南スーダン北部ベンティウで、配給に並ぶ女性たち(2018年2月15日撮影、資料写真)。(c)Stefanie GLINSKI / AFP 【12月4日 AFP】南スーダンでレイプなどの性的暴行被害を受け、支援を求めて名乗り出た女性や少女が過去12日間で150人を超えた。国連(UN)機関のトップらが3日、明らかにした。 今回、マーク・ローコック(Mark Lowcock)国連事務次長(人道問題担当)と国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)のヘンリエッタ・フォア(Henrietta Fore)事務局長、国連人口基金(UNFPA)のナタリア・カネム(Natalia Kanem)事務局長が共同声明を発表。これによると、同国北部ベンティウ(Bentiu)近郊では、ユニホーム姿の武装した男たちが襲撃を実行しているという。 共同声明で3機関は「これらの忌まわしい襲撃」を非難し、加害者が裁きを必ず受けるよ
人工香料による健康被害を訴える人が急増しています。その原因物質は、年々種類と使用量が増え続ける合成ムスク類です。 合成ムスク類とは、麝香(じゃこう)に似た香りを持つ人工香料の総称で、柔軟剤や芳香剤、ローション、脱臭剤、香水、化粧品などの身体手入れ用品や洗剤のような家庭用品でも広く使われています。 麝香は古くから高級香料として利用されていましたが、20世紀初期に代替物の合成ムスク類が開発され多くの製品に使われるようになりました。しかし、合成ムスク類のニトロムスクという物質には強い毒性があることが分かり、ニトロムスクに代わって、HHCB、AHTNなど「多環ムスク」と呼ばれる合成化学物質が開発され、現在に至っています。 ところが今、このHHCB、AHTNの毒性が確認され大きな問題になっています。2005~07年に行われた熊本大学・佐賀大学の共同研究では、日本人の母乳や脂肪組織に合成ムスク類の「H
書き留めた短歌と俳句をまとめた平得さんのノート 【名護】1971年、沖縄県名護市済井出のハンセン病療養所施設・沖縄愛楽園。職員と入所者の居住地を隔てる門の前で、当時35歳だった入所者の平得壯市(そういち)さん(82)は、職員を呼び出す拍子木を割れんばかりに打ち鳴らした。「婦長を呼べ、妻を帰せ」。妻は強制堕胎のために婦長に連れて行かれた。これまで2度妊娠したが、いずれも堕胎させられた。拍子木の音は、国に奪われた人生と新たな命を取り戻す始まりを告げていた。その後生まれた子は現在、47歳となる。「子どもは希望、生きる糧だよ」。15歳で強制隔離されて67年。報道の取材に初めて実名を明かした。 平得さんは36年に与那国島で生まれた。13歳でハンセン病を発病し、51年に愛楽園に入所した。親族と共に与那国から3日をかけて園に着いた。応対した職員は患者と知ると、出した茶を下げた。「刑務所に入れられたような
メンソール(メントール) タバコの罠 夏です。暑いですね。 夏になると、メンソールタバコの宣伝が目立つようです。 これは、どうしてでしょうか? もともと、夏はメンソールが好まれるということもあります。クールなどというキャッチフレーズが暑い夏には心を捉えるのかもしれません。 衝動購入が少ない「たばこ」の売り上げアップ戦略とは しかし、もう一つ裏があります。 それは、メンソールの作用に関係しています。 メンソールは粘膜への局所麻酔作用があります。 喫煙時に咳がでるのを抑制して、吸いやすくします。 ですから、本当は吸ってはいけない喘息の方でも、メンソールタバコは吸えてしまったりと、困ったことが起きます。(もちろん、タバコを吸うと喘息発作が起きやすくなるので吸ってはいけません。) 喫煙初心者(多くは未成年者)もタバコを吸うとむせますが、メンソールタバコだと意外と吸えてしまうのです。 夏休みで開放的
ペット飼育可の集合住宅や一人暮らしの飼育率が増え、また小型犬種が人気になるなどし、室内飼いのイヌや完全室内飼いのネコも増加している。特に若い世代でイヌを室内飼いする人が多く、これは都市部に限らず町村部でも同じ傾向があるようだ(※1)。 タバコを吸入し毛を舐めるイヌやネコ 室内で人間と一緒に暮らすイヌやネコについて、飼い主が喫煙者だった場合に受動喫煙にさらされる可能性が高い。これについてはいくつか研究があり、受動喫煙による人間の健康被害を推し量るためにも利用されている。 例えば、イヌやネコの尿でニコチンの代謝物コチニンが検出されている(※2)。喫煙によるニコチンは身体の中ですぐに代謝されてしまうが、コチニンは長く残るため、タバコを吸わない人や生物が受動喫煙しているかどうかのバイオマーカーだ。ネコからは、ニコチンが代謝される過程で作られる強力な発がん性物質の4-(メチルニトロソアミノ)-1-(
米国で最も強力な銃推進派グループが、医師は自分たちの仕事に専念しろとツイートした。医師たちはこれに激高し、猛反論した。反論はあっという間に拡散した。 全米ライフル協会(NRA)は7日、「銃に反対する偉そうな医者たちに、持ち場からしゃしゃり出てくるなと言ってやってくれ」とツイートした。カリフォルニア州サウザンドオークスのバーで元海兵隊員が銃を乱射し、12人が死亡した事件のわずか数時間前のことだった。 「自分の手の中で誰かの心臓が止まるのを経験していない限り、その経験を繰り返している我々に、何が『持ち場』で何が『持ち場』じゃないかなど、言わせない」。ユタ州の救急外科医、デイビッド・モリス医師はBBCにこう話した。
「タイブレークが導入されましたが、僕は有望な投手の将来を守るためには球数制限を導入すべきだと思います。」「日本は力のあるエースほど連戦連投を強いられます。」 森も「メディアは熱中症で選手が倒れたら問題視しますが、一方で『暑い中、投げきった』とか『猛練習に耐えた』と、ダブルスタンダードな部分もある」と話し、両者ともプレイヤーズ・ファーストへの転換を訴えていた。 高校時代に甲子園で20勝している桑田真澄が言うのは説得力があるなぁと思いながら紙面をめくると、 「日大鶴ケ丘・勝又、154球力尽く 救急搬送」という見出しが飛び込んできた。 えっ!? 救急搬送?
健康保険証に、「ジェネリック医薬品を希望します」という小さなシールを貼っている。特許が切れた薬の後発品で、値段が安い。主成分は同じだから抵抗なく選んでいる ▼一方、家族はシールを貼っていない。製法や材料まで全く同じではないから、効果と安全性を心配する専門家もいる。家族でも、それぞれの選択がある ▼生活保護を受けている人は今月、薬を選ぶその権利を奪われた。法改正で後発薬の使用が実質義務になった。医療費が全額公費だから、抑制する必要があると厚労省は説明する ▼医療費抑制は国家的課題。後発薬のメリットがそんなに大きいなら、一律義務化した方がいい。「生活保護を受けている患者だけは安い薬で我慢しろ」というのは明白な差別である ▼厚労省がこの件で一般の意見を募集した。やはり「人権侵害だ」という批判が多いものの、無料だから不要な受診をしている、と決めつける声もある。一部の事例を基に弱者全体をたたくバッシ
来春の天皇陛下の退位と皇太子さまの新天皇即位の準備を進めるため、政府は12日午前の閣議で、安倍晋三首相が委員長を務める「式典委員会」の設置を決めた。直後に首相官邸で初会合を開き、安倍首相はあいさつで、新天皇の即位日となる2019年5月1日を来年限りの祝日とし、来年の大型連休を10連休とする方針を表明した。 首相は、新天皇の即位を国内外に宣言する「即位礼正殿(せいでん)の儀」の同年10月22日も、祝日とする方針を明らかにした。5月1日と10月22日を、来年に限って祝日とする政府提出法案を臨時国会に提出する見通し。 この日設置した委員会の名称は「天皇陛下の退位及び皇太子殿下の即位に伴う式典委員会」。菅義偉官房長官が副委員長を務め、杉田和博、西村康稔、野上浩太郎の3官房副長官、横畠裕介内閣法制局長官、山本信一郎宮内庁長官、河内隆内閣府次官で構成する。1~2カ月に1度会合を開き、式次第や参列者の範
10月1日から、たばこ税が引き上げられる。大半が1箱あたり30円以上値上げされ、主要銘柄で500円を超えるものも。ワンコインでたばこが買えなくなる時代を前に、買いだめをしたり、禁煙を決意したり――。愛煙家の葛藤が続く。 「10月1日から『たばこ』値上がり まとめ買いはぜひ当店で!」 大阪・梅田の阪急東通商店街にあるたばこ専門店「さくらんぼ」の店内には、今月21日からそんな案内が貼られている。 店主の坪居健さん(69)によると、普段から1日に20カートンほどが売れているが、値上げ前の駆け込み需要でカートン単位での販売数は3倍以上に。多くは1~2カートン程度の注文だが、10カートンをまとめて買う客もいるという。 坪居さん自身が愛煙家。「1箱千円を超えるまでは吸い続ける」と話すが、値上げのたびに買いだめ客が減るのを実感している。「1箱あたりの単価が上がり、まとめ買いの負担も重くなっている。このま
厚生労働省が11日に公表した2017年の国民健康・栄養調査で、成人男性の喫煙率が初めて3割を切り、29・4%となったことがわかった。女性は7・2%、成人全体では17・7%で、いずれも調査が始まった1986年以降、過去最低となった。 調査は昨年11月、20歳以上の男女約6600人を対象に実施。「たばこを毎日吸っている」「時々吸う日がある」と答えた人の割合を算出した。 男性の年代別では、30歳代が39・7%と最も高く、40歳代39・6%、50歳代33・4%が続いた。女性は40歳代が12・3%、50歳代9・8%、30歳代8・5%だった。86年当時の喫煙率は男性59・7%、女性8・6%。世代別で最も減少幅が大きかったのは男性の20歳代で、86年の67・2%から26・6%に下がった。 喫煙者のうち、たばこをやめ…
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