太陽に彗星が衝突する瞬間を捉えた映像は他にも何本かありますけど、こ、これは...! NASAの太陽探査機「SOHO」が先週火・水に捉えた最新の美映像です。 こういう彗星は「sungrazers(太陽の近くをかすめるように通る彗星)」と呼ばれ、その90%はクロイツ群という彗星群に属しています。クロイツ(Kreutz)群は元々ひとつの巨大な彗星だったのが何世紀も前にボカーンと爆発し、夥しい数の彗星にわかれてできたもの。まだ沢山破片が残っており、しかも場所が太陽の近日点にすごく近いため、太陽表面に時折ぶつかってしまうんですね。 この彗星もおそらくクロイツ群のものと思われます。 発見したのはアマチュア天文愛好家のSergey Shrupakovさんです。 なんと言っても映像の見どころは、太陽突入の瞬間に立ち昇る見事なコロナ質量放出(CME)ですよね! まるで氷とダストの小さな塊が母なる太陽を揺るが
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