就活生が不満「お祈りメール」 学生に「不採用の理由」を聞く権利はないのか? 弁護士ドットコム 10月26日(土)16時20分配信 「今回は残念ながら、採用は見送らせて頂くことになりました。今後のご活躍をお祈り申し上げます」 また一通、企業からのメールが届いた。一見して分かる不採用通知だ。こうしたメールは、頼んでもいない「お祈り」はしてくれるが、就活生が一番気になる「不採用の理由」を教えてくれることはない。それどころか逆に「選考結果への問い合わせには一切答えない」と宣言するものも少なくない。 NPO法人ライフリンクが今年、就活生約240人を対象に実施したアンケートでは、就活に対して「納得できない・不満がある」と答えた人が7割もいたという。型どおりの「お祈りメール」や、通知すらない「サイレントお祈り」など、不採用通知から垣間見える企業の不誠実さも、就活生に不満を抱かせる一因となっているよう