東京地裁の法廷でカルロス・ゴーン容疑者の勾留理由開示手続きの開始を待つ多田裕一裁判官(奥)とゴーン容疑者の弁護団(右奥、2019年1月8日撮影)。(c)Kiyoshi Ota / POOL / AFP 【1月8日 AFP】(更新)日産自動車(Nissan Motor)前会長のカルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)容疑者(64)が私的な投資で生じた損失を日産に付け替えるなどしたとして逮捕された特別背任事件で、同容疑者の勾留理由を開示する手続きが8日午前、東京地裁であった。ゴーン容疑者は「容疑はいわれのないもので、勾留は不当だ」と訴え、無罪を主張した。 【特集】写真と図解でみる日産ゴーン前会長の逮捕 ゴーン容疑者が公の場に姿を見せるのは、昨年11月に逮捕されて以来初めて。ゴーン容疑者は手錠をかけられ、腰縄をつけられた姿で入廷し、痩せたようにも見受けられた。 ゴーン容疑者は意見陳述の中で、
ポルトガル北東部の村バーレデサルゲイロで開かれた公現祭で、たばこを吸う子ども(2019年1月5日撮影)。(c)PATRICIA DE MELO MOREIRA / AFP 【1月7日 AFP】バグパイプに打楽器、そして、たばこを吸う子どもたち──ポルトガルのある村では、よそでは驚かれるようなしきたりで、地元住民がキリスト教の祝日「公現祭(Epiphany)」を祝う。 同国北東部のケルト文化圏にある人口約200人の村、バーレデサルゲイロ(Vale de Salgueiro)では、何世代にもわたりこうした方法で公現祭を祝ってきた。この2日間、親は自分の子にたばこを吸うよう促すが、中には5歳児さえいる。 この風習の起源の全容は明らかになっていない。カルロス・カダベス(Carlos Cadavez)村長は「いつ、どのようにしてこの風習が始まったのかは分からない」「101歳の村民によると、彼女の親の
【1月8日 AFP】キューバ駐在の米外交官らに脳損傷などの症状を引き起こしたとされる謎の音は、「音響兵器」ではなくコオロギの鳴き声だった可能性があるとの研究結果を、米英の専門家チームが発表した。被害者がある時点で音響攻撃を受けた可能性は排除していないが、体調不良の原因について心因性の影響なども含めてより詳しい調査が必要だと指摘している。 キューバのハバナにある米大使館に駐在する職員らは2016年末以降、耳の痛みなど高周波音が原因とみられる症状を相次いで訴えた。これを受けて米政府は大使館職員の半数を帰国させたほか、米国に駐在するキューバ外交官らを国外追放する報復措置も取った。 しかし、米カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Berkeley)のアレクサンダー・スタッブス(Alexander Stubbs)氏と英リンカーン大学(University
総合格闘技大会(UFC)のストロー級ファイター、ポリアナ・ヴィアナ。AGIF提供(2018年3月2日撮影、資料写真)。(c)Thiago Gomes / AGIF 【1月8日 AFP】ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で若い女性から携帯電話を盗もうとした強盗が返り討ちに遭い、「鉄の女」の愛称を持つ総合格闘技家から金品を奪おうとすることは得策ではないと思い知る羽目になった。 総合格闘技大会「UFC(Ultimate Fighting Championship)」のストロー級ファイター、ポリアナ・ヴィアナ(Polyana Viana)は、5日深夜に自宅アパートの外で米配車サービス「ウーバー(Uber)」を待っていたところ強盗に遭遇した。 ヴィアナがUFCのウェブサイトMMA Junkieに明かした内容によると、同選手は犯人に2発のパンチを食らわせて「裸締め(RNC、リア
