ラッパーたちがマイクを通して日々放ち続ける、リスナーの心をわしづかみする言葉の数々。その中でも特に強烈な印象を残すリリックは一般的に“パンチライン“と呼ばれている。 音楽ナタリーでは「昨年もっともパンチラインだったリリックは何か?」を語り合う企画「パンチライン・オブ・ザ・イヤー」を今年も実施。2022年に音源やミュージックビデオが発表された日本語ラップを対象に、有識者がそれぞれの見地からあらかじめ選んできたパンチラインについて語り合う座談会を行った。 今回選者として参加したのは、前回と同じく二木信、渡辺志保、YYK、MINORIの4名。昨年一気にブレイクしたWatsonをはじめとして、シーンの最前線で活躍するラッパーたちの魅力を“パンチライン“という観点から語り合い、2022年の日本語ラップシーンを振り返った。 取材・文 / 三浦良純 題字 / SITE(Ghetto Hollywood)
![“Watson系”の増加、夢を与えるAwich、レイヴカルチャーとの融合……2022年の日本語ラップシーンを振り返る | パンチライン・オブ・ザ・イヤー2022 (前編)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5d0c5832d9ad2d19519574c1a450c765175415ff/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fogre.natalie.mu%2Fmedia%2Fnews%2Fmusic%2F2021%2F0423%2Fpoylogo_1.jpg%3Fimpolicy%3Dtwitter_card_face_crop)