2013年3月2日、ネットワーク上で不正アクセスをキャッチした米Evernoteは、日本を含む全ユーザーのパスワードをリセットしました。 日本のEvernoteの公式サイトには、 アカウント情報に関する問い合わせが今も殺到しており、まだまだ混乱が収束したとは言えません。 そんな中、事件発生から3日後の3月5日には、米Evernoteは再発防止に向けた2要素認証を導入することを発表しました。 どうしてEvernoteのようなシリコンバレーの一流テクノロジー企業が、このような失態を犯してしまったのでしょうか?そこには皆さんも陥りがちな「暗号化」という言葉の罠があったのです。 パスワードリセットで高まるユーザーの不満 今回の事件では、Evernoteのアカウントに関連付けられたユーザー名、メールアドレス、暗号化されたパスワードに何者かがアクセスしました。しかしながら、全ユーザーパスワードをリセッ
今やソースコード管理システムの標準となっている「Git」(関連記事)。作者のLinus Torvalds氏から指名され、メンテナーとして責任を負っているのが現在米国のGoogle本社に勤務する濱野純氏だ。濱野氏に、メンテナーを引き継いだ経緯、Googleでの仕事などについて聞いた。 Gitコミュニティはどのように活動しているのですか。 本体の開発は、デザインからコードレビューまで、すべてGitメーリングリストで行っています。最近のリリースには、それぞれ60人から80人程による変更が入っていますが、常に活動している主要な開発コミュニティ参加者、と言えるのは10人程度です。 開発者でない人たちで#git IRCチャネルとか、stackoverflowなどでエンドユーザーのサポートをしてくれる人たちの数はもっと多いと思います。この人たちも、Gitコミュニティの重要な仲間です。 Gitコミュニティ
先日、自民党がブラック企業の社名公表を検討中だと報道された。これに関して、城繁幸氏がこのように書いている。 J-CAST会社ウォッチ - ブラック企業の「社名公表」ができないワケ(2013/4/18 18:45) http://www.j-cast.com/kaisha/2013/04/18173448.html <そもそも残業文化というのは、終身雇用を守るため、労使が一体となって生み出してきた共同作品だ。仕事が増えた分に応じて採用を増やせば、(後で仕事が減った時に)誰かのクビを切らないといけない>。 <それを避けるために「月45時間という法定の残業上限時間を超えて残業できるようにしましょうね」というのが労使間で結ぶ36協定であり、長時間残業を合法としているものの根っこである>。 <それを廃するのなら、当然、業務量に応じて雇用調整するツールも必須となる。要は「残業でも何でもして、今いる社員
瀬戸 久美子 日経WOMAN編集部 旧・日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、日経WOMAN、日経TRENDY、日経ビジネス編集を経て2013年4月より現職。 この著者の記事を見る
先日の対談で「書き手に責任はない」という話をしました。ここがどうにも突っかかる人がいるようなので、書いてみたいと思います。ぼくも整理できてない感じがするので。 特に先日の対談では、「イケダがノマドを煽ることによって、会社を辞めて人生に失敗して、自殺する人がでたらどうするんだ」という、倫理的な責任が問題になっていました。 これについてのぼくの書き手としての答えは、「そんなのは読者の責任だろう」というものです。 と、これで分かっていただけるかと思いきや、流石に不親切であることに気づきました。もうちょっと噛み砕きますと、 「著者として最大限被害者(自殺者)が出ないように配慮するけど、読者の人生の選択は読者自身の問題なので、著者であるぼくはあなたの選択ミスの責任を引き受けることはできない。場合によってはなんらかのケアをするが、その約束はできない」。 なんてことばで表現できます。どうですか、これなら
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