Published 2022/10/21 15:28 (JST) Updated 2022/10/21 15:45 (JST) 「女性は優しい」といった性差への固定観念は何歳から生じるのか―。京都大などのチームが4~7歳の子どもを対象に調べたところ、女児は4歳ごろから「女性は優しい」、男児は7歳ごろから「男性は賢い」と思い込む傾向が確認できたと英科学誌に21日までに発表した。 チームによると、調査対象は4~7歳の男児と女児計565人。「困っている人を助けるのが好き」「物事のやり方をすぐに分かって賢い」などと「優しい人」と「賢い人」について説明した後、トイレで使用されているような男女を表すマークを見せて説明の内容に該当すると思うマークを選ばせた。
Published 2021/11/30 19:50 (JST) Updated 2021/12/01 00:06 (JST) 広島県が両立支援制度をまとめて配布している「働く女性応援よくばりハンドブック」に対し、「子育てしながら働くのが欲張りなのか」「夫も育児するのが当たり前」などと会員制交流サイト(SNS)で批判が噴出している。湯崎英彦知事は30日の記者会見で「仕事と暮らし両方の希望をかなえたいという意味だ」と理解を求めた。 冊子はB5判50ページで、男女雇用機会均等法や行政の支援制度について紹介。県内企業に配布し、県のホームページで公開している。2014年に完成し昨年までに3回改訂したものだが、11月27日に県がツイッターで宣伝すると、数千件の批判により「炎上」した。
新型コロナウイルスワクチン、米カリフォルニア州で(2021年8月7日撮影、資料写真)。(c)Patrick T. FALLON / AFP 【8月20日 AFP】米テキサス州で、新型コロナウイルスワクチン接種を拒否していた4人の子を持つ女性が、同ウイルスに感染して死亡した。夫も新型ウイルスで亡くした女性の遺言は「子どもたちに必ずワクチン接種を受けさせて」だった。 ラマルク(La Marque)という小さな町でピアノ教師をしていたリディア・ロドリゲス(Lydia Rodriguez)さん(42)は、16日に死亡した。2週間前には、夫のローレンス(Lawrence Rodriguez)さん(49)が、新型ウイルスに感染して死亡したばかりだった。 リディアさんのいとこのドッティ・ジョーンズ(Dottie Jones)さんが地元テレビ局ABC13に語ったところによると、ロドリゲスさん夫婦はワクチン
子育てにまつわる情報は世にあふれている。情報がありすぎて、かえって親は不安になることも多い。そもそも万人にあてはまる子育ての「正解」はない。しかし、「これだけは子どもに対してやってはいけない!」ということならある。それをまとめた1冊が『後悔しない子育て』である。著者の信田さよ子さんが初の子育て論を書いた背景には、「世代間連鎖」と「自己肯定感」という2つの言葉の広がり方への強い危惧があったという。 「世代間連鎖」は防げないという思い込み 最近は、カウンセリングに訪れる人はもちろん、一般の人も「虐待は世代間連鎖するんでしょう?」と当たり前のように語ります。 昔から誰もが「親に似る」「親の血を受け継ぐ」といった言葉を使ってきました。「あなたのああいうところはお父さんそっくりだね」「やっぱりお母さんの血を受け継いでるのね」というように、自分を説明するために遺伝的継承を持ち出すことは、日常よくあるこ
台湾の醤油メーカー「金蘭醤油(KIMLAN)」が、レズビアンの家族をテーマにしたCMを公開。大きな反響を呼んでいる。 「金蘭醤油」は台湾醤油の代名詞的存在で、創立60年を超える老舗メーカー。 そんな同社は、11月24日に行われる「同性婚の是非を問う国民投票」に向けた応援CMを公開した。 CMの冒頭、ママと娘が仲良く家路につく様子が描かれており、よくある家族の光景と思わせる。 CM後半、家に帰ってきたのはパパかと思いきや・・・もう一人のママだった! 二人のママと娘。しかし、何も特別なことはない。 どこにでもある、ごくごく”ふつう”な家族の食卓が描かれる。 CMは、以下のナレーションで締めくくられる。 「家庭によって料理の味は異なります。濃かったり、薄かったり、ちょっと特別だったりもしますよね」「テーブルに愛がある限り、誰もが味わうことができる幸福の味がそこにはあります」 これは家庭によって味
「除夜の鐘がうるさい」「剣道の掛け声がうるさい」。生活空間で発生する音に関して、こうしたクレームが増えている。最近では、除夜の鐘をやめた寺や、掛け声を出さずに剣道の稽古をしている道場があらわれた。 東京都小金井市の曹洞宗「千手院」は、近隣住民から苦情を受けて、2014年から「除夜の鐘」を自粛している。いわゆる騒音問題にくわしいニッセイ基礎研究所の坊美生子氏によると、騒音問題の背景には、生活環境の変化があるという。根本的な解決策はあるのか、坊氏に聞いた。(弁護士ドットコムニュース編集部・山下真史) ●一番大きな問題は「保育園」 ――騒音の対応はしないといけないのか? 騒音に関しては、苦情を言われたら、どうしても対応せざるをえません。というのも、環境基本法で、その基準が決まっているからです。想定以上に基準が低いので、生活音でもすぐに超えてしまう。「うるさい」と誰かが言うようになると、対応せざる
