鳥か、飛行機か、いや鳥型ドローンだ。「平和の象徴」である鳩(ハト)の形をした中国の無人機(ドローン)が、上空からあなたを監視しているかもしれない。 中国共産党政権は積極的にAI(人工知能)などハイテクの監視システムを構築するために次々と最新技術を投入している。最新機器は鳥型ドローンで、プロジェクト名は「鳩」と名付けられた。 英字紙サウスチャイナ・モーニングポストが報じた情報筋の話によると、5つの省と直轄市のなかの30以上の軍や公的機関で、すでに「鳩」を導入している。共産党による情報統制の厳しい新疆ウイグル自治区も含まれているという。 通常のドローンと異なり、「鳩」は鳥に似た動きをする。同紙によると、約50センチメートルの翼幅で、重さは200グラム、最大時速40キロで飛ぶことができる。稼働時間は30分だという。 中国官製メディアによると、新疆ウイグル自治区の牧場で、音や異変に敏感といわれるヤ
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