Girl Economistを名乗るMaxine Udallという女性経済ブロガーが、表題のエントリを書いている(Economist's View経由)。以下に抄訳で紹介してみる。 ポール・クルーグマンの昨日の財政脅し戦略に関する記事に、以下のような記述があった。 しかし問題は、多くの人にとって、ひねくれた姿勢と真剣な経済学の議論を区別するのが明らかに難しいことにある。そしてそのことは悲劇的な結果をもたらす。 多くの人がひねくれた姿勢と真剣な経済学の議論が区別できなくなるような事態にどうして立ち至ってしまったのか? それは経済学の責任が大きいのだろうけども、どうして経済学がそのような悲劇的な結果をもたらしかねない状況を作ってしまったのか? 何年か前、私はポール・サミュエルソンに責任があるという仮説を立てた。・・・というのは、ポールが、最適化の微積分を、経済理論の描写と経済変数間の関係につい