ドキュメンタリー映画「ヤジと民主主義 劇場拡大版」が12月9日(土)からポレポレ東中野(東京)やシアターキノ(札幌)を皮切りに全国で公開される。本作は2019年7月に札幌で参議院選挙の応援演説にきた安倍晋…
2021.04.06 08:00 新連載「そんなことばでまとめんな」 いったいいつまでマイノリティー? 「もしもし? 金村さんの携帯ですか?」 知らないひとはいない新聞社からだった。 「すみません。いま、電車なんで。折り返しかけ直します」 早口で告げる。2,3分だけ待ってくれ。つぎの駅までもうちょいだから。 殺風景なホーム。毎年行ってる新潟の奥地みたい。さっきの番号をタップする。 「さきほどはすみません」 彼が謝る。気を遣わせて申し訳ない。 「いえいえ。どんなご用件ですか?」 「実は記事を拝見しまして」 2月中ごろ、福島の沖合で地震があった。3・11のときみたいな長い揺れ。収まったあと、「朝鮮人が井戸に毒を投げた」との書き込みが流れた。関東大震災後の虐殺事件を「ネタ」としか思っていないのか。不気味さをやりすごしたくて万年筆を取っていた。大手Webメディアでわたしの文章が公開されたのは5日後
今回は番外編として、「女の子と友達になれるのは誰か」というテーマで書きたいと思います。 これまでこの連載シリーズでは、「女性は見られる用の存在であるべき」とする「見られる用文化」がこの社会に存在している、という話をしてきました。 生まれて「女の子」と呼ばれた瞬間から、人としてではなく「女」として扱われる瞬間が、折にふれ訪れます。 物心つくかという頃から、「女の子は人目を気にするべき」と教えられると同時に、「人目を気にしている」ことを「やっぱり女だ」「女は面倒くさい」と揶揄され、蔑まれて育ちます。 こういう幼少の記憶は、「女性として生まれ、育てられた人」にしかないものでしょう。 Twitterの議論に関して今回「女の子の友達になれるのは誰か」という番外編を書こうと思ったのは、現在Twitterで、「女性専用の場所にトランスジェンダーの女性が入ること」について話題になっているからです。 議論の
HYDE、酒井政利さんが語る昭和という時代 平成が終わり、新たな時代が幕を開けようとしている。先を急ぐその前に、少し立ち止まって、和歌山の人々が歩んできた「戦後の昭和」を振り返ってみたい。元日は「歌」を究めた2人が語る、昭和という時代――。 青春 濃い記憶 《大阪で本格的に音楽活動を始めるまでの約20年間、多感な時期を昭和の和歌山で過ごした》 子どもの頃は建て替え前の丸正百貨店の食堂で、国旗が刺さったお子様ランチを食べに行ってました。地下にはジュース売り場がありましたね。確か母親が働いていたことがあるような気が……。 昔ぶらくり丁商店街にあったイワキレコードの楽器売り場でバイトしていたんです。にぎわいはもうヤバかったです。それこそ今の心斎橋みたいな感じで、そこにある店も全部にぎわっていましたね。 和歌山市から白崎海岸(由良町)まで自転車で遊びに行ったこともありましたね。思春期ってその後何年
ちょっと前に「Pink and Black Radio」のツイキャスを聴いていて、ロールモデルの話になったので、自分でも考えていた。あっロールモデルというのは、自分が生きていくうえでお手本になったり、模範となる人のことね。んで、考えてみたんですが「これがわたしのロールモデル!」と言えるような存在が全然思いつかない。 いや、尊敬する人っていますよ?マリ・キュリーとかね!(ていうかいつまでも「キュリー夫人」て呼ぶのやめようよ!)昔から「尊敬する人」はこの人と決めてるんです。仕事上でもいますよ。この人のこういうところが好き!とかこの人のこういうところ、尊敬するわ!とか。でも、そういう人って大抵ノンケの男ばっかりで、別にクィア的な意味でかっこいいとかでは全然ないし、ヘタにフェミニズムの話したら、大げんかになる可能性すらある……。だから、わたしはある意味そういう人たちと深く語り合わなくてはいけない関
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長。北朝鮮国営の朝鮮中央通信提供(2017年12月23日撮影、24日公開)。(c)AFP PHOTO/KCNA VIA KNS 【3月30日 AFP】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長は、父の後を継いでからの6年間で国内における自身の権威を確立し、北朝鮮をこれまでに例のない核の高みに押し上げた。そして今、国外でその力を振るおうとしている。 【写真特集】視察する北朝鮮の指導者、金正恩氏 自身が権力の座に就いてから中朝関係はぎくしゃくしていたが、金氏は今週、北朝鮮の昔からの支援国・中国を電撃訪問した。金氏が指導者の地位に就いてから、国外の地に立ったとされるのは初めてだ。 これまで、金一族の3代目の正恩氏は、祖国を離れることなく、世界の舞台に並外れた足跡を残す能力を繰り返し見せつけてきた。30代半ばの金氏は、
『逃げるは恥だが役に立つ』海野つなみインタビュー 「幸せ」を決めるのは自分 『逃げ恥』作者に聞く、“呪い”から自由になる方法 新垣結衣さん主演でドラマ化もされ”逃げ恥”現象を巻き起こした人気マンガ『逃げるは恥だが役に立つ』(講談社)がこのほど約5年間の連載に終止符を打ちました。 「自分は小賢しい女」と思っているヒロインや女性経験がない”プロの独身”など一見”普通”だけれど、実はコンプレックスや生きづらさを感じている登場人物がそれぞれの”呪い”を解いていくストーリーが多くの人の共感を呼び、ドラマの放送中は「呪い」という言葉がネットを中心に話題になりました。 常識や「こうあるべき」と言った世間が押し付けてくるプレッシャーにいつの間にか飲み込まれて自分自身に「呪い」をかけてしまう……。そんな「呪い」から自由になるにはどうすればいいのか。原作者の海野つなみ先生に話を聞きました。 呪いから自由になる
仏北部イスベルグで経営するバーのカウンターに立つ100歳のマリールイーズ・ウィルトさん(2017年11月28日撮影)。(c)AFP PHOTO / Philippe HUGUEN 【12月11日 AFP】ベルギーとの国境に近い北フランスの町イスベルグ(Isbergues)に住むマリールイーズ・ウィルト(Marie-Louise Wirth)さんは、100歳でなお現役のバー経営者だ。地元の人々からは「マリールー」の愛称で親しまれている。同年代の常連客の多くが他界してしまった今も、その心に引退の二文字が浮かぶことはない。 レンガの壁、窓にはレースのカーテン、カウンターはアールデコ調。「50年前からずっとこんな感じ」と語るマリールーさんには、店を現代風に改装する理由もほぼ見当たらない。1931年、14歳で当時父親が経営していたこのバーを手伝い始めたときと同じカウンターを今も拭いている。 すらりと
How to Be a Working Mom Without Completely Losing Your Mind By Jessica N. Turner
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