ミス・ペルーに選ばれたロミナ・ロサノさん(中央)と選考会の出場者ら(2017年10月31日提供)。(c)AFP/LATINA TELEVISION 【11月1日 AFP】ペルーの首都リマで先週末に行われたミス・ペルーを決めるコンテストで、ステージに上がった女性らが同国における女性への暴力に対して次々と抗議し、通常の華やかなイベントを一変させた。ペルーは、女性にとって中南米で最も危険な国の一つとなっている。 最終選考に残った女性ら23人は、エレガントなイブニングドレス姿でステージに登場し、嫌がらせや性的および身体的虐待、さらに殺人などの犠牲者である同国の女性ら数千人に代わって声を上げた。当日のコンテストはテレビ放送されていた。 出場者らは、いわゆるスリーサイズを明らかにする代わりに、同国での女性に対する暴力について、衝撃的な事実を次々と語っていった。 「私はリマ代表のカミラ・カニコバ(Cam