「浪速の爆弾男」の異名を持つ、日本維新の会の足立康史衆院議員が自身のウェブサイトで、足立氏が首相官邸の意向に沿って国会で質問したと報じた朝日新聞に猛烈に反論した。 足立氏が反論したのは、19日付朝刊の連載記事「1強」。築地市場の豊洲新市場への移転問題に関する、6日の衆院農林水産委員会での足立氏の質問について、「自らが『ご下命』と呼ぶ官邸からの意向に沿い」行ったものだと指摘した。 これに対し、足立氏は「官邸の意向でも下命でも私の忖度(そんたく)でも何でもない」と主張し、「まるで私や維新が官邸の指示で動いているかのような印象操作。最初からストーリーありきの悪意に満ちた朝日のプロパガンダ」と批判した。 国会論戦で矛先を向けてきた民進党を引き合いに「レッテル貼りの総本山=民進党もびっくりだ」とも断じた。