南仏アルルの市庁舎で、世界最高齢121歳の誕生日を祝う式典に出席するジャンヌ・カルマンさん(1996年2月21日撮影)。(c) Georges GOBET / AFP 【1月7日 AFP】1997年に死去したフランス人女性が持つ史上最高齢の世界記録について、成り済ました娘の詐称だった可能性をロシアの研究者らが指摘し、広く物議を醸している。 現在「ギネス世界記録(Guinness World Records)」で認定されている世界史上最高齢は、フランス人女性ジャンヌ・カルマン(Jeanne Calment)さんの122歳164日。生前のカルマンさんはよく、「神様は私のことを忘れているに違いない」と冗談を言っていた。 しかし、この記録に疑問を抱いたモスクワ大学(Moscow State University)の数学者ニコライ・ザーク(Nikolai Zak)氏は、老年学者のバレリー・ノボセロフ
フランス北部リールの中心街で、黄色いベストを着て反政府デモに参加する人々(2019年1月5日撮影)。(c)Philippe HUGUEN / AFP 【1月8日 AFP】エドゥアール・フィリップ(Edouard Philippe)仏首相は7日、許可のないデモへの参加者を処罰する方針を示した。同国では昨年11月中旬から反政府デモ「ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト、gilets jaunes)」運動が続いており、政府は収拾を急いでいる。 首都パリをはじめとするフランス各都市で毎週衝突が発生する中、フィリップ首相は「(抗議行動の)届け出義務を順守しない人々や、正式な許可のないデモに参加する人々、覆面をしてデモの場に加わった人々を処罰する新法」を政府は支持すると表明した。 さらにフィリップ首相は、フーリガン行為で知られる者らのサッカー・スタジアム入場が禁止されたのと同様、「無法者」として知られる人物の
「目の前にいる、生まれたばかりの赤ちゃんである我が息子。この子が、男であることがなんか、嫌」 ある日、自分のそんな奇怪な感情に気づいた、漫画家・田房永子。上の娘が赤ちゃんの時にはこんなこと思わなかったのに。 思えば中学、高校と6年間女子校に通い、生身の男子との交流に飢えながら、少女漫画でファンタジックな男性観を培い、しかし実際に出会い接触するのは「痴漢」という性的な恐怖を与えてくる男たちのみだった──。 もしかして自分は、強烈な男性嫌悪者かもしれない。このまま、男の子を育てるなんてしてはいけない。己の歪んだ男性観の矯正に挑む、ド直球日常報告エッセイ! 18歳の私は、男になりたかった。男だったら夜までバイトできるし、できるバイトの種類も多いし、いいなーと思ってた。バケラッタをあげた彼氏はホームセンターでバイトしてて、そのお金を貯めて大きなバイクを買って、それに乗って1人で釣りに行ったりしてた
「インターセクショナリティ」(intersectionality)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。この言葉は、アメリカの法学者・社会運動家であるKimberlé Crenshaw教授が1989年に出した論文で使ったものです。 とてもざっくり言うと、このコンセプトは、それまでのフェミニズムの「女性」というカテゴリーが「白人で中流階級」の女性を前提としてきたことに対する問題提起であり、様々な差別や抑圧は「交差」(intersect)しているという考え方です。 Crenshaw教授は、1989年の論文の中で、黒人女性がフェミニスト理論からも反レイシズム運動からも除外されることがあり、これは、人種とジェンダーが交差している現実を正確に反映していないからだと指摘します。 Crenshaw教授の論文の中には、こんな例が出てきます。 DeGraffenreid v. General Motors
これはわたしの観測範囲の問題かもしれないんですけど、最近のインターネットを見ていてよく思うのが、「マジョリティである」と認識することの難しさです。 ひとはいろんな属性を同時に持っているので、ある場面ではマジョリティだけど別の場面ではマイノリティである、といったことはあります。 でも、それがわからない人がすごく多い気がする。ある文脈ではマジョリティになっているにも関わらず、自分のことをいついかなる時も絶対マイノリティだと思っていて、批判されると「また口をふさがれた」みたいな被害者意識を強めてしまう、みたいな光景をめちゃくちゃよく見る。その被害者意識が攻撃に転じる。で、すでに抑圧されている人をさらに傷つけてしまう。そういう、最悪な負の連鎖があらゆるところで起きている気がする。 多分それって「マジョリティである」と認識すること、それにまつわるあれこれを引き受けることが本当に難しいからっていうのも
