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ブックマーク / yuhka-uno.hatenablog.com (10)

  • 「人権派」な人の性加害案件を見て、父の精神的虐待を思い出した話 - 宇野ゆうかの備忘録

    www.buzzfeed.com 「人権派」と言われ、弱い立場の人々に寄り添った活動をしてきた人が、セクハラやレイプをしていたことが発覚して、多くの人が「まさか、あの人がそんなことをするなんて」という反応をしているらしい。でも、私は特に驚かない。「ああ、父に似た人なのかな」と思うからだ。 私は今のところ、父が女性をレイプしたという話は聞いたことがないし、私自身が父から性的虐待を受けていたわけでもない。ただ、「反差別」で「人権派」な思想を持っていた父親が、一方で家族を抑圧し、娘の私に精神的に寄りかかって甘えていたことが、この構造と共通した部分があると思うのだ。 あと、最初に言っておくが、この手の人は右にも左にもいる。違いがあるとすれば、周囲の反応のほうだろう。 父は、自分に対する「NO」を受け付けない人だった。なので、私は、娘の好みなどわからない父親が買ってきたダサい服を、もらった時に「あり

    Jcm
    Jcm 2019/01/27
    これあるよね。/「フェミニスト」を名乗りながらトランス女性を標的にヘイトスピーチ吐きまくってるのも似たような例。↓こういうの平気で言えるのとかも。/自分も何かしら当てはまるところが無いか内省している。
  • 中高6年間、自分で弁当を作って持って行っていた私が思う、「給食か弁当か」問題 - 宇野ゆうかの備忘録

    nlab.itmedia.co.jp タイトルの通りである。私の両親は共働きだったので、中学高校と6年間、自分で弁当を作って学校へ通っていた。なので、こういう「給か弁当か」問題については、色々言いたいことがある。 結論から先に言うと、「『弁当か給か』の議論は、私のような子供の存在を基準にして考えろ」だ。そして、そこから導き出される結論は1つ。「給が最善。論点は予算の問題だけにしろ。余計な精神論を混ぜるな」だ。 「お弁当を作りたいお母さんの気持ち」?それよりも「弁当を毎日作らざるを得ない子供の気持ち」を考えろ! そもそも、公教育は、家庭の事情がバラバラな子供たちに、ある程度均一な教育を与えるためのものであり、その点に立ち返るなら、家庭の事情がバラバラな子供たちの事事情を補うためにも、給が望ましいのは当然の話である。 成長に必要なものを与えられる環境で育つのは、子供の権利であり、子供

    中高6年間、自分で弁当を作って持って行っていた私が思う、「給食か弁当か」問題 - 宇野ゆうかの備忘録
    Jcm
    Jcm 2018/12/26
    賛同。私は食べられない給食を出されて居残り地獄だった小学校時代よりもその後の弁当作ってもらってた小中学校時代の方がマシだった立場だけど、それでもちゃんとした給食が無料で食べられるならそうあって欲しい。
  • 白髪を染めないのはマナー違反なのか?――髪色とドレスコード - 宇野ゆうかの備忘録

    www.huffingtonpost.jp ある女性が、白髪染めをやめてグレイヘア・スタイルにしたことついて取り上げた記事を読んで、まだ白髪の生えていない私も、色々と思うことがあった。 記事の中では、大きく分けて2つの「常識」が出てくる。ひとつ目は「白髪を染めないのは失礼」という「常識」。もうひとつは「女の子はかわいくてきれいがいい」という「常識」だ。この記事では、とりあえず「白髪を染めないのは失礼」という「常識」について考えてみようと思う。 白髪育てを始めてから、いろんな反応がありました。染めるのをやめてからほどなく、「マナー違反だ」と知人から言われました。「なんで染めないの? 相手に失礼じゃないか」って。「なんで染めないの?(若いのに)もったいない」とも。これは、特に男性から言われましたね。 面と向かって言われて、世間の「常識」ってこうなのか、と改めて知りました。 年長者世代の女性たち

    白髪を染めないのはマナー違反なのか?――髪色とドレスコード - 宇野ゆうかの備忘録
    Jcm
    Jcm 2018/12/12
    韓国外交部長官の康京和氏を初めて見たときのポジティブな衝撃を思い出した。あれだけ堂々とした白髪の女性の政治家がいて、しかも大臣クラスまでやっている。そこからして既に強力なメッセージ性があるんだよね。
  • 「ダサピンク現象」から5年~『女の子は本当にピンクが好きなのか』より - 宇野ゆうかの備忘録

