築方法や利用方法、実際の案件で使ったときの事例などを紹介する連載。初回は、ログ基盤の構築、利用方法について プログラミングとビルド、Androidアプリ開
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