外国人グループによるドラッグストアの窃盗被害は、1回で20万円を超えることもあった。男性店長(45)は「被害が続いていたら店は潰れていた」と語る。 ドラッグストア側は度々警察に相談したが、現行犯でないと難しいと説明を受けたという。入管当局の関係者は「被害を食い止めることを優先し、強制送還できる入管法を適用して摘発した」と明かす。 法務省によると、技能実習生は昨年12月時点で27万4233人いるが、昨年は7089人が失踪した。学校に通わず、在留資格を取り消された留学生は昨年172人に上る。 政府が閣議決定した外国人労働者の受け入れ拡大に伴う入管難民法改正案が成立すれば、より多くの外国人の来日が見込まれる。同省幹部は「失踪されると、その後の行方を追うのは簡単ではない。来日時に借金の有無などを確認し、人物像を見極めることが重要だ」と話している。
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