送電鉄塔の前を自転車で走る住民ら。中国・上海にて(2005年6月10日撮影、資料写真)。(c)LIU JIN / AFP 【11月28日 AFP】中国初の国産原子炉「華竜1号(Hualong One)」が27日、稼働を開始した。エネルギー安全保障と基幹技術の分野で欧米への依存を弱めたい中国政府にとって、重要な一歩となった。 中国核工業集団(CNNC)によると、27日にグリッド接続を開始した華竜1号は年間100億キロワット時の発電が可能で、炭素排出量を816万トン削減できる。 CNNCは稼働開始について、「外国による原子力技術の独占を打ち破り、中国が公式に技術先進国の先頭集団に仲間入りしたことを示すもの」だと評価した。 国家能源局(エネルギー局、NEA)によると、国内原子力発電所の2019年度の電力供給量は年間需要量の5%に満たなかったが、2060年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするカ
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