性的少数者(LGBT)の若者のために居場所をつくる取り組みが各地に広がっている。性に違和感を持った子どもたちがつながり、家や学校では話せない悩みを打ち明け合う。専門家は、こうした同世代の交流が「自己肯定感につながっている」と評価する。 「学校の友達と恋バナ(恋愛の話)になったらどうしてる?」「アニメのキャラクターを言って話題をそらす」。二〇一六年に発足した民間団体「にじーず」が月一回、東京・池袋で開く交流会では、集まった若者が経験を報告し合う。
「AV問題を考える会」で登壇した(右から)辻丸さん、竹山明子さん、安達かおるさん、森達也さん、知乃さん、新村あかりさん=中嶋真希撮影 AV問題について考えるシンポジウム「AV問題を考える会」が26日、東京都内で開かれた。男優歴30年の辻丸さんが主催。ゲストにドキュメンタリー映画監督で作家の森達也さん、カンザス大准教授の竹山明子さん、俳優の知乃さん、AV監督の安達かおるさん、女優の新村あかりさんが登壇した。AVの表現に社会的意義があるといえるのか、AV女優は「特殊な仕事」なのか--。会場には41人が来場し、AVだけでなく表現や女性差別などについても考えた。【中嶋真希】 シンポジウムは、AV問題について発言を続けてきた辻丸さんが主催した。辻丸さんは、言葉責めなどの過激な役が多かった経歴から、自分自身が女優を追い込む加害者なのではないかと考えてAV問題について発言してきた。社会全体の問題だと捉え
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