    「ダサピンク現象」とは、決して「ピンク=ダサイ」という意味ではなくて、「女性ってピンクが好きなんでしょ?」「女性ってかわいいのが好きなんでしょ?」「女性って恋愛要素入ってるのが好きなんでしょ?」という認識で作られたものの出来が残念な結果になる現象のことを言います。 — 宇野ゆうか (@YuhkaUno) August 28, 2013 私が上のTweetをしたのが2013年のこと。この呟きは、2016年に堀越英美さんの著書『女の子は当にピンクが好きなのか』の中で引用された。最初の呟きから5年経った今、もう一度、私がピンクについて考えたことをまとめておこうと思う。 女の子は当にピンクが好きなのか (ele-king books) 作者: 堀越英美 出版社/メーカー: Pヴァイン 発売日: 2016/02/26 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログ (7件) を見る 私

    「ダサピンク現象」から5年~『女の子は本当にピンクが好きなのか』より - 宇野ゆうかの備忘録
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    Jcm 2018/08/12
    “ロックな人が「女子供は黙ってろ!」みたいな振る舞いをするのは、めちゃくちゃ体制側だし、全然ロックじゃないんじゃない?”“むしろ、男がピンクでかわいいってことのほうが、ロックだと思う”←強く同意
  • マジョリティは冷静なのではなく、鈍感なだけ - 宇野ゆうかの備忘録

    「トーンポリシング」という言葉があるように、差別や抑圧について怒ると、決まって「感情的だ」と言う人がいる。そういう人は、どうやら自分のことを冷静だと思っているようだ。 世の中には、「感情的な人は、ちゃんとした議論ができない」「感情的な人は正しくない」という思い込みがある。しかし、これはあくまでも、両者が対等なテーブルについていることを前提とした場合だけである。そもそも両者が対等ではない場合、特に、一方が抑圧する側でもう一方が抑圧される側である場合には、この前提は成り立たない。 例えば、こういうケースだ。 パワハラを受けて、思い出そうとするとPTSD症状が出て、過呼吸になって取り乱してしまう元社員と、平然としているパワハラ上司。 過労死で亡くなった元社員の遺族と、何が悪かったのかさっぱりわかっていないブラック企業経営者。 いじめを受けて、必死で反撃する子供と、へらへら笑っているいじめっ子 か

    マジョリティは冷静なのではなく、鈍感なだけ - 宇野ゆうかの備忘録
    Jcm
    Jcm 2018/08/06
    全くその通りだ。どこからともなく現れてはマイノリティーの口を塞ごうと「冷静に!」「感情的にならずに!」と叫ぶ人よ、それのどこが冷静なのか。特権を振りかざす為にしれっと居直られるのも背筋が寒くなるけど。
  • セカンド差別またはトーンポリシングについて~差別解消と炎上 - 宇野ゆうかの備忘録

    id:koenjilalaさんのエントリにブコメを書いたところ、今更ブコメの返信が追記で書かれているのに気がついた。コメント欄にお返事を書こうかと思ったけど、長くなったのでこっちに書きます。なお、この話は前回記事『ほとんどの女性が性犯罪被害者であることを知った男性に、気をつけてほしいこと』から派生したものです。 blog.lalamiamor.net まず、私のブログは、基的に、私が書きたいと思ったことを書いています。 これまでにも、「こういうことを書いて」と言われることは、度々ありましたが、私はお金をもらって書いているわけではないので、基的にそういったご要望にはお答えしておりません。 あの記事は、この問題について知ったばかりで、理解したい、何かしたいと思っている人や、「やらかして」しまった人に、「とりあえず、これを読んで下さい」と提示できるものを作っておこうと思って書いたものです。

    セカンド差別またはトーンポリシングについて~差別解消と炎上 - 宇野ゆうかの備忘録
    Jcm
    Jcm 2018/07/21
    “一方で、性暴力被害について改善していく気のない人(多くは男性)が、女性を黙らせたい時だけ「男性の性暴力被害も考えるべきだ」と言い出すのは、よくある現象”←シス女性もトランス女性に対して言ってくるね。
  • ほとんどの女性が性犯罪被害者であることを知った男性に、気をつけてほしいこと - 宇野ゆうかの備忘録

    news.yahoo.co.jp 新潟の女児殺害の報道、胸が痛くてみれません。山口メンバーの件も然り。 私が男性だからか、被害者の声を聞く機会もなく、報道をみても「自分はそんなことしない」で思考停止に陥ってました。実態を知って考えたいので、女性の方、教えて下さい。 未成年の時に、痴漢・性的いやがらせ・セクハラ等を — りょうたっち (@ryoutacchi3) May 16, 2018 Twitterで、りょうたっち (@ryoutacchi3)さんという男性が取った、女性に対して、「未成年の時に、痴漢・性的いやがらせ・セクハラ等を」経験したことがあるかないかと問うたアンケートが、回答者10万票を超えて、ちょっとした話題になっています。閲覧用を選択した人を除けば、およそ8割の人が「ある」と回答する結果になりました。この回答結果は、りょうたっちさんにとっては、とてもショックだったようです。