[コラム]韓日間レーダー照射論争の自画像 : 社説・コラム : hankyoreh japan 日本では、昨年の暮れから連日のように報道されている「レーダー照射問題」。この問題に関する日本国民の関心は、おそらく「日本が正しくて、韓国が間違っている」かどうかということでしょう。たしかに、揃いも揃って「日本が正しくて、韓国が間違っている」という論調の日本のマスメディアの報道に日夜接していたら、そのような関心しか持てなくなるのは無理もありません。しかし、私が思うに、日本国民が本当に問うべきなのは、「日本が正しくて、韓国が間違っている」かどうかではなく、もっと別のことです。すなわち、それは「不確かな話を基に日本の政府とマスメディアが国民の韓国に対する敵意を煽り、国民が政府の思惑通りに煽られている」ということです。 2018年12月28日付けの時事通信社の報道によれば、“韓国政府は11月、日韓合意に
どうも、日本出身だけど、アメリカで暮らしているイチカワユウです。 日本と外国の両方の社会を経験している人にありがちな口癖として「日本は…」というのがあると思う。わたしもそれを言いたくなる気持ちはわかるんだけど あまりにそれを多用してしまうのは、現実を捉える妨げになると思ってる。 1) 個人の感想の限界 国民性とか、その国独特の文化についてとか、気づいたことをシェアするのは確かに面白い。わたしもよくやる。 でも、そのあなたが感じた気づきは単に自分の経験に基づく仮説に過ぎない。あるあるネタとして楽しむのはよいけど、それが本当にその国の本質として、正しいかどうかはわからない。その限界を自覚してたら、断言はできないよね。 2) 外国とか、欧米とか、広すぎて無理 日本と比較する対象としては、アジアでもアフリカでもいいはずだけども、よく目にするのは「日本vs欧米」みたいな書き方。でもさ、考えてみて。「
公立高校の入学願書にある性別欄について、大阪府と福岡県が2019年春の入試から廃止を決めたほか、神奈川県や熊本県など14道府県が、20年春以降の廃止を検討していることが分かった。自分の性別に違和感を持つトランスジェンダーなど、性的少数者への配慮を理由としている。 全国の自治体では、性的少数者への配慮から市民が提出する申請書などの性別欄の廃止が進んでいる。大阪府と福岡県が、19年春の入試から入学願書の性別欄を廃止すると決めたのを受け、朝日新聞が、全国47都道府県の教育委員会に昨年11~12月、アンケートを実施した。 入学願書は、入試の際に志望校に提出する書類で、住所や氏名などを生徒が記入する。大阪と福岡以外の45都道府県では、性別欄があった。多くは男女の別を選ぶ選択式で、記述式のところもあった。 性別欄の廃止を検討しているとしたのは14道府県。うち、神奈川と熊本、徳島の3県が20年春の入試か
インターネットの普及で急増している未承認の医薬品などの個人輸入について、厚生労働省が近年目立つ偽造薬の流通や健康被害を防ぐため、法規制を整備する方針を固めたことが6日、分かった。偽造薬を水際で食い止めるなど個人輸入を厳格に監視・管理。税関との連携を強化し、麻薬取締官に捜査権限を付与することを検討する。次の通常国会に医薬品医療機器法の改正案を提出することを視野に入れている。 医薬品や医療機器、化粧品を営業目的で輸入する場合、厚労相や都道府県知事の承認・許可が必要になる。個人が自ら使用するために輸入する場合は、厚労省局長通知に基づき、地方厚生局に商品説明や医師の処方箋などを提出。他に転売や譲渡しないことを確認した上で、通関時に必要な薬監証明を取得しなければならない。ただ、個人で使用することが明らかな数量(2カ月分など)である場合は、薬監証明を得る必要がない。 個人輸入は近年急増している。厚労省
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