ドキュメンタリー映画「ヤジと民主主義 劇場拡大版」が12月9日(土)からポレポレ東中野(東京)やシアターキノ(札幌)を皮切りに全国で公開される。本作は2019年7月に札幌で参議院選挙の応援演説にきた安倍晋…
ノーラン新作映画、「原爆」シーンをCGなし実写で撮る © LFI/Avalon.red 写真:ゼータ イメージ 『ダークナイト』トリロジーや『インターステラー』(2014)などのクリストファー・ノーラン監督が、「原爆の父」として知られるアメリカの物理学者ロバート・オッペンハイマーを題材とする自身の新作映画『オッペンハイマー(原題:Oppenheimer)』で、原爆実験シーンをCGなしの実写で撮る意向であることが明らかになった。英Total Filmが伝えている。 第二次世界大戦における原子爆弾の開発・製造計画、「マンハッタン計画」を主導した人物ロバート・オッペンハイマーを描く本作では、原爆の開発から、後に彼が核兵器の国際管理の必要性を訴え、水素爆弾への抗議活動を行うに至るまでの変化を映像化する。 ノーランによれば、劇中ではCGを用いずに『トリニティ実験』を再現するという。『トリニティ実験』
銀行の顧客に大声で命令するパトリシア・ハースト[1] 1974年2月4日21時20分、当時19歳でカリフォルニア大学バークレー校2年生だったパトリシアは、家出して恋人と高級アパートに一緒にいたところを武装した2人組に襲われ、連れ去られる。その3日後、犯人グループである左翼過激派シンバイオニーズ解放軍(SLA)より地元ラジオ局のKPFAに犯行声明が届く。彼らはパトリシアの身柄を解放する代わりに、「カリフォルニア州の貧民6万人にそれぞれ70ドル分の食料を与える」ことを要求した。 同年4月15日、SLAのメンバーはサンフランシスコ北部にあるハイバーニア銀行サンセット支店を襲撃。この際、銀行の防犯カメラに誘拐されたはずのパトリシアが犯人グループと共にライフル銃を持って強盗を行っている様子が写る。この映像はマスコミを通じて広く報道され、全米は騒然となる。 同年5月17日、FBIがSLAのメンバーのア
『極悪女王』はカリスマ悪役レスラーとして1980年代に女子プロレスブームを牽引したダンプ松本を題材にしたドラマシリーズ。企画・脚本・プロデュースを放送作家の鈴木おさむ氏、監督を『凶悪』や『孤狼の血』などで知られる白石和彌氏が務める。 ダイエット成功も93キロに大増量して役作り 近年、ドラマ『持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~』(TBS系)に出演するなど女優としての活動も始めたゆりやんレトリィバァだが、本作が初主演作品。オーディションで勝ち取った主演とあって作品にかける思いは強く、数カ月にわたり元女子プロレスラーの長与千種によるプロレス指導を受け、増量にも挑戦。65キロだった体重を93キロまで増やして7月頃からの撮影に臨んでいた。 そんな彼女が緊急入院するとは、一体何が起こったか。ドラマ関係者が経緯を説明する。 ゆりやんレトリィバァ(Netflix公式Twitterより) 「10月2
第75回カンヌ国際映画祭で、『トップガン マーヴェリック』の上映に合わせて会場上空で曲芸飛行を披露するフランス空軍のアクロバット飛行チーム「パトルイユ・ド・フランス」(2022年5月18日撮影)。(c)LOIC VENANCE / AFP 【5月20日 AFP】フランスで開催中のカンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)で18日、映画『トップガン マーヴェリック(Top Gun: Maverick)』の上映に合わせ仏空軍が曲芸飛行を行ったが、ウクライナ侵攻をテーマにしたドキュメンタリー制作チームにとっては悪夢がよみがえる演出だった。 映画祭では、リトアニア人映画監督マンタス・クベダラビチュス(Mantas Kvedaravicius)氏の遺作『マリウポリス2(Mariupolis 2)』が特別上映される。監督は先月、ウクライナ・マリウポリ(Mariupol)で同作品の撮影
アレック・ボールドウィンさん。米ニューヨークにて(2021年6月22日撮影)。(c)Angela Weiss / AFP 【10月22日 AFP】米俳優アレック・ボールドウィン(Alec Baldwin)さん(63)が主演映画を撮影中、小道具の銃で誤って監督ら2人を撃ち、女性1人が死亡した。ニューメキシコ州サンタフェ(Santa Fe)郡保安官事務所が21日、明らかにした。 死亡したのは撮影スタッフのハリーナ・ハッチンス(Halyna Hutchins)さん(42)。ボールドウィンさんは主演を務める19世紀を舞台にした西部劇『ラスト(Rust、原題)』を撮影中だった。 現在捜査が行われている。 保安官事務所は発表で、ハッチンスさんとジョエル・ソウザ(Joel Souza)監督(48)が「アレック・ボールドウィンが小道具の銃を発射した際に撃たれた」としている。ハッチンスさんは傷が元で死亡した
