ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンが世界31カ国における人材の需給効率についての研究結果を発表。日本の人材ミスマッチが加速していると伝えた。 アジアで最も深刻な人材ミスマッチを抱えているのは、日本――。ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンが2014年11月6日に発表した「グローバル・スキル・インデックス2014年版」でそのように分析している。 同社が人材の需要・供給の状況を評価・分析したレポート「グローバル・スキル・インデックス」では、人材の確保のしやすさを指標化。5.0を最適な状態とし、0に近づくほど人材の確保が容易(人手余り)、10に近づくほど人材の確保が困難(人手不足)な状況だと数値化している。 その2014年版では、日本は前年の9.1を上回る9.5となり、人材の確保が困難である状態だと評価されている。全31カ国の中では、アイルランド、ポルトガル、スペイ