現在の定年年齢について、75%の企業が「60歳」と答えた。現状では、定年が65歳以上か、定年を定めていない企業は、20%にとどまっている。 年金受給開始年齢が2025年に65歳へ引き上げられるのを受けて、2013年4月に施行された改正 高年齢者雇用安定法では、「定年の引き上げ」「継続雇用制度の導入」「定年の廃止」のいずれかが義務付けられた。 そうした法改正を受けて、企業側ではどれだけ対応が進んでいるのだろうか。エン・ジャパンは「高年齢者(シニア)雇用」についてのアンケート調査を行い、人事担当者325名から回答を集めた結果を2014年8月28日に発表。各社人事の取り組みについて明らかにしている。 まず、現在の定年年齢について。75%の企業が「60歳」と答えた。現状では、定年が65歳以上か、定年を定めていない企業は、20%にとどまっている。