    ほとんどの女性が性犯罪被害者であることを知った男性に、気をつけてほしいこと - 宇野ゆうかの備忘録
    Jcm
    Jcm 2018/05/25
    めちゃくちゃ基本的な話を率直にまとめた良エントリ。これ見て「上から目線」とか言ってる人には「もしかしたら今の自分は“上から目線”なのか?」と自省してみて欲しい。/見出しの根拠はTwitterだけではないよ。
  • ゆずの外国人観が20年ほど古い気がする - 宇野ゆうかの備忘録

    最近、何かと話題になっているゆずの新曲。 ゆず ガイコクジンノトモダチ 歌詞 右だの左だのということは、もう既に他の人が十分に言及しているので、私はここでは特に言及しない。それよりも、私はこの歌詞の冒頭三行で、既に違和感を感じた。 きょうび、東アジア文化圏以外の外国人でも、箸をうまく使える人は、特に珍しくもない。もしかしたら、ゆずの外国人観は、世界で日中華料理のレストランが普及する以前の、20年くらい前で止まってしまっているのではないだろうか。 spotlight-media.jp それも含めて、『ガイコクジンノトモダチ』に登場する外国人は、あまりリアリティが感じられない。歌詞に登場する外国人は、ゆずの身近にいる実際の外国人ではなく、20年前の外国人のイメージと、最近テレビでよくやっている、マスメディアが編集しまくった、実態のない「日大好き外国人」のイメージが、合わさったものなので

    ゆずの外国人観が20年ほど古い気がする - 宇野ゆうかの備忘録
    Jcm
    Jcm 2018/04/22
    20年くらい前のあまり物事をよく分かっていない所謂“普通の日本人”(≒無自覚な右翼)の感覚。
  • 『LGBTが気持ち悪い人の本音』はなぜ炎上したのか―加害者側の理屈を発信するということ - 宇野ゆうかの備忘録

    withnews.jp さて、前回記事“『LGBTが気持ち悪い人』の感覚―「理解」と「罪」の認識のズレ”では、LGBTを差別してしまう人の心理にスポットを当てた記事を書いたが、今度は、この記事を書いた記者が、どこをどう間違ってしまったのかについて、スポットを当てて考察してみようと思う。 しかめっ面をした、怖そうな人? 人の話を聞かず、持論を一方的に話し続ける人? 斜に構えた、皮肉屋? (中略) スーツ姿のBさんは、人なつっこい笑顔で現れました。 Bさんは、苦笑します。 とても正直に、見栄をはらずに話してくれていることが、伝わってきます。 「差別意識で、いじめてやろうと思って発言したら、たたかれるのは当然。でも、異性愛が普通だと教わって育ってしまったから、全く悪意のない、うっかり吐いた言葉が『差別だ』と炎上することがある」 上記引用文から察するに、記者もBさんも、差別とは何なのかを理解してい

    Jcm
    Jcm 2018/04/20
    “私が元記事を読んで思ったことは、「ごく普通の、よくいる加害者と同じだな」ということだった”←これ、Bさん・原田記者とも、該当すると思う。そしてそれを散々指摘されても、全く反省の色が無い。恐ろしいよ。
  • 『LGBTが気持ち悪い人』の感覚―「理解」と「罪」の認識のズレ - 宇野ゆうかの備忘録

    withnews.jp LGBTに対する差別感覚がある人へのインタビュー記事。内容としては、「差別をする人って、どんなに悪い人かと思ってたら、実は人懐っこい笑顔の、いい人でした」みたいな感じ。まぁ、著者にとっては目新しかったのかもしれないが、LGBTを始め、被差別マイノリティの人たちにとっては、特に目新しいものではないだろう。 なぜなら、差別される側の人にとっては、「普通のいい人」が差別的な発言をする場面に遭遇することは、あるあるな話だからだ。むしろ、特に関心を持っていなかったり、嫌なやつだと思っている人よりも、好感を持っていた相手が差別的な発言をした時のほうが、不意打ちをらった時のように、ダメージが大きかったりする。それは時に、大好きな親や友人、尊敬する先生や上司、パートナーだったりする時もある。差別されるということは、そういう経験を度々するということだ。 ここで書かれているのは、「凡

    『LGBTが気持ち悪い人』の感覚―「理解」と「罪」の認識のズレ - 宇野ゆうかの備忘録
    Jcm
    Jcm 2018/04/08
    全くその通り。/“「社会的に葬られる」と言うが、LGBTの人たちは、それこそ、周囲にゲイだということが知られると、仕事を失い、家族にも理解されず、実際に社会的に葬られてきた”←住処を追われたりも。
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