国会の予算委員会で何度も答弁に詰まった桜田義孝五輪担当相が、6日の記者会見で五輪関係の質問に「知らない」を連発し、答弁能力を不安視する声が広がっている。予算委での答弁についても「(野党から質問の)事前通告がなかった」ためだと主張し、野党に責任を転嫁した。 桜田氏は記者会見で、五輪関係の国際会議のため北朝鮮の体育相が来日するとの報道について問われ、「私は全然承知していない。全然知らない」と発言。「そういう報道も承知していない」と述べたが、直後に秘書官らに促されて「人を通じて知っている」と“訂正”した。 東京大会への北朝鮮の参加を、国際オリンピック委員会会長が金正恩(キムジョンウン)労働党委員長に要請したことについても「承知していない」「直接聞いていない」と回答。「私のところでとやかく言う内容ではない。分野外だと思っている」と話した。 また、5日の参院予算委で答弁に詰まったことについて「事前通
日マレーシア首脳会談を終え共同記者発表に臨むマレーシアのマハティール首相(左)と安倍晋三首相=6日午後、首相官邸(春名中撮影) 安倍晋三首相とマレーシアのマハティール首相の会談と共同記者発表での主な発言は次の通り。 【二国間関係】 安倍首相 アジアの偉大なリーダーで、長年にわたる日本の友人であるマハティール首相の訪日を改めて歓迎する。36年間で1万6千人以上の(マレーシアの)留学生、研修生が訪日した。両国関係発展への長年の尽力に敬意を表する。 マハティール氏 西洋の国々にマレーシアが追いつくためには、日本人の文化や価値観が大切だと考えている。東方政策では日本の教育システム全体に着眼していきたい。 【二国間協力】 安倍首相 マハティール氏が再活性化させた東方政策のもと、日本は教育、投資促進、人材育成、技術移転等の分野で引き続き連携する。こうした協力は日本が重視する自由で開かれたインド太平洋構
国際問題の解決なら、トランプ米大統領よりも安倍首相の方が信頼できる――。米調査機関が5日公表した意識調査から、米国民が「トランプ外交」に感じている不安が浮かび上がった。 民間調査機関ピュー・リサーチ・センターが今春、米国の有権者を対象に世界7か国の首脳について国際問題に対する手腕を尋ねたところ、「信頼できる」ではマクロン仏大統領が59%でトップ。安倍首相は57%と僅差の2位で、3位のメルケル独首相が55%、トランプ氏は4位で48%だった。 「信頼できない」ではプーチン露大統領が74%で、トランプ氏は52%のワースト2位。一方、安倍首相はこの項目では27%と7人中最も低く、マクロン、メルケル両氏と並んで、米国民から「トランプ外交」のお目付け役を期待されている実態が浮かび上がった。
三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2018年10月29日、国産大型ロケット「H-IIA」の40号機を、種子島宇宙センターから打ち上げた。 ロケットには、温室効果ガスを観測するJAXAの衛星「いぶき2号」のほか、アラブ首長国連邦(UAE)の地球観測衛星「ハリーファサット(KhalifaSat)」も搭載されていた。UAEのハリーファ大統領の名前を冠したこの衛星は、同国にとって初の国産衛星である。 そのきわめて重要な衛星の打ち上げに、なぜH-IIAが選ばれたのだろうか。 H-IIAロケットは2001年から運用が始まった日本の国産ロケットで、今回で40機目の打ち上げとなり、6号機で失敗した以外はすべて成功し、打ち上げ成功率は97.5%と高い実績をもつ。また7号機以降は、34機連続で成功し続けている。 H-IIAは価格の高さなどから、国内外の衛星会社からの打ち上げ(商業打ち上げの受注はな
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