昨日、園に子どもを迎えに行くと、3歳児クラスで読んだ絵本として『ママがおばけになっちゃった!』が紹介されていて、よりによってお母さんを亡くした子どもがいるクラスだったこと、普段とてもよい保育をしてくださっていると信頼していたこともあり、失望と怒りで震えた。 だいたいのことには賛否両論ありえる。なんでも善悪二元論に落とし込むのは好きじゃない。けれども、ものには限度がある。『ママがおばけになっちゃった!』は、以下のような理由でまったくおすすめできない絵本だと、私は思う。 ①分離不安を引き起こす可能性が高いから 幼児が愛着関係にある保護者から離れるのを不安に思うのは当然で、それでも安心感を取り込みながら少しずつ離れられるようになっていく。これが自立への第一歩なのに、まったく意味もなく「お母さんが死ぬかもしれない」という不安を抱かせることは、子どもの育ちを邪魔することにしかならない。 うちの子は5
ヴァル研究所が「電車やバスでの飲食に関する意識調査」の結果を発表。車内での飲食について「問題がある」と答えた人の割合が、若年層ほど低い傾向でした。 74.5%が「時と場合による」 乗り換え案内の「駅すぱあと」などを提供するヴァル研究所は2017年11月14日(火)、「電車やバスでの飲食に関する意識調査」の結果を発表しました。 「電車・バス車内での飲食は問題があると思いますか」という質問に「問題あると思う」と答えた人は、10代の0.0%に対し、70代以上は35.6%に。高齢層になるほど多くなる結果となりました。 質問「電車・バス車内での飲食は問題があると思いますか」に対する年代別の回答結果(画像:ヴァル研究所)。 全体では「時と場合による」がもっとも多く74.5%で、以下、「問題あると思う」が18.3%、「問題ないと思う」が5.2%、「どちらともいえない」が2.0%でした。
「ごめんね、知らなかったのよ」 30歳の時、母から言われた。 清く、正しくを絵に書いたような母は、セクシュアル・マイノリティの存在を長年「いけないこと」と思っていた。 14歳の冬、そんな母に意を決してカミングアウトしたら 「頭がおかしいから病院に行きなさい。」 母は目も合わせてくれなかった。 僕には絶望しかなかった。 でも、そんな母も知ることによって変わってくれた。 知ることで、人も社会も変わる。 9月28日の番組をみて、僕は世の中の人にもっと知って欲しいと思い、久々にブログを書くことにした。 フジテレビに対しては9月29日付で有志の個人・団体と共に抗議の文書を提出した。(文書はこちらからご覧ください http://sogihara.com/ ) 宮内社長が素早く対応してくださったことに安心を覚えた。 以前から、フジテレビの中でもセクシュアル・マイノリティに理解があり、応援してくれている方
「麻央さんはブログを通じ、病で苦しんでいる人たちを笑顔にしたかったのだと思う」。小林麻央さんの死去を受けて、「はなちゃんのみそ汁」(文芸春秋)を家族で著した福岡市の安武信吾さん(53)が取材に語った。信吾さんは、2008年に乳がんで33歳で亡くした妻を小林さんに重ねた。 妻の千恵さんもブログを書いていた。「最初はがんであることを人に言わなかったが、ブログを書き始めてふっきれたのか、明るくなった」と振り返る。「気持ちをはき出し、受け止めてもらって。『分かち合い』ができたのが大きかった。麻央さんもそうだったのでは」 千恵さん亡き後、信吾さんは茫然自失(ぼうぜんじしつ)の毎日を過ごした。未来が全く描けなくなった。自分を取り戻すきっかけとなったのは、長女はなさん(14)が作るみそ汁だった。千恵さんが「1人でも生きていけるように」とはなさんに教えたもの。安武さんの話にじっと耳を傾けてくれた周囲の存在
認可保育施設に入れない待機児童を解消する時期について、安倍政権は3年遅らせて2020年度末とすることで最終調整に入った。現在は17年度末までに「ゼロ」にする目標を掲げているが、今年4月時点でも待機児童は多く、達成は絶望的だ。安倍晋三首相が31日にも表明したうえで、政府が6月にまとめる「骨太の方針」に盛り込む。 待機児童数は高止まりしている。朝日新聞は20政令指定市と東京23区に加え、昨年4月時点で待機児童が100人以上だったほかの41自治体の計84市区町を対象に調査。今年4月時点の待機児童は、回答した79市区町で計1万4481人いた。解消の見通しについては、神戸市など11自治体が17年度(18年4月を含む)としたものの、26自治体が18年度、11自治体が19年度とし、東京都世田谷区や福岡県春日市が20年度とした。 待機児童解消の見通しが立たないなか、政権は「待機児童ゼロ」の目標期限を先送り
育児の風景を描いたおむつの動画広告に、批判が集まっている。何が問題なのか。 赤ちゃんの夜泣きで何度も起きる母親。食事は抱っこして片手でおにぎり。散らかった部屋でぼんやり、泣き声で我に返る――。 日用品メーカー「ユニ・チャーム」が、紙おむつ「ムーニー」の宣伝用にネットで公開した動画だ。終盤で母親は笑顔になり、最後に「その時間が、いつか宝物になる。」という言葉が現れる。約2分間の映像で、父親は後ろ姿や横顔が数秒映るだけだ。 公開は昨年12月だが、同社の別の動画が批判を受けたのを機に、5月に入って話題に。再生回数は25日現在71万回を超え、ツイッターで「大変な時期を思い出して吐きそう」「1人きりの子育てを正当化している」との意見も出た。2人の子がいる東京都の会社員女性(31)は「子育て=母親1人でするもの、という扱いに違和感があった。問題提起はいいけど、まだまだ寛容さが足りない社会をどう変えてい
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