この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【7月7日 AFP】(更新)フランスのカンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)が6日、開幕し、きらびやかさと政治、論争が入り交じった独特の雰囲気をすぐに取り戻した。ルールで禁止されていたにもかかわらず、スターたちがマスクなしでキスを交わす姿も見られた。 世界最大の映画祭であるカンヌ国際映画祭は昨年、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の影響を受けたが、今年もソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)がルールとして適用された。 スターたちは、マスクなしでレッドカーペットを歩くことは認められたが、キスをしてはいけないというルールが厳格に定められた。しかし、いざレッドカーペットに登場するやいなや、次々とキスやハグが繰
米ネットフリックスは8日、映画「スパイダーマン」などのソニー・ピクチャーズ作品を劇場公開後に米国内で配信することで合意したと発表した。ロサンゼルスで2018年7月撮影(2021年 ロイター/LUCY NICHOLSON) [8日 ロイター] - 米ネットフリックスは8日、映画「スパイダーマン」などのソニー・ピクチャーズ作品を劇場公開後に米国内で配信することで合意したと発表した。 契約期間は2022年から5年間で、マーベル作品「モービウス」やベストセラー書籍を映画化した「Where the Crawdads Sing(原題)」、ブラッド・ピット主演のスリラー「Bullet Train(同)」のほか、今後制作される「スパイダーマン」や「ヴェノム」などシリーズ作品も配信される予定。
シャネルのポッドキャスト「CHANEL Connects」の中で、ナイトリーさんは「(ヌードシーンの撮影が)絶対に禁止というわけではないけど、男性監督の作品ではやらない」と述べた。
東宝ミュージカル『ヘアスプレー(Hairspray)』を観るに当たって知っておきたいこと。それは、この作品の舞台がボルチモアという都市だということです。 では、何故ボルチモアが舞台になっていのでしょうか? 『ヘアスプレー』が舞台になっている1960年代アメリカは、黒人差別撤廃運動が盛んであった時代です。 その中で、撤廃運動がなかなか進まなかったのがボルチモア。 「コーニー・コリンズ・ショー」のモデルとなったテレビ番組も、ボルチモアに存在しました。 ボルチモアと黒人差別の関係を知ることで『ヘアスプレー』の理解度が随分変わりますよ。 『キンキーブーツ』の解説・考察本を執筆しました! 「プライス社は実在したのか?」「キンキーブーツは工場を救ったのか?」 そんな疑問を解消しながら、ミュージカル『キンキーブーツ』の魅力に迫る考察本。映画とミュージカルを比較しながら、実話、時代背景、ジェンダーの3視点
俳優のハル・ベリーが次回作で「トランスジェンダー男性」を演じる可能性に言及。しかし、世間から批判が殺到したことを受け、考えを改め、降板したことが明らかになった。何が問題?(フロントロウ編集部) ハル・ベリー、トランスジェンダーを演じると明かして批判殺到 映画『チョコレート』(2002年日本公開)での演技が高く評価され、アフリカ系アメリカ人として初めてアカデミー賞の主演女優賞を獲得したことでも知られる俳優のハル・ベリーは、インスタグラムライブで行なったセレブ御用達ヘアスタイリストのクリスティン・ブラウンとのリモート対談中に、次の作品で“トランスジェンダーの男性”を演じる可能性に言及。しかし、これに、世間から大きな批判が寄せられた。 クリスティンとの会話のなかで、「この作品は、トランスジェンダーである女性の物語で、彼女は男性へと性転換する女性なの。彼女は、私が今後参加するかもしれない作品のなか
主要部門が「白人と男性」ばかりだった『第92回アカデミー賞』候補 『第92回アカデミー賞』が物議をかもしている。ノミネート陣が予想以上に「白人と男性」ばかりだったためだ。 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のグレタ・ガーウィグがはずれた監督部門はすべて男性が占めた。役者部門に関しては20人中19人が白人。『フェアウェル』のオークワフィナや『アス』のルピタ・ニョンゴなど、受賞が期待された有色人種の姿が無かった。 なかでも、最大のサプライズとされたのは、助演女優賞部門におけるラテン系シンガー兼女優、ジェニファー・ロペスの落選である。女性版『グッドフェローズ』と喝采を呼び、昨年アメリカ国内で『ロケットマン』『アリータ:バトル・エンジェル』を超えるヒットを記録した『ハスラーズ』でカリスマ的ストリッパーを演じた彼女は、オスカー前哨戦のフロントランナーであった。放送局ABCが製作した『
米俳優ロバート・デ・ニーロ(76)が、元アシスタントにパワハラなどで訴えられたことが明らかになった。 ニューヨーク・ポスト紙などによると、グラハム・チェイス・ロビンソンさん(37)は、2008年にデ・ニーロのプロダクション会社のアシスタントとなって以来、「ビッチ」呼ばわりされた上、罵声を浴びせられるなど、言葉による虐待や、本人が望まない身体的な接触を頻繁に受けていたとして訴えているという。 最終的に同社の副社長にまで昇進したが、今年4月に辞職に追い込まれたというロビンソンさんは3日、マンハッタン連邦裁判所に提訴。 デ・ニーロが自分との電話の最中に小便をしたり、背中をかいてくれと頼んだことなども訴状で明かしており、性差別によるハラスメント、および給料の未払いなどで1200万ドル(約13億2000万円)の損害賠償を求めているという。 デ・ニーロも今年8月、ロビンソンさんが会社のクレジットカード
映画『私の少女』より、女性警察官ヨンナム役のぺ・ドゥナ(右)、少女ドヒ役のキム・セロン(左) © 2014 MovieCOLLAGE and PINEHOUSE FILM, ALL RIGHTS RESERVED 『空気人形』『クラウド アトラス』のぺ・ドゥナと『冬の小鳥』『アジョシ』のキム・セロンが共演を果たした映画『私の少女』が5月1日(金)より公開される。海辺の村に赴任してきた女性警察官ヨンナムをぺ・ドゥナが演じ、キム・セロン扮する少女ドヒとの交流を通して、ドヒが継父から受ける虐待、同性愛者への差別と偏見、外国人労働者の不法就労など韓国社会が抱える問題を浮かび上がらせている。閉鎖的な田舎町の人間関係のなかで葛藤する主人公の心情を丁寧に描くのは、今作が長編デビューとなるチョン・ジュリ監督。『オアシス』のイ・チャンドン監督が企画の段階でこの物語に惚れ込み、プロデューサーを担当している。
「濡れ場」に立ちあうインティマシー・コーディネーターという仕事。#MeTooのあとで。テレビと映画の製作現場も変わるとき 「役者なら、“そのくらい”できるだろ?」の “そのくらい” とは、どのくらいか。 ハリウッドで「#MeToo」運動が起きてから約2年。セックスシーンをはじめ、身体の接触のあるシーンを製作する際に、リハーサルや撮影に立ち合い、役者の身体的・精神的安全を確保する「インティマシー・コーディネーター」という仕事へのニーズが高まっている。 二人の主演の発言。それは、“正しい”撮影現場だったのか? 本題に入る前に、『アデル、ブルーは熱い色』という、2013年にカンヌ国際映画祭で最高賞のパルム・ドールを受賞した作品について振り返りたい。パルム・ドール史上初めて、監督のほか、若手の主演女優の二人にも賞が贈られた同作品。その演技もさることながら、きわめて写実的かつ10分間と長い女性同士の
米カリフォルニア州ハリウッドで行われた『リチャード・ジュエル』のワールドプレミアに出席するクリント・イーストウッド監督(2019年11月20日撮影)。(c)VALERIE MACON / AFP 【12月13日 AFP】クリント・イーストウッド(Clint Eastwood)監督の実話を基にした最新作『リチャード・ジュエル(Richard Jewell)』で、女性記者が情報と引き換えに「枕営業」をする描写があり、論争を招いている。実在の記者が所属していた新聞社側は、「衝撃的」で「真実ではない」描写をめぐり法的手段をとる姿勢も見せている。 同作は、1996年アトランタ五輪での爆破事件の容疑者とされ、メディアの過熱報道に打ちのめされた無実の男性、リチャード・ジュエル氏を描く。 当時警備員だったジュエル氏は、パイプ爆弾を発見して英雄扱いされた。しかし間もなくして、アトランタ・ジャーナル・コンステ
Play video, "性的表現にも演出と合意形成を 「#MeToo」時代の映画・ドラマ撮影", 所要時間 3,47
仏女優のアデル・エネルさん。第70回カンヌ国際映画祭の記者会見で(2017年5月20日撮影)。(c)Laurent EMMANUEL / AFP 【11月9日 AFP】仏版アカデミー賞(Academy Awards)として知られるセザール賞(Cesar Awards)を2度受賞した女優が、12歳のときに初出演した映画の監督からセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)を受けていたと告発し、これまでセクハラ告発運動「#MeToo(私も)」に消極的だった仏映画界に一石を投じている。 女優のアデル・エネル(Adele Haenel)さん(30)は4日、ニュースサイト「メディアパルト(Mediapart)」がライブ配信したロングインタビューの中で、自身に執着していた監督に「無理やり首にキスをされ」「何度も体を触られた」と告発。社会で起きている虐待に目を向けるように人々に訴え、「モンスターは存在しない
「光州事件」に直面するタクシー運転手を熱演(C)2017 SHOWBOX AND THE LAMP. ALL RIGHTS RESERVED[映画.com ニュース] 1980年に韓国で起こった民主化運動「光州事件」を題材にした「タクシー運転手 約束は海を越えて」(公開中)で主人公となるタクシー運転手演じたソン・ガンホ。メガホンをとったチャン・フン監督とは「義兄弟 SECRET REUNION」以来2度目のタッグとなったが、オファーを受けた際、1度は出演を断っていたようだ。 1980年5月18日、軍事独裁政権の復活を警戒した市民らが光州市内で10日間にわたり民主化を訴える大規模なデモなどを行い、空挺部隊が市民への発砲や暴行を行った「光州事件」。「80年の光州民主化運動は韓国現代史における最大の悲劇であるため、この映画の出演オファーをもらった時に大きなプレッシャーを感じたことは事実だ」と